
フライラという女の子が、草むらで小さなまるいひょうたんを見つけます。どうしても欲しくなり、お母さんにとってもらいました。そのひょうたんは不思議なことに、フライラがとびはねるといっしょにとびはね、かけだすと追いかけてきます。すっかり気に入ったフライラは、ひょうたんといっしょに遊びますが、突然、ひょうたんは「肉が食いたい」といって足に噛みついてきました。それはひょうたんに化け肉を食う魔物だったのです。
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小学三年生のクラスの読み聞かせに使わせていただきました。
西アフリカの昔話ということで、人々の衣装や住んでいる土地のようす、住居など、絵でえがかれているものすべてに興味がいってしまいます。
そして、かわいいひょうたんの登場に、どんな楽しいことが起こるのかと期待していると。。。無言になってしまう場面が続きます。
こわさを感じてしまいますが、最後は、ほっと安堵する。昔話ならでは展開でした。
こわい内容があると、読み聞かせするときに、躊躇してしまいますが、
長く受け継がれた昔話であるなら、これまでの人々の人生の糧になった本。きっとだいじょうぶと信じて読みました。これからの世の中には、もっともっとたいへんなこともあるでしょう。そのようなときに、このような昔話が力を与えてくれると思うと、私自身ももっといろいろ読んでみたいと思わざるを得ません。 (けいご!さん 40代・ママ 女の子17歳、男の子13歳)
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