遠く西アフリカのガーナでカカオを収穫している「そのこ」と、日本にいる「ぼく」との日常を描く。谷川俊太郎のシンプルながらも心打つ詩と、塚本やすしの力強い絵が胸にせまる、児童労働をテーマにした絵本。
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遠く西アフリカのガーナでカカオを収穫している「そのこ」と、日本にいる「ぼく」との日常を描く。谷川俊太郎のシンプルながらも心打つ詩と、塚本やすしの力強い絵が胸にせまる、児童労働をテーマにした絵本。
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西アフリカのガーナでの、児童労働の現実を、
谷川俊太郎さんの文章で語ります。
子どもたちにも馴染みのあるチョコレートの原料のカカオ豆生産では、
多くの子どもたちが働いているのですね。
恵まれた自分の境遇と、「働くこと」を背負った子どもたちの対比は、
やはり心に訴えかけてきます。
塚本やすしさんの絵も、静かに力強く、その現実を描き出しています。
やはりこの視点も、子どもたちに知ってほしいですね。
同様のテーマの『ぼくがラーメンたべてるとき』と一緒に
小学校で読みます。 (レイラさん 40代・ママ 男の子21歳、男の子19歳)
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