TOP500

Flappe

せんせい・50代・福井県

  • Line

Flappeさんの声

234件中 221 〜 230件目最初のページ 前の10件 20 21 22 23 24 次の10件 最後のページ
なかなかよいと思う 繰り返し読みたくなる  投稿日:2015/06/03
びりっかすの神さま
びりっかすの神さま 作: 岡田 淳
出版社: 偕成社
よく出来たおもしろい小説でした。小学4年生の教室が舞台です。主人公の始は本当は成績優秀、走るのも速いのだけどわざとビリを目指します。
序盤では優秀だけどちょっと冷めた、クラスの友だち(特にビリの子たち)を上から見ているように思えましたが、仲間が増えるにつれて彼自身の態度も変わっていくようです。
わたし自身があれこれとビリに近いタイプだったので、こんなクラスだったらよかったなぁなんて思いました。

<ビリ仲間>の人数が増えて意見が分かれるような場面で、子どもたちは自主的に話し合って解決していきます。生徒同士、先生との向き合いなど学校で学ぶべき多くのことが上手に盛り込まれています。
繰り返し読みたくなる一冊です。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 歯磨きに興味がわく本  投稿日:2015/05/28
だれがはみがきをするの?
だれがはみがきをするの? 作: フレッド・エールリヒ
絵: エミリー・ボーラム
訳: 石原良純

出版社: Gakken
「ライオンは はを みがくの?」
「いいえ ライオンは はを みがきません。」

動物は歯ブラシを使って歯を磨きません。ではどうするのか。簡単な説明がでてきます。
そして人間の歯とはみがきについて書かれています。
おもしろおかしい、楽しいかわいい、という絵本ではないけれど大切なことをきちんと知るための本です。自分で歯磨きをするようになったこどもたちには興味がわいておもしろいようです。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 当てっこもたのしめます  投稿日:2015/05/28
はらぺこヘビくん
はらぺこヘビくん 作・絵: 宮西 達也
出版社: ポプラ社
おはなしかいで読みました。
はらぺこヘビくんが、おさんぽをして見つけた果物をごっくんと丸のみ。ヘビくんの細長い体にりんごやバナナのシルエットができるのがおもしろい。3つ目からは飲み込んだ後のページを先に見せて、何を食べたのか当ててもらいました。3〜4歳児たちのするどさに脱帽です。
みんなで、あ〜んと大きなお口を開けて、ごっくん、おいしかった。と繰り返し遊びました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい こどもたちクギヅケ!!  投稿日:2015/05/22
ちがうねん
ちがうねん 作: ジョン・クラッセン
訳: 長谷川 義史

出版社: クレヨンハウス
おはなしかいで読みました。4歳までの子どもたちでした。
余計な説明、おしゃべりを入れず、ゆっくり静かに読みました。関西弁も練習しました。
こどもたちクギヅケでした!!3〜4歳がそろって真剣な顔で小さな魚の行く末を見守っていました。力のある絵本は子どもの吸引力がちがいますね。
原作とそろえてコレクションしたいです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 長新太サイコー!  投稿日:2015/05/22
にんげんになったニクマンジュウ
にんげんになったニクマンジュウ 作・絵: 長 新太
出版社: 絵本館
小学1年生の友人の息子さんのお気に入りを借りて読みました。
一行目から「長新太ワールド」全開です。ニクマンがやってきた、でがっちりつかまれます。おだんこでもメロンパンでもなくニクマンです。絵本のキャラとして異例なところがさすがです。
頭がかたい方にはオススメしません。この世界を受け入れられる柔軟さがあれば子どもの謎が少しは解けるかもしれません。
バカバカしいだけでなく、少年の強さや心の変化もよく描かれています。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 美しい日本語  投稿日:2015/05/14
王さまのアイスクリーム
王さまのアイスクリーム 作: フランセス・ステリット
絵: 土方 重巳
訳: 光吉 夏弥

出版社: 大日本図書
自分がこどもの頃に繰り返し読んだ本を復刻版で手に入れました。小学生になった友人の息子さんに貸したら、気に入って何度も読んでくれたそうです。

「王さまは、クリームを、三じのおやつにめしあがることになっていました。」
めしあがる、ですよ。今あんまり聞かない言葉ですね。
そしてわたしが忘れられなかったページはむすめたちが「かんがえごとそするときのしあんぼうをかぶって、こっくりこっくりかんがえました。」というところ。この差し絵とフレーズがずっと頭に残っていました。

おはなしの楽しさはもちろん、日本語の美しさにも触れてもらいたいです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ふたつの祖国  投稿日:2015/05/09
わたしはせいか・ガブリエラ
わたしはせいか・ガブリエラ 作・絵: 東郷聖美
出版社: 福音館書店
おはなしかいでよみました。私のグループは2つ、3つの祖国を持つ子どもばかりです。「せいかガブリエラ」のようにWネームのこどもたちも多くいます。
この本ではただ、パパに教えられたこと、ママの国で過ごすことが描かれるだけです。どちらが、ということもない当たり前の様子です。ナニ人なのかということを問われずに、ひとりひとりがあるがままの個人であったらなぁと思いながら読みました。
祖国がひとつの子も、そうでない子も一緒にたのしめる本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 大人もこどももくぎづけ!!  投稿日:2015/05/09
オオカミのごちそう
オオカミのごちそう 作: 木村 裕一
絵: 田島 征三

出版社: 偕成社
おはなしかいで読みました。見開きいっぱいに描かれた絵が迫力があって、こどもだけでなくママたちもくぎづけでした。年齢が低い子供たちはブタが食べられないかとハラハラ、少し大きい子は妄想のふきだしの中のコブタが変化していくことに気づいて面白がってくれました。
山を登るごとに妄想が膨らみ、いつしか下っていることにも気付かない。大人にもいろいろ面白い本です。こどもたちも、もっと大きくなった時にまた読み返して新たな発見があるんじゃないかな。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う みんな大好きなまつぼっくり  投稿日:2015/05/09
びっくり まつぼっくり
びっくり まつぼっくり 作: 多田 多恵子
絵: 堀川 理万子

出版社: 福音館書店
公園のおはなしかいで読みました。こどもたちはいつもまつぼっくりをたくさんひろっているのでピッタリでした。事前に大きなのをひとつひろって瓶づめを作っておきました。読む前に見せて、逆さにしても落ちないの不思議だね〜という導入ではじめました。
物語と自然の不思議がうまく組み合わさったおはなしです。もちろん、この日もみんなでたくさんひろいましたよ。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい なんどでもたのしめる!  投稿日:2015/05/06
おばけでんしゃ
おばけでんしゃ 文: 内田 麟太郎
絵: 西村 繁男

出版社: 童心社
おはなしかいでよみました。普段あんまり本に興味ない男子がくぎづけ!! いまおばけにハマってるそうです。他の子たちと競争でどんなおばけがいるか探すのに忙しい。ページいっぱいにたくさんのおばけがいて、うまい展開がひろがっているので大人もじっくり眺めたい一冊。
さいごにおばけたちがにんげんに化けて電車から降りて行きます。「みんなの隣におばけがいるんじゃない?」と言ったらキャーキャーと大騒ぎになりました。
おはなしかいで読んで、おうちじっくり眺めて、何度でもたのしみたい本です。
参考になりました。 0人

234件中 221 〜 230件目最初のページ 前の10件 20 21 22 23 24 次の10件 最後のページ

【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット