
パパが突然いなくなった。いつ帰ってくるかママも知らないって…。不安な気持ちをかかえたままぼくは病気のおばぁちゃんのおみまいに行った。ママに「通ってはダメよ」と言われている森の中の道を通って。森の中の道は心の中? 少年と一緒に不思議な世界にでかけてみませんか?
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パパを探してぼくが入っていった森の中はモノクロの世界。
何かおどろおどろしさが漂います。
じーっと眺めていると様々なモノが見え隠れ。
『ジャックと豆の木』『しらゆき姫』『ヘンゼルとグレーテル』などいろんなおとぎ話の世界が広がってゆきます。
娘には敢えてこの隠し絵のことをいわずに読んであげたら
オオカミだけは見つけることができて得意げになってました。
・・・がその他はスルー・・・・^^;
娘にはまだおとぎ話でも馴染みのないお話が結構あるので
そんなお話を読み込んでからこの絵本を読むと
もっと楽しめるだろうなと思いました。
なるほどそれで絵本ナビさんの対象年齢は小学校低学年になっているのだと合点がいきました。
でもモノクロとカラーのコントラストが絶妙だし
私には隠し絵のミステリアスな雰囲気の後に
ふわーっと訪れる安心感のようなメリハリも気に入りました。 (さえら♪さん 30代・ママ 女の子5歳)
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