そろそろ気になっている方も増えてきているのではないでしょうか・・・絵本作家かがくいひろしさん。 ほんわかしているけど、シュールで個性的な絵。予測のつかない不思議なお話の展開。 今度のお話も、やっぱりちょっと見ただけじゃ、内容の予想がつきません。 この方が更に面白いのは、こんな何でもない「じゃがいも」や「さつまいも」を主人公にしてしまうところ。 でも、なぜかとっても表情が豊かで生き生きしてるんですよね・・・。 さて、お話は。ものぐさコンビのじゃがさんとさつまさんが電話で出前を頼みます。ラーメンとカレーライス、おすしに天丼に・・・。さぁ、最初にラーメンとカレーライス、のはずがやって来たのは? 「こんなでまえがきたらどうする!?」 どうなるんでしょう。それは読んでのお楽しみ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
ぐうたら者の、じゃがさんとさつまさん。おなかがすいて、でまえをとることにしたのですが、やってきたのは・・・・ふしぎなでまえ!さてさて、ふたりは無事にカレーライスとラーメンを食べることができるのでしょうか?おかしなおいしいおはなし。こんなでまえがきたらどうする!? かがくい ひろしのふしぎでおかしいお話。
2回目の小学校の図書室での,おはなし会で
この本と,川端誠さんの「うえきばちです」,ステファニー・ブレイク の「うんちっち」を持っていきました。
ユーモア絵本の揃い踏みです♪
「今日はどの本を読もうかな?・・・」
ちょうど,中華料理屋さんのお子さんの顔が見えます。
「そうだ!!今日は○○ちゃんがいるから,おいしい出前の話にしよう♪」
と この本を取り出すと,子供たちは「わあぁ♪」
言われた本人も ちょっと くすぐったそうに笑っています。
さて,じゃがいも君とさつまいもさんの奮闘振りを
熱く擬音で語り,
途中,「出前って 大変なんだねぇ」のせりふを実感を込めて,その子に向かって発しました。
「そうだよ たいへんなんだよ」とその子の目が,頷いています。
最後のオチはさりげなく。
裏表紙のすし桶くんと丼くんの後姿で もうひと笑い。
後引く,おいしい笑いの絵本でした。 (あんぴかさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子8歳)
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