ゆうたの家のくるみの木。家族みんなで大切にしてきたのですが、ある日おばあちゃんの部屋を庭に作ることになって…。悩んだ末に決めたゆうたの心。そしてゆうたとおばあちゃんが向かった場所は…。
ゆうたが生まれる前に芽を出した川原で拾ってきたクルミ。
庭に植えられてゆうたと一緒に育っていました。
それが田舎からおばあちゃんが出てきた一緒に住むことになり
くるみのきを切ることに。
とても命のつながりを感じる本でした。
おばあちゃんからお父さん、そして僕。
川原のクルミの木から落ちた実が自分の家で木になり
そしてまたその実を川原に埋める。
色のない版画の挿絵なのですが、とてもあたたかいおはなしで
子供と一緒に感動してしまいました。
色々なものとのつながりに気づきとおばあちゃんを敬う気持ちを持って
ゆうたが成長していく姿が大きく感じました。 (リーパンダさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子6歳)
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