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カロリーヌがガリバーになっちゃった!
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投稿日:2006/11/28 |
カロリーヌシリーズの中でも、とても面白くって楽しい作品です。
家の子は、題材の「ガリーバー旅行記」をまだ読んだことがないのですが、そんなことは関係なく楽しめました。
カロリーヌが誕生日に、「ガリバーのぼうけんりょこうーふしぎなくにへ」という本をプレゼントされるところから始まるお話です。息子の誕生日に合わせて、読みました。
カロリーヌが、その本を読みながら眠り込んでしまいます。目をさますと・・・なんと縛り上げられているではありませんか。おまけに小さな犬達に取り囲まれていたのです。
リリパット国ではなく、ちびいぬ国へ来てしまったのです。
奇想天外な展開は、原本通り文句なく楽しめます。
おまけに、なぜかちびいぬ国の景色を描いているところに、日本人の私達には、富士山にしか思えない山が描かれているのを見つけて、息子が興奮。
その後、でかねこ島へたどり着いたカロリーヌは、そのでかねこが、友達のプフとノワローだと気付いて激怒。
と、思ったらなんと夢だとわかり大笑い。
ワクワクするような楽しい展開が、子供をあきさせません。
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私にも守護天使がいるのかな・・・
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投稿日:2006/11/28 |
目から鱗な絵本でした。
もしかしたら、私のそばにも、目には見えないけれどもいるのかな。私だけの守護天使が・・・。
だとしたら納得できる、今まで生きていた中の危機一髪の場面が、頭の中にいくつも浮かんでくるのです。
だったら、もっと無茶すればよかった・・・。なんて思うのは、私だけでしょうか・・・。
読むとしみじみと今までの人生を考え、ちょっと心が温かくなる、心に響いてくる絵本でした。
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探してみたくなる、自分だけのこと。
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投稿日:2006/11/28 |
絵と文章のバランスが絶妙で、小学生の読み聞かせにぴったりの絵本です。絶対に次の読み聞かせに使おうと思いました。
スギヤマカナヨさんの描く絵は、登場人物のキャラクターをうまく描ききっていて、すごく気に入ってしまいました。
ぼく(ようた)が、自分だけの特別なことを一つ一つ考えて、あげていきます。
それを聞いていた別の登場人物が順に、また、一つ一つ補足してくれる掛け合いが、とても面白いところ。
これを読むと、自分は一体何が特別なのかなと、探してみたくなる衝動に駆られます。
その特別なことは、どれも愛すべき特徴であり、そんな特別をたくさん持っている自分は、本当に特別な存在なのだと認識することができるのでしょう。
自分が、唯一の存在で大切であるとわかれば、もう一つ広げて考えると、自分の他の人々も、それぞれが唯一特別で、大切で、愛すべき人々であることに気付くのではないでしょうか。
そんな素敵なことに、気付かせてくれる楽しくて素敵な絵本です。
最近注目されている森絵都さん、やはりすごく面白い切り口で、素晴らしいです。
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ちょっと、どこか怖い印象が・・・。
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投稿日:2006/11/28 |
佐々木マキさんの他の絵本が、すごく面白くって、初期の頃の絵本を探して読んだのですが、期待しすぎていたせいもあって、ちょっと当てがはずれてしまいました。
文字が少なく、絵が大きいので、絵を楽しめる絵本です。
かわいらしい絵は、いつも変わらず素敵なのですが、オオカミが、最後の最後まで真っ黒だったのが、残念に思いました。
オオカミが出会う、色々な動物達もかわいかったのですが、ウサギの目が、赤くえぐれて見えて、妙に怖かったです。
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声を出して読むとき、とまどってしまう。
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投稿日:2006/11/28 |
おばけのブルブルの人形劇の様子を描いています。
なんだか楽しげなのですが、正直とても読みづらかったです。擬音が、これでもかというほど出てくるのですが、作者の意図しているイメージが掴めないので、どう読んだらよいのかわからず、どうしても棒読みになってしまい、絵の印象とずれてしまいます。
個人的に気にいったのが、表紙の裏の絵。金のバックに、中国の墨絵のような景色の中をおばけのブルブルが宙を飛んで行く姿がなんとも味があって素敵です。
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強く、たくましく、生き抜いたおばあの話
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投稿日:2006/11/23 |
この本を初めて読んだ時、ものすごく衝撃を受けました。
沖縄のおばあの、若かりし日々の苦労の連続がつづられています。
石垣島は、私もバカンスで何度か遊びに行きましたが、あの素晴らしく素敵な島で、こんなに辛い思いをして、必死に生き抜いてきた女性がいたことに、とても驚きました。
今でさえ、夜ともなれば、島の山は真っ暗な所で怖いものです。昔は、尚のことだと想像できます。
その暗闇の中を毎日毎日、家族のために必死に走り続け、看病し続け、布団で寝ることなど皆無だったのです。
家までたどり付いても、布団まで行く元気が残っておらず、毎日縁側で寝てしまうということに、ひどく衝撃を受けました。毎日布団で寝ている私には、本当に信じられない驚きだったのです。
しかも、追い討ちをかけるように、病人に対する周囲の冷たい偏見の目にさらされ、決して誰も頼ることもできなく、それでも絶対にくじけることもなく耐え抜いた姿は、本当に感動の一言では、言い表せないくらい複雑な気持ちになりました。
こんな風に強く生き抜くたくましさを、現代に生きる私たちも見習わなければいけない。
でも、はたして私が同じ立場にたった時に、同じことができるでしょうか。私には、とてもできそうもありません。
ヨーンへの道、それは獣道でした。
自分が、いかに恵まれていて、幸せであるかを嫌でも実感してしまいます。
こんなどん底の中で生き抜いたおばあが、この本に描かれた時には、幸せそうに歳を重ねていることに、とても安心しました。
絵本としては、長いお話です。生きる姿勢を描いた、訴えるものの強いお話なので、小学高学年から、中学、高校、大人までに読んでもらいたいな、と思いました。
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ちょっと笑劇的でした。
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投稿日:2006/11/22 |
うんこがテーマの絵本もそれなりに読んできましたが、かなりインパクトがあったのが、この一冊です。
いきなり表紙に誰もいない、和式水洗便所が、リアルに描かれているところもかなり奇異に感じたのですが、中身もそれに負けていません。
うんちを毎日観察するということは、健康管理の観点から考えた場合、かなり有効なことなのですが、その観察する人物が、健康管理には、全くまだ興味があるとは思われない小さな男の子であるところが、意表をついていて面白いところです。
この絵本のうんちは、食べたものがそのまま如実に現れていて、なかなか圧巻です。なんだか、どこかからにおいまで漂ってきそうな、そんな錯覚に陥ってしまいました。
そして、私も子供のオムツを替えていた頃、離乳食に与えたほうれん草を食べると緑色の便が出ることなどに、新鮮な驚きがあったことを思い出しました。
親子で読みながら、笑ったり、感心したり、思わず、
「うーん」
と唸ってしまった絵本です。
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虫好きなお姫様のちょっと面白いお話
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投稿日:2006/11/19 |
平安時代のちょっと変わった虫好きなお姫様のお話。
「堤中納言物語」のお話を絵本にしたということで、物語の中で、手紙代わりに歌をやり取りする場面などもあり、なかなか読み応えがあります。ちょっと聞きなれない言葉も多いので、小学生高学年以上から大人向けかもしれません。
昔の、一般的な化粧である、お歯黒などを全くほどこさないお姫様は、変わり者というレッテルを貼られてしまいます。
しかも、小さな男の子達に、虫を集めてくるように頼んでいるのですから、女の子としては、変わっていると言わざるをえません。
でも、違う角度から見ると、好奇心旺盛で研究熱心な人物であるともいえます。もしかしたら、一つの物事を追求する学者肌だったのかもしれません。
どちらにしろ非凡な人物名あまり、まわりからは浮いた存在だったのでしょう。
平安時代の文化のにおいを感じるような興味深いお話でしたが、小三の娘には、ちょっと難しかった様子で、反応は芳しくありませんでした。でも、私には、すごく面白かったです。
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父の強く深い愛情
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投稿日:2006/11/19 |
実話ということで、感動もひとしおでした。
そして、昔の人は、本当に苦労をいとわなかったのだなと感心するばかりです。
また、現代では、水道をひねれば簡単に、しかもいくらでも出てくる水の有難さをこの絵本を読むと感じることができます。
こんな風に貧しい生活の中で父親の苦労する姿を日々見せ付けられたら、どうしたって父を尊敬するだろうし、家族の絆も深くゆるぎないものとなるのでしょう。
父の強く深い愛情を感じて、目がうるんでしまいました。
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自分と重ね合わせてしまう
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投稿日:2006/11/19 |
予定日を過ぎても赤ちゃんが生まれなくて、予定入院してしまうところが、私の長女出産時と全く同じなので、自分の時を思い出しながら読んでしまいました。
なんだか前半の様子は、正に自分を見ているようで、懐かしかったです。
私の場合は、予定日を二週間過ぎて、入院。月曜に入院したのに、生まれたのは、金曜日。よっぽどママと離れたくない赤ちゃんなのだと思いました。
しかも、陣痛、吐きまくりで二日間苦しんだ挙句、結局帝王切開になってしまったので、出産前も後も、苦痛に耐えなければならず、「あなたの時は、もっとたいへんだったのよー。」と、娘にいったら、ちょっとおののいておりました。
この絵本を読んでもらうと、子供達は、それぞれ自分の生まれた時のことを知りたくなって、親子の会話が生まれます。
親の愛を確認でき、幸せな気分になるのではないでしょうか。
この絵本のお父さん版も、とっても素敵な絵本ですよ。
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