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かぜのでんしゃにのって
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かぜのでんしゃにのって

作: やすい すえこ
絵: 葉 祥明
出版社: 絵本塾出版

税込価格: ¥1,430

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2011年09月
ISBN: 9784904716533

出版社のおすすめ年齢:4・5歳〜

みどころ

「かぜのでんしゃ」に乗っているのはたんぽぽの綿毛たち。
新しい明日に向かって出発し、自分で降りる場所を決めるのです。
それは深い森、暗い谷、海、野原、どこかのうちの窓辺・・・降りた場所に根をはり、黄色く明るい花を咲かせます。「どこに咲いたらいいのかわからない」最後の綿毛が降りた場所は?

ふわふわと舞い降りる綿毛たちや一面に花を咲かせた大地など、葉祥明さんの描く絵はどこまでも美しく、透明な空気感にあふれています。だけど同時に、どこの場面からもとても強い意志を感じずにはいられません。例え降りる場所がどこであろうと、その場所に根ざし花を咲かせる。そして、そこにいる動物たちや人の心をあたためる・・・私にはそれが子どもたちの存在そのものに見えるのです。
いるだけでまわりを照らしてくれる「明るさ」と「生命力」、それが子どもたち。今こんな時代だからこそ、改めてこの作品から感じ取ってしまうのかもしれません。
もしどこに進めばいいのか、どこに降り立てばいいのか迷ったとしても、あなたの存在は必ず必要とされている・・・この絵本を読む子どもたちみんなにそう伝わると嬉しいです。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

かぜのでんしゃにのって

出版社からの紹介

風に吹かれて飛んでいく、たんぽぽの綿毛。深い森、暗い谷、青い海、広い野原、日差しの窓辺。

あちこちを、飛び回って、飛び回って、根を下ろし、花を咲かせる仲間たち。

一番最後に「かぜのでんしゃ」にから降りた綿毛が花をさかせるのは、いったいどこ?

ベストレビュー

葉さん

葉さんの作品だったのでこの絵本を選びました。やさしい描き方にこおろが暖かくなりました。仲間と一緒にいる綿毛のわららかな笑顔が心に残りました。字がないページもとてもインパクトがありました。植物の生命力を感じられる絵本でした。
(なびころさん 30代・ママ 女の子4歳)

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