まだ生きものといえば、海のクラゲしかいなかった頃のこと。 いっぴきのクラゲが夜の海に浮かんでいたら、ほうき星から声をかけられ、楽しい一夜をすごしました。 クラゲには、星に伝えたい言葉がありましたが、星が再び流れてくるのを待つ間に老いてしまって……? ちっぽけなクラゲと、ひとりぽっちで旅するほうき星の切なくも愛しい物語。
ある晩、クラゲとほうき星は楽しいひと時を過ごします。クラゲは「だいすき」だということをほうき星に伝えるために再会したいと願いますが、待つうちに年老いてしまい、願いは子孫に託すことにします。とてもロマンティックなお話です。幼稚園年少の我が子にはまだよくわからなかったみたいですが、小学生は気に入っていました。 (じっこさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子4歳)
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