世界の国からいただきます！（徳間書店）

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本！

ふっち

ママ・50代・愛知県、男の子24歳

自己紹介: 絵を描く仕事をしており、絵本の制作にも携わっています。

好きなもの: 初夏の日差しと鮮やかな新緑。子供の笑顔。ひとりでくつろぐ時間。旅行や街歩き。美味しい食べ物と香り高いお茶、または少々のお酒。

ふっちさんの声

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程良くショッキング！　

投稿日：2014/05/14

しんでくれた
	作: 谷川俊太郎絵: 塚本やすし出版社: 佼成出版社

全ページためしよみで読んで、感動しました。
人は生きものの命をいただいて生きている、という大切なことがしっかりと伝わる絵本だと思います。
谷川さんの力強い詩はさすがですが、塚本さんの絵の迫力と可愛さのバランスが絶妙です。絵もデザインも、シンプルながら、血の色である赤が効果的に使われていて、タイトルとともに程良くショッキングに訴えかけてきます。
子どもから大人まで多くの人の心に残るのではないでしょうか。

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スギャーマ博士って・・・？　

投稿日：2013/04/07

ノーダリニッチ島 K．スギャーマ博士の動物図鑑
	作・絵: K･スギャーマ出版社: 絵本館

自分が読んでみたくて図書館で借りたのですが、小6（当時）の息子が興味を持ったので、一緒に読みました。
息子は「ポケモン図鑑みたい」と楽しそうに見ていたかと思うと、「K・スギャーマってどんな人？」と、インターネットで調べ始めました。するとびっくり！スギヤマカナヨさんと同一人物ではないですか！他の絵本と作風がまるで違いますね。
ノーダリニッチ島ってどんなところだろう？・・・と想像するのも楽しい本。植物図鑑の方も読んでみようと思います。

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バースデープレゼントに　

投稿日：2013/02/07

ピヨピヨハッピーバースデー
	作: 工藤ノリコ出版社: 佼成出版社

姪っ子の4歳の誕生日にプレゼントしました。
直接リアクションを見ていないのですが、とても気に入って、届いた日はこの絵本を持って寝たそうです。
キャラクターのかわいさはもちろんのこと、ケーキ屋さんやおもちゃ屋さん、喫茶店のマッチまで、細かいところも発見がいっぱいで楽しめます。

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文句なしに楽しい！　

投稿日：2011/12/02

やきいもするぞ
	作: おくはらゆめ出版社: ゴブリン書房

全ページ立ち読みで読みましたが、とても面白かったです。
「やきいも」に「おなら」とくれば、子供たちも間違いなく大好きですよね。
ストーリーの面白さだけでなく、美味しそうなおいもに目を奪われてしまう魅力的な絵、テンポが良く楽しい言葉。
おくはらさんへのインタビュー記事で、楽しみながらもこだわって制作する様子を知り、完成度の高さに納得しました。
実は最初から登場している「やきいものかみさま」を各ページで探すのも面白いですよ。

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何度も読みたくなります　

投稿日：2011/10/26

サウスポー
	作: ジュディス・ヴィオースト絵: はたこうしろう訳: 金原瑞人出版社: 文溪堂

キュートな物語にぴったりの、センス抜群の絵。
サラッと描いたようなタッチですが、細部までこだわって計算されていると思います。
文字に書かれていないことまで絵で良く表現されているので、
飽きずに何度も読みたくなります。
なぜか全ページ立ち読みの調子が悪くて読めなかったので、
（自分が）続きが読みたくて購入しましたが、買って良かったです。

小5の息子に読み聞かせたら、
ツッコミを入れたりクスクス笑ったりしながら、
けっこう楽しそうに聞いていました。
主人公たちがおそらく同年代なので、親しみやすいのかも。

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衝撃的！　

投稿日：2011/10/25

アライバル
	作・絵: ショーン・タン訳: 小林美幸出版社: 河出書房新社

この本は、ちょっとした衝撃でした。
絵だけでこんなに深い表現ができるとは！
クオリティの高いサイレントムービーを観ているようです。
細部までつくり込んだ、創造性豊かな独特の世界観。
この作者のような人を本当のクリエーターというのだろうと思います。
文章が全く無いけれど・・・いえ、たぶん無いからこそ、子どもには難しいようです。
大人向け・・・中学生以上、くらいかな？
小学5年の息子は「意味わかんない」と言っていました。

ちなみに、輸入版を選べば安く買えますよ。
本編に文章が無いので充分です。

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生き生きとした世界観　

投稿日：2011/03/28

ぼくとおおはしくん
	作・絵: くせさなえ出版社: 講談社

くせさんは、男の子のお母さんなのでしょうか？
少年たちをとりまく世界観が、とてもリアルに生き生きと表現されています。
男の子は本当に「ひみつきち」が大好きですよね！
読んでいて、理由のよくわからない感動が押し寄せてきました。
何なんでしょう？自分の息子と少し重ねて見る、二人の主人公への愛おしさ。
思い出される、子供の頃の気分やその頃の風景、空気感・・・。
大人も子供もそれぞれの楽しみ方ができる絵本だと思います。

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哀愁　

投稿日：2010/11/10

こいぬのうんち
	作: クオン・ジョンセン絵: チョン・スンガク訳: ピョン・キジャ出版社: 平凡社

全ページ立ち読みで人気の「うんこ」（サトシンさん著）と、
ストーリーがかなり似ています。
が、正反対と言ってもいいほどイメージが違うことに驚きです！
「うんこ」がとても明るくコミカルなのに対して、
こちらはしっとりとした哀愁が色濃く漂います。

たんぽぽをぎゅっと抱きしめるうんちくんが健気で、泣かされました。
心に残る絵本です。

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忘れられない一冊　

投稿日：2008/03/29

ラヴ・ユー・フォーエバー
	作: ロバート・マンチ絵: 梅田俊作訳: 乃木りか出版社: 岩崎書店

息子を産んだ翌日、たまたま産院のテレビで、この絵本が紹介されるのを見ました。何というタイミング！女の子が朗読するのを聞いて、そこに描かれている親子の優しい愛情と、母になったばかりの自分の気持ちがぴったりと重なり、涙があふれました。退院して出歩けるようになるとすぐに買いに行きました。
母親ならゼッタイ泣ける！と思ったら、子供のいない私の妹も読んで涙していましたよ。

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「ありえない本」？　

投稿日：2007/12/05

ヘリコプターたち
	作・絵: 五味太郎出版社: 偕成社

息子が小学校の図書室で借りてきて、
「ありえない本いっしょに読もう」と私に言ったのが、この本。
何がありえないんだろう？と思って読んでみると・・・
ふんふん、ヘリコプターを擬人化したお話ね、そういうのは珍しくないけれど・・・
びっくりしたのは、新しい命が誕生するシーン！
私は感動し、息子はケタケタ笑っていました。
この本に描かれているのは人生そのものなんですね。
抑えた色味が世の中を象徴しているようで、深みを添えています。
大人向けの絵本のようですが、
漢字にはルビがふってあるし、子供も楽しめると思います。

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