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野菜の色や、カラスの色の由来を語った日本民話は、「ほんとうにそうだったらおもしろい!」と子どもたちをわくわくさせます。このお話もそのひとつ。笑いすぎておなかがはじけてしまうなんて、ちょっとどきっとしますが、そういうちょっとブラックな部分も、民話ならではの味わいです。軽快な文章で繰り返し楽しめます。
とにかく絵が魅力的ですね。このお話は日本の昔話です。わたしは紙芝居を持っていて、それはそれで面白かったのですが、お話の流れというか、面白さのつじつまがこの本の方がよく理解できました。
わらなど、細いし擬人化するのも難しいのでは?と思いますが、表情豊かで動きがあって見ていて飽きません。
最近になって、近所の公民館内の図書室で幼児〜小学生への読み語りにも参加しはじめました。ぜひ紹介しようとおもっています。 (ふぇるとさん 40代・その他の方 )
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