サーモン? それともトロ? 『おすしが ふくを かいにきた』【NEXTプラチナブック】
おすしが買い物にやってきた。ずらりと並んだ華やかなネタ……いえ、服を見ながら迷います。
「サーモンにします?」 「おもいきって、トロにしようかな?」
続いてアイスは帽子を買いに、箱の親子はリボンの着付け、サウナにやってきたのはシュウマイ、ソーセージは車を買いにきます。いちごが自分のベッドに選んだのは……?
ミニチュア写真家・見立て作家として大人気田中達也さんが手がける写真絵本第2弾。「おすしがふくを」という言葉だけで、すでに期待に胸が膨らみます。いったいどんな「みたての世界」が繰り広げられているのでしょう。
お皿のビルにいくらのネックレス、板チョコのカウンター、美味しそうなパンの車にレタスの海、マカロンのソファーに美味しそうなベッド。使われているのは見たことのあるものばかりだけれど、登場するのは最高にワクワクする見たことのない店ばかりの仮想の街。
じっくりゆっくり繰り返し、画面の隅々まで眺めて楽しんでくださいね。買い物を済ませた彼らは、その後どんな一日を過ごすのか。次の日になったらお店にはどんな商品が並ぶのか。あるいは次に登場するとしたらどんなお店がいい? きっと、想像の世界も止まらなくなってしまうはず!
(絵本ナビ編集長)
マグロのおすしがお店に買い物にやってきた! タマゴ、エビとたくさんあるすしネタから、何に変身するのかな? 身近なものを、本物そっくりの何かに見立てる「みたて」の世界で、楽しいストーリーを作り上げる田中達也の絵本第2弾! おすしやアイスクリーム、ソーセージやいちごが、とってもリアルな仮想の街で愉快なお買い物を楽しみます。 すみずみまで楽しい写真絵本。 2022年10月刊
どこかで見たようなタッチの表紙・・。
大好きな青山美智子さんの表紙をいくつかご担当になられている
田中達也さんの絵本でした。
タイトルが衝撃的です。
「おすしが、服を・・」????
しゃりが、ネタをまとうということを「服」に例え、
それと同様に
アイスが帽子を・・、箱が着付けを・・えんぴつがカットに・・。
そういえば子どもの時ちょっと感じてたなぁという
擬人化が
ミニチュアになって、展開していきます。
細かいところまで気になって気になって、眺めてしまいます。
裏表紙の見開きには、迷路まで!!
楽しい楽しい絵本です。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子18歳)
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