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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

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夏の雨

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自信を持っておすすめしたい ディズニーランドのシンデレラはここにはいないけれど  投稿日:2013/11/24
シンデレラ
シンデレラ 文・絵: 安野 光雅
出版社: 世界文化社
 「シンデレラ」の絵本の話をします。
 えーっ、そんな話知ってらーい、と逃げ出そうとする子どもたちもたくさんいるでしょうね。
 でも、大切な話ですから、戻ってきて。
 もちろん、お話はみんなよーく知っていますよね。ディズニーのアニメ映画にもなっているし、ディズニーランドにあるシンデレラ城で結婚式まで挙げたお二人もいるくらいですから。
 パレードには本物? のシンデレラが手を振ってくれますもの。

 原作はグリム兄弟やペローだと言われていますし、原題が『灰かぶり姫』というのも最近ではクイズにもならないくらい有名。
 だから、お話のことは書きません。書かなくても、みんな、よーく知っていますとも。
 書きたいのは、この絵本を描いたのが安野光雅さんだということ。
 安野さんといえば、司馬遼太郎さんの『街道をゆく』(この本のことはお父さんに聞いてごらん)の二代目の挿絵画家だったし、『旅の絵本』という絵だけの絵本も作っていて絵本の世界でも有名です。
 その他にも、本の装幀とかもたくさん手がけています。
 そんな安野さんが描いた『シンデレラ』ですよ、この絵本は。
 ちょっと開きたくなりませんか。

 童話と絵本はとっても仲のいいコンビです。
 特に昔話のような作品はたくさんの絵本作家さんが描いています。
 例えば「桃太郎」とか「一寸ぼうし」とか「赤ずきん」とか。
 絵本の愉しみの一つは、そういうたくさんの絵本作家がどんな風に馴染みのある作品を描いているかを知ることでもあります。
 安野さんの『シンデレラ』は子どもたちが喜ぶような派手さはないかもしれませんが、建物の様子とか町の描き方など安野さんならではのきめ細やかさが随所に見られます。
 安野さんのファンだけでなく、「シンデレラ」を知っている子どもたちもまったく新しい気分でページを開くように思います。
こ こにあるのは、今まで目にしたことのない『シンデレラ』といってもいいでしょう。

 ディズニーランドのシンデレラはここにはいないけれど、また違った世界に出会えるのも悪くはありません。
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自信を持っておすすめしたい 今夜は「キムチ鍋」にしようかな  投稿日:2013/11/17
きょうはソンミのうちでキムチをつけるひ!
きょうはソンミのうちでキムチをつけるひ! 作: チェ・インソン
絵: パン・ジョンファ
訳: ピョン・キジャ

出版社: らんか社
 食べ物の記憶は結構残っているものだが、どうも「キムチ」を初めて食べた記憶がまったくない。
 あれだけ癖がある食べ物だから覚えていてもおかしくないのだが、まるで、ない。
 チーズは小学校の給食で初めて体験(昭和30年代後半)し、「なんだ、この腐った食べ物は!?」と驚愕した記憶があるのだが。
 漬け物といえば、キュウリとかハクサイ、あるいはナスの浅漬けと決まっていたから、「キムチ」を食べたら印象に残るはずなのに。
 いつの間にか、「キムチ」のブームはやってきたのだ。

 もちろん、「キムチ」は韓国の代名詞になるほどで、今や日本の食卓にもしばしば登場する食べ物だ。
 韓国では秋の終わりごろひと冬食べる分の「キムチ」をまとめて漬ける行事「キムジャン」があって、韓国の絵本であるこの作品ではその時の様子が描かれている。
 「ソンミ」の家の裏庭の小さな家に住むねずみたちが主人公になっているのは、絵本ならでは。
 このねずみたちも、「キムチ」づくりに挑戦していく。
 ねずみにできて、我々にできないはずはない。
 この絵本を見ながら、本場韓国の「キムチ」づくりをやってみるのも楽しそう。
 つまり、この作品は絵本として楽しむだけでなく、料理の愉しみも味わえるようになっている。

 ちなみにこの絵本ではハクサイを使った「キムチ」の作り方が紹介されているが、たくさんの種類の「キムチ」が紹介されている。
 大根、キュウリ、芥子葉。とさまざま。
 韓国に行けば、目からウロコの「キムチ」のオンパレードが体験でsきる。

 この絵本は韓国の作品で、絵を担当しているのも韓国の人だが、どこか欧米風なのが面白い。
 「キムチ」という代表的な韓国料理を紹介しながら、お父さんもお母さんもシャレている。
 もっとも韓国だから、民族衣装のチマチョゴリを着ていないといけないというわけではない。
 「キムチ」が日本の食卓で普通に食べられるように、服装とか文学とかいったものも日本と韓国の間でもっと交流ができればいいに、きまっている。
参考になりました。 0人

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