アンドラというヨーロッパの国を旅した時にこの絵本に似た本と出会った事があります。Sopa de piedraというのがそのタイトルでしたが話の筋がとても酷似していたので驚きました。人を幸せにするものは何でしょうかという問いに言葉で答えるのではなく行動を持って答える姿が素晴らしかったです。とんな言葉より自分で感じたほうが分かるという事を教えてもらった気がします。誰かが心を開いて人の為になることをすると別の人がもっといいことをする、幸せを分かち合う事が人の心を豊かにするという事がこの絵本から皮脂日知と伝わってきました。何もないところから素敵なスープが出来上がっていく様子は本当に幸せな湯気が漂ってきました。幸せになれる絵本です。カサカサの心にスープの温かさが沁み込んでいくような絵本だと思いました。