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なつかしい
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投稿日:2011/03/01 |
くまくんを先頭に、あひる、にわとり、ねこが並んで歩いている絵を見て、「あっ、これ、いつも見てたよね!」と、急に思い出して喜ぶ娘。
そうそう、アメリカで入学前にいつも見ていた“Little Bear”の番組。
なつかしいねぇ。
あれから数年しか経っていないのに、なんだか随分と昔のことのように思えます。
くまくんは、ずっとあの頃のまま(!)で、今日も子どもらしく現実と夢の世界の間を行ったり来たりしながら、お母さんを楽しませてくれています。
そして、くまくんの心にぴったりと寄り添って、くまくんの子ども時代の1日を輝かせてくれているお母さんもまたすばらしいですね。
片手間ではなく、心の底から子育てを楽しんでいるように見えるくまくんのお母さん。私には本当にまぶしく映ります。
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子どもが生み出す遊び
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投稿日:2011/03/01 |
怖がりな子も、わんぱくな子も、のびのびと自由に過ごせる「わらしこほいくえん」。
みんなが自然なかたちでお互いの個性を大事にしながら、それぞれの個性を伸ばしています。
その中でも、1番個性豊かなのが、ダンプえんちょう! この保育園の園長先生です。
街の真ん中にある小さなわらしこほいくえんには、ぶらんこも滑り台もありません。ダンプえんちょうは、「まちじゅうが、わらしこの うんどうじょうだよ」と言います。
そして、子どもたちは、何1つおもちゃも用いず、自分たちで考え出した遊びを、この広い運動場をいっぱいに使って、思いっきり楽しんでいます。遊びを通して、子どもたちは個性を磨き、苦手なことを克服し、心身ともにどんどん強くなっていきます。
本当に精巧なおもちゃや大人の決めたルールなんて、1つも要らないんですね。子どもたちの想像力と元気があれば、こんな楽しい遊びができる! そのことを生き生きと伝えてくれる絵本です。
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いのちをありがとう
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投稿日:2011/03/01 |
7歳になった娘へ。
たくさんのプレゼントに囲まれ、バースデーケーキをおいしそうに頬張る娘の笑顔は、何ものにも代えられない大切な宝。
でも、誕生日って、それだけではないよね・・・。
今日、ここに来てくれたじいじ、ばあばや、遠いお空から見守ってくれているもう2人のおじいちゃん、おばあちゃん、それに、ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんたち・・・
数え切れないくらいたくさんの命のつながりがあって、自分の命があることを、娘にも感じてほしくて、この絵本を誕生日の夜に読みました。
宇宙のはじまりから、ずっとずっと命は続いてきて、ご先祖様の誰ひとり欠けても、自分は生まれてこなかった、という真実。まさに命の神秘ですね。
娘も、「いのち」の特大ファミリーツリーを前にして、自分自身のご先祖様を当てはめながら、小さな指で1人1人数えていました。
たった3世代、4世代、遡るだけで、本当に多くのご先祖様がいるんですね。
そして、自分の命は、ご先祖様の命でもある、という言葉に、希望がわいてきました。
自分の命もこうやってつながっていくんだ、と思うと、壮大なスケールの中で、自分の人生を見つめられるような気持ちになれます。
今、目の前にいる娘に、ありったけの「いのち」を注ぎながら、娘にも、この先どんなときも、「いのちをありがとう」という気持ちで、自分の命を大事にしてほしいな、と願っています。
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小さな命の輝き
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投稿日:2011/03/01 |
どいかやさんの絵本の中で、「チリとチリリ」以上に好きな本ができました。
猫のハーニャの目を通して描かれた小さな庭の美しい自然。
目の前の小さな世界には、春夏秋冬を通して、こんなにも美しい自然が広がっているんだ、と気づかされる絵本です。
春には春の、冬には冬の楽しみがあり、その中で自然と共に生きているたくさんの小さな命がある・・・。
草花でも、虫や鳥でも、輝きを放ちながら生きているんだな、と素直に思えてきます。
そんな小さな生き物たちが大好きな娘は、まるで隠し絵を楽しむかのように、点のようないのちを見つけては、瞳を輝かせていました。
ミツバチやトカゲも、落ち葉や花も、同じように美しいと思える娘の心が、私にとっては何よりの自慢です!
どいかやさんも、きっと子どものようにきれいな心で、この絵本を描かれたのでしょうね・・・。
娘が一生懸命、絵本を真似ながら描いてくれた絵も、額に入れて、大切に飾ってあります。
「今度は、どのページを描こうかな? この絵もいいなぁ。こっちも描いてみたい・・・」と、毎朝、登校時間ぎりぎりまでページをめくりながら、ハーニャの世界に浸っている娘です。
私たち大人も、心の中に棘を感じたとき、そっと開いてみたい絵本ですね。
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宇宙へ
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投稿日:2011/03/01 |
子どもの純粋な心が至るところに表れていて、本当にゾロトウらしい作品だな、と感じます。
子どもの素朴な質問に、1つ1つ、丁寧に、心を込めて答えるお母さんもまた素敵ですよね。私にはとてもそんな忍耐力も想像力もないなぁ、とただただ感心してしまいます。
寝る前の、ほんの短い時間の中での会話なのに、なんだか果てしない宇宙へといざなってくれるような、壮大なロマンを感じます。
子どもに安心感を与え、親の心を穏やかにしてくれる絵本です。
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呼ばれてびっくり
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投稿日:2011/03/01 |
「おもしろ〜〜い!」
読み終えたと同時に、本をぽーんと手のひらの上で弾ませるようにして喜ぶ娘。そう、この絵本は、「ぐるりん」とひっくり返したり、「トントントーン」と叩いたりしてもいいんです!
「そこのあなた」と呼ばれて、最初はびっくり。娘は全然自分のことだなんて思ってもいない様子でしたが、「このほんを よんでいる、そこのあなた」と、再度呼ばれて、え〜っ!!本当に私に言ってるの?と、思いもよらぬ展開に、ちょっと照れながらも、うれしそうに手を貸してくれました。ページをめくるたびに、より積極的に、より力を込めて!
娘のクラスの読み聞かせでも、大いに盛り上がりました。
そこのあなた!」と、いきなり目の前に本を持ってこられた子は、ちょっとびっくりして、恥ずかしそうにしていましたが、最後のほうでは全員参加で、トントン、ボンボン、うれしそうに叩いてくれました!
本当に絵本の主人公たちと一体になれる楽しさいっぱいの作品です。
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娘の心にもいる
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投稿日:2011/03/01 |
あまんきみこさんのファンタジーと、酒井駒子さんの優しい絵がぴったり合った1冊。
きつねたちの愛くるしいこと、子どもたちの生き生きした表情と言ったら! まるで森の奥から今にも飛び出してきそうです。
娘は、自分もいっしょに縄跳びをしているかのように、目をくりくりさせて、息を弾ませながら聞いています。
信じる心、純粋な心がもたらしてくれる最高の贈り物。
こんな世界に行ってみたいな・・・。いつでもひゅっと入っていける心を持っていたいな・・・。
きつねのかみさまは、娘の心にもちゃんといる・・・それを感じることができて、しあわせな夜でした。娘の7歳の誕生日に・・・。
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暖炉のそばで
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投稿日:2011/03/01 |
小さなかわいらしい絵本。その中に淡くやさしい彩の、美しい世界が広がっています。冷たい冬の空気と、ティーポットの温もりまで伝わってくるような、繊細な絵です。
女の子のベスと渡り鳥のべラ。
雪の降り積もる静まり返った庭で、2人だけのティーパーティーが始まります。べラの旅行かばんの中からは、次々と素敵な小物が飛び出します。まるで魔法の箱のよう。
暖炉の火を眺めながら読みたくなる1冊ですね。
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180度変わりました!
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投稿日:2011/03/01 |
「CD付きバイリンガル絵本♪レビュー大募集」の企画で、プレゼントしていただいた絵本!
とってもすてきな贈り物をありがとうございました。
先週はちょうど娘の誕生日だったので、思わぬバースデープレゼントに大喜びでした。
しかけ絵本を購入するのには、どうしても抵抗があった私・・・
理由は、大きくてかさばること、それに、なんだか子どもだましみたいで、絵本というより、おもちゃのような感じがしていたこと、などが挙げられますが、サブダのしかけ絵本に出会って、そんな考えや印象が一夜にして変わりました!
本当に「今までごめんなさい」と言いたい気持ちです!
娘は、ページをめくるごとに、そして、小窓を開くたびに、
「わあ!」とか「すご〜い!」とか驚きの声を上げ、まるで1つ1つプレゼントの包みを開けるように、わくわく感と笑顔いっぱいで楽しんでいました。
最初に1人で見て、次にパパの部屋に走っていって、パパに読んでもらい、それからまた私といっしょに寝るまで見入っていました。
娘のお気に入りは、”The Knave of Hearts”と、“The Man in the Moon”の扉。にこにこと笑いながら開けている顔が、本当にかわいらしいです。
マザーグースの楽しい詩が、こんなにすばらしいかたちで生まれ変わって、より一層子どもたちにも親しみやすくなりましたね。
私もこれからどんどんサブダのしかけ絵本を集めようと思います!!
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出会えてよかった
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投稿日:2011/01/02 |
「赤ちゃん絵本」の代表的な1冊。
もしも、自分が母にならずに、ただの大人の心をもった大人として、この絵本に出会っていたとしたら・・・? 単純な言葉の繰り返しだけで、一体何がおもしろいんだろう?と、その価値も、意味も、楽しさも、まったく理解できないまま、「あっ、そう」という感じで、本を閉じていただろうと思います。
子どもが生まれて、絵本の楽しさの半分は、子どもの反応にある、ということが実感できました。
この絵本1冊で、どれだけ多くの赤ちゃんが笑顔を見せてくれ、どれほど多くのお母さんがしあわせな笑顔に包まれたことでしょう。我が子のそんな笑顔を思い出すとき、私もまたしあわせなお母さんの笑顔に戻れます。そういう時間を子どもと共有できたことに、心からの喜びを感じる共に、この絵本に出会えてよかったなぁ、と感謝の気持ちがこみ上げてきます。
しあわせが、「もこもこもこ」と大きくなって、「ふんわ ふんわ ふんわ」と空に向かって広がっていったあの瞬間を、子育ての楽しい思い出といっしょに、ずっと大切に心の奥にしまっておきたいと思っています。
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