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いつどこで地震が起きても、想像力豊かに自分で自分の命を守れる方法を考える絵本です。幼児から防災の意識を高め、家庭でも読み聞かせを行いながら親子で防災を考えていきます。内容も絵柄を読み取りながらお話が進んでいきます。
2011.3.11大きな大きな東日本大地震が発生しました。突然の天災に多くに尊い命が亡くなりました。本当に心からご冥福をお祈り申し上げます。こんな時に、こんな絵本を読むなんてと、更には感想文を記載させるのもかなり悩みました。でも敢えて今だからこそ多くの子供達に読んであげたい、知ってもらいたいとその一心で書くことにします。日々不穏なニュースとともに余震が続くと、元気印の息子も何となく落ち着きがない様子。もちろん母として何が出来るかと思った時に、この絵本に助けられました。「地震」というモノをきちんと理解する、させることではないかと言うことです。ただただ怖いモノ、どうにも出来ないモノとだけ感じさせるのではなく、どうして「地震」が起きるのか?どんなことを引き起こすのか?どうしたら身を守ることが出来るのか?幼稚園や学校などで避難訓練をする重要性など本当に詳しく、分かりやすく、描かれている絵本です。専門的な知識はともかく、今、出来ること、今、理解しておくことはとても大事な事だと思います。是非多くのご家庭でこの絵本を手にしていただけるようお薦めします。 (1姫2太郎ママさん 40代・ママ 女の子17歳、男の子15歳、男の子 7歳)
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