ママが小さかったころは、お皿の上に食べ物を残したりしなかったそうです…。でも、それ、ほんと? 絵と文のギャップが楽しい本。
【田中パパ】 これは、妻に隠れてコドモとコッソリ読む絵本。 どんなオトナも、コドモの頃は、聞き分けが悪くて、反抗的で、隙あらばいたずらとアッカンベーをしていたはず。そんなコドモ時代を忘れて、マシンガンみたいにガミガミ言っても、そこはお里が知れている、というもの。ま、気持ちは分かるんだけどね。 これは、「だめよ、デイビッド!」(デビッド・シャノン作) の女の子版。それも、ちょっと変化球だけど。 言ってることと、絵が表現していることのギャップがとにかく楽しい。 「オトナが言うことは常に正しい」という思い込みは、小さいうちから疑ってかかるクセをつけとかないとね。そうしないと、ニュースや教科書を鵜呑みにする子どもになっちゃうからさ。
このお話は、ママは昔はいい子だったんだからいい子にしなさいっていうのを子供に言いたいお母さんのお話だったのですが・・・・絵本の絵のお母さんはその真逆で、とってもイタズラでわがままでした。うちの子はその反対な感じが面白くってゲラゲラ笑っていました。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子5歳)
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