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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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やじみ

ママ・40代・東京都、男の子17歳 女の子15歳 女の子6歳

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やじみさんの声

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自信を持っておすすめしたい おもしろ荘シリーズの映画のよう。冬になると毎年読んでいます。  投稿日:2017/02/20
雪の森のリサベット
雪の森のリサベット 作: アストリッド・リンドグレーン
絵: イロン・ヴィークランド
訳: 石井 登志子

出版社: 徳間書店
「おもしろ荘シリーズ」でお馴染みの「マディケン」の妹、「リサベット」が主人公。
おてんばで負けず嫌いのリサベットが、いたずらでソリに乗ったせいで雪の森に置き去りにされてしまうお話です。
雪遊び、姉妹のケンカ、クリスマスのおもちゃ屋さん…色々な感情が交錯するなかで、どんどん森に入っていってしまう恐怖。スリリングで、まるで映画を観ているように惹きつけられます。ラストの姉妹愛は、何度読んでも涙がにじんでしまいます。

幼いリサベットが主人公のためか、「おもしろ荘シリーズ」よりも内容が簡単なので、年中か年長から楽しめると思います。

毎年冬になると、お気に入りの映画を観るように、母娘で寄り添ってこの本を読んでいます。
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自信を持っておすすめしたい 最近の新作かと思うほど、現代的で子どもに馴染みました  投稿日:2017/02/20
宇宙からきたかんづめ
宇宙からきたかんづめ 作: 佐藤 さとる
絵: 岡本 順

出版社: ゴブリン書房
佐藤さとるさんと言えば、コロボックルをはじめ、身近な自然物を描かれている印象だったので、「宇宙人」「タイムマシン」などの題材に驚きました。
新しい試み!?と思いましたが、執筆は1967年とのことで、さらに驚きです。文体もとても現代風に思えるのですが。

缶詰に入った宇宙人が、おもしろい話を聞かせてくれるお話です。
ひとつめは、川に落ちた「桃」のタイムマシンの話。すぐにピンとくるユーモアが、子ども心をグッとつかんでいました。
「とんがりぼうしの高い塔」も、『なぜだろう…?』と考えさせられるミステリーが刺激的で、真剣に読んでいました。

私はコロボックルシリーズや「てのひら島」などが大好きなのですが、子どもたちはまだとっつきにくい様子です。
一方、こちらの「宇宙からきたかんづめ」は、するりと楽しんで読んでいました。ユーモア色が強いためでしょうか。挿絵も子どもたちに馴染みやすかったのかと思います。
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なかなかよいと思う 地味なのに予想以上に大人気  投稿日:2017/02/09
いろいろへんないろのはじまり
いろいろへんないろのはじまり 作・絵: アーノルド・ローベル
訳: まきたまつこ

出版社: 冨山房
子どもたちが小さい頃、とても気に入っていました。

色のない世界に、魔法使いが色を発明しますが、全部一色で塗ったために憂鬱になったり怒りっぽくなったりして…というお話です。

物語の展開も絵もわりと地味で、あまり読まないかと思いましたが、何度も読み聞かせをせがまれ、自分たちでも何度も読んでいました。ふたりとも、寝室に持っていって一人静かに読むことが多かったです。なぜだろう。

意外だったな〜と思いながら、ふと作者を見てみると、アーノルド・ローベルさんじゃないですか!(なぜかこの時まで気づきませんでした。あまりに頻繁に読んでいたので表紙を読み飛ばしていたのですね。)

子どもたちは「ガマくんとかえるくん」シリーズが大好き。
作風も絵も違うし、子どもたちも作者に気づいてなかったと思いますが、素直に響くものがあったのでしょうね。なんだか驚いた体験でした。

勤め先の保育園に持っていったところ、3、4歳児クラスで人気です。
最後のカラフルなページを開くと、「わあ!」と自然に笑みがこぼれます。
汚れてきてしまったので、もう1冊購入しました。
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自信を持っておすすめしたい 短いけれど、十分冒険を楽しめる!  投稿日:2016/06/05
くろねこのロク空をとぶ
くろねこのロク空をとぶ 作: インガ・ムーア
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
10〜15分程度で読める、簡単な児童書(絵本)です。
数行の文に対して、ひとつひとつカラーの絵が添えられています。

食いしん坊の「町のネコ」が、山に行って冒険をする話。
初めての自然に失敗もするけれど、最後はワシと対峙して見事に作戦勝ちをするという、起承転結がはっきりとした爽快なストーリーです。

怖すぎず、ほのぼのとした雰囲気で、小1の娘にはぴったりでした。
動物と冒険が好きな小3の兄も気に入ったようです。
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自信を持っておすすめしたい 冒険好きの男児にヒット  投稿日:2016/06/05
ながいながいペンギンの話
ながいながいペンギンの話 作: いぬい とみこ
絵: 山田 三郎

出版社: 理論社
本のストライクゾーンが狭くなった小学3年生の男児。
最近は戦国武将物ばかり読んでいましたが、こちらは久々のヒットでした。
(他、「かえるのウォートン」シリーズや、「トガリ山のぼうけん」も好きです。)

ペンギンの子どもが、トウゾクカモメやシャチに追われたり、流氷に流されてクジラの背中に乗って別の島にたどり着いたりといった冒険をする話。
かわいらしいファンタジーではなく、厳しい南極の自然を舞台にしたリアリティのある冒険です。

子どもにとっては地味なくだりだったかもしれませんが、親の私としては、第3話の学齢期・思春期のルルの成長が感動的でした。

「ちゃんとれんしゅうしておかないと、『とき』はまっていてくれないのだよ。きみたちは、もう二どと、ひよっこのペンギンになって、〜略〜あまったれることはできないのだよ。」

万能感と現実のはざまで生きる小学生にぴったりの言葉だと思いました。
この先生の言葉を聞いて、「だれがもう一度ひよっこになんてなりたいでしょう」とニッコリ笑うルルとキキ。
我が子も、大人になることを喜び、堂々と生きる力を培っていってほしいものです。
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なかなかよいと思う お腹が空く話  投稿日:2016/06/05
パンダのポンポン(1) パンダのポンポン
パンダのポンポン(1) パンダのポンポン 作: 野中 柊
絵: 長崎 訓子

出版社: 理論社
食いしん坊のパンダのポンポンが、個性的な友だちに囲まれながらおいしいものを作る話。
王道の児童書に比べると、ちょっと表現があざとい感じがするけれど、かわいらしいです。
料理の表現が秀逸。とてもおいしそう!
寝る前に布団の中で読んだら、兄妹そろって「なんかお腹が空いちゃった!お水飲んでくる!」と台所に駆け下りて行きました。
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自信を持っておすすめしたい うれしい!「ないしょのおともだち」の続編  投稿日:2016/06/05
ないしょのかくれんぼ
ないしょのかくれんぼ 文: ビバリー・ドノフリオ
絵: バーバラ・マクリントック
訳: 福本 友美子

出版社: ほるぷ出版
女の子とネズミがゆっくり友達になっていく、「ないしょのおともだち」の続編です。

マリーとネズネズは「ないしょのおともだち」として友情を育んでいますが、この続編では、実は女の子とネズミのお母さん同士も「ないしょのおともだち」だったことが判明
します。
前作を読んでいればもちろん知っていることなのですが、「えーお母さんたちもおともだちだったの?」という女の子たちのうれしい喜びが、絵本からあふれるほどに伝わってきて、読んでいてとても幸せな気持ちになります。

絵も素敵で、憧れてしまうほどかわいい女の子やおうち。
娘は真似して絵を描いています。
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自信を持っておすすめしたい 小学校1年生の読み聞かせでオオウケ  投稿日:2016/06/05
おはなし きょうしつ
おはなし きょうしつ 作・絵: さいとう しのぶ
出版社: PHP研究所
学校に関連する様々なモノが、おもしろいお話を聞かせてくれます。
今年小学校に入学した娘は大喜び。
1年生のクラスで読み聞かせをしたところ、みんな大笑いでした。
(1話1〜2分で読めるので、ちょっとした読み聞かせにぴったりです)

特に、子どもたちは「ふでばこ」「クレヨン」がお気に入り。
私は「こくばん」おじいさんの優しさが好きです。
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自信を持っておすすめしたい 九十九さん一家に「会える」歌絵本♪  投稿日:2016/02/18
妖怪用心 火の用心 九十九さんちのかぞえうた
妖怪用心 火の用心 九十九さんちのかぞえうた 作: 富安 陽子
絵: 山村 浩二

出版社: 理論社
1丁目には、見越し入道のおじいちゃん、
2丁目には、さとりのさっちゃん、
3丁目には、ぬらりひょんパパ
4丁目には、一つ目小僧のハジメくん
5丁目には、あまのじゃくのマアくん
6丁目には、ろくろっくびママ

数え歌にあわせて、妖怪一家が次々と登場します。
それぞれ2ページずつの構成となっていて、1ページ目は一見普通の人間なのに、ページをめくると迫力満点の妖怪の姿に早変わり!
楽しげで親しみやすいけれど、ちょっとドキッとするような絵柄が本当に魅力的です。
シリーズ本の挿絵は白黒なので、フルカラーの絵本は豪華でうれしかったです。
ひとりひとりがいきいきと描かれていて、本当に目の前にいるような楽しさを味わえました。

我が家で一番人気は、なんといってもハジメくん。
夏祭りには千里眼でかっっこよく活躍して、ひそひそ森ではこだまをかばって優しかったハジメくんが、母も子どもたちも大好きです。
4丁目のページを開くと、「こだまのライオンだ!」と顔がほころんでいました。

最後の団地の玄関の絵では、私達も不思議なエレベーターに乗って、一家におじゃましたい気持ちになりました。

以前から九十九さんシリーズが好きな8歳息子と6歳娘は、もちろん大喜びでしたが、シリーズを読んだことのない方でも十分楽しめると思います。
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よいと思わない ようちえんの先生がひどすぎる  投稿日:2016/01/16
ひゃくおくえんのぼうし
ひゃくおくえんのぼうし 作: 後藤 竜二
絵: 花井亮子

出版社: 国土社
ようちえんのおみせやさんごっこで、悲しみを乗り越えて豊かな発想で遊びを楽しむともくんのお話です。
メインのテーマである後半の展開は良いのですが、前半で、ともくんを打ちのめす先生の数々の言動が許せず、読後もムカムカが消えません。

まず、「やりたいお店を決めなさい」なんて命令する先生は嫌です。
さらに、迷っている間に「じゃ、あとの人たちはお客さんよ」と切り捨ててこどもの話も聞かないし、お店がやりたくて泣きだしたのに、「どうしたの?おなかでも痛いの?」
とトンチンカン。
こんなにこどもを見ていない先生、ありえません!

友達が「泣き虫だから虫屋さん」と、ひどい言葉をはいたら、なんと、先生まで一緒に笑うんです。
ともくんが傷ついてトイレに閉じこもると、怒り、終いには「もう知らないわよ!」ですって。

ストーリーとしてともくんを一度どん底に落としたかったのでしょうが、もっと他の表現はなかったのでしょうか。
「悪い大人」「分かってくれない大人」として描かれているのなら良いのでしょうが、この先生は自然すぎて、こどもは素直に歪んだ大人像を受け止めてしまいそうです。

娘が図書館で選んだ本でしたが、いじわるに便乗して笑うなんてことが当たり前だと感じてほしくなかったので、「ひどいね、こんなことをしたら悲しいよね」と話しながら読みました。
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