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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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ふつうだと思う そうなんですよね  投稿日:2014/03/10
いじわるブッチー
いじわるブッチー 文: バーバラ・ボットナー
絵: ペギー・ラスマン
訳: ひがし はるみ

出版社: 徳間書店
絵本ナビからのメールで紹介されていて、とても興味深かったので読んでみました。思ったより、淡々とした文章で、相当意地悪そうな顔のブッチーの絵が強烈な絵本でしたが、ハッとする真理をついているような気がしました。

そう、お母さんは常に、「みんなとなかよくしなさい」なんて言うけれど、本当はそんなものは無理なことです。大人はみんなをれを知っているのに、何故か子供には、特に子供が小さければ小さいほど、親は(女親)は、その言葉を言ってしまいます..... でも、それがどれだけ、いじめられている子にとって、苦痛な事なのか、この絵本が見事に描いてくれているなと思いました。

いじわるをされた日に見る夢が、どれもブッチーがどこかに行ってくれる夢だなんて。そして、究極には、ブッチーが地球の端っこから落ちて助けられない夢を見ている“わたし”は、寝ながら微笑んでいるのです。嫌で嫌でたまらないんでしょうね。

綺麗ごとではない部分が描かれた絵本です。でも、こういうのって必要かなと私は思います。
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なかなかよいと思う クスっと笑えます!  投稿日:2014/02/18
マグナス・マクシマス、なんでもはかります
マグナス・マクシマス、なんでもはかります 作: キャスリーン・T・ペリー
絵: S.D. シンドラー
訳: 福本 友美子

出版社: 光村教育図書
子供にも大人にもどちらにも受け入れられる本だと思います。こういうマグナス・マクシマスさんみたいな人って、学者肌な人にいますよね。あまりにも自分の興味があることに夢中になりすぎていて、自分が孤独であることすらも気づかないでいるという、ある意味、それまた幸せなことなのかもしれませんが、普通の人から見ると逸脱していると呼ぶ範疇の人なんですよね。

文章に書いてあることを、一字一句、忠実に絵にしたかのような細かい絵がとても素晴らしいので、学校とかの読み聞かせよりも、手元で見られるような読み聞かせに適した本だと思います。絵にも、色々な発見がある絵本でした。

なかなか素敵な話でした。お勧めです。
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ふつうだと思う シュールというか輪廻転生というのか  投稿日:2014/02/14
チョコレートをたべたさかな
チョコレートをたべたさかな 作・絵: みやざき ひろかず
出版社: BL出版
チョコレートが好きな私には、この魚の気持ちがとても分かるような気がしました。その味に出会わなかったのなら、ここまで憧れなくてもよかっただろうに、経験してみることが幸せなのか、経験しないのが幸せなのかが、よく分からなくなる永遠の課題みたいなことが描かれていました。。

願ってやまなければ、いつかは輪廻転生するということでしょうか?
魚が死んでしまうところは、さらっと描かれており衝撃的でしたが、チョコレートが好きな時に食べられるようになった魚には、魚としての記憶が残っているのかなぁ。

また、繰り返されることを予感させられる終わり方がシュールです。
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ふつうだと思う チョコレートの魅力  投稿日:2014/02/14
チョコレート屋のねこ
チョコレート屋のねこ 文: スー・ステイントン
絵: アン・モーティマー
訳: 中川 千尋

出版社: ほるぷ出版
本当に美しい絵の本でした。そして、チョコレートの魅力がたっぷりでした。絵本ナビからのメールで紹介されていて、興味深かったので読んでみました。

たしかに、チョコレートって、心身どちらもの疲れをとってくれるほど、スイートですよね。その魅力で、つぎつぎと半分眠っテイタた町が、変わっていくのが面白かったです。そして、どれだけ、このチョコレート屋のねこがおじいさんのことが好きなのかがとても伝わってきました。最後におじいさんも気力を取り戻してくれて、本当に良かったね、ねこくん(ねこさん)!
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なかなかよいと思う 面白い!  投稿日:2014/02/14
王さまとかじや
王さまとかじや 作: ジェイコブ・ブランク
絵: ルイス・スロボドキン
訳: 八木田 宜子

出版社: 徳間書店
ちょっと長めな話ですが、とてもまとまっていて面白かったです。やはり、王さまに関するお世話がすべて分担されているところが、とても壺で、子供もウケていました。王さまには自由がなかったけれど、でも、人を思いやる優しい心がちゃんと育っていたということでしょうね。彼が大きくなって、真の王になった時が見てみたいなと思う話でした。

ところどころにちりばめられた、クスっと笑える場面が大変面白かったです。子供の心をひきつける本だと思います。
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なかなかよいと思う 希望はこどもってことかな?  投稿日:2014/01/15
いなくなったたいよう
いなくなったたいよう 作・絵: シュチェパーン・ザブジェル
訳: 大島 かおり

出版社: 佑学社
不思議な題名だったので読んでみました。一言でいうと、技術や産業が進歩して環境破壊が起きたことがテーマになっています。太陽が昇らなくなるのです。そして、一人の年寄りの言葉を半信半疑だけれど信じて策に出るのですが、やはり、太陽は昇ってこず.... 一人去り二人去りと。最後に残ったのは、たった一人のこどもでした。

普通なら、ここで太陽が昇ってきて、めでたしめでたしで終わるはずなのですが、確かに太陽は昇ってきます。でも、それは、田舎限定の話で、都会ではまだまだと言う状態です。そして、最後の一行の、

「また お日さまが いなくなってしまった」と こどもたちは しょんぼりして
いいました。「でも、このままじゃ いけない! お日さまの いのちを
すくわなければ ぼくらは いきていけないんだ!」

で、ブツっとまるで電話が突然切れたかのように、話が終わります。結構、衝撃的な終わり方でした。だって、ちっともハッピーエンドじゃないんですもの。でも、「希望は、こどもたちだ」ということなんでしょうね。そして、こどもたちに託されることの大きさに、なんか申し訳ない気持ちになりました。

もう30年以上前に出版された本みたいですが、今もこの環境問題は地球的な規模で起きていますよね。当時の時点での、環境破壊への警鐘本だったのかもしれません。。
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自信を持っておすすめしたい 面白さが加速します!  投稿日:2014/01/10
フレディ 世界でいちばんかしこいハムスター
フレディ 世界でいちばんかしこいハムスター 作: ディートロフ・ライヒェ
絵: しまだ・しほ
訳: 佐々木 田鶴子

出版社: 旺文社
バザーで、まだ綺麗なこの本を見つけ、ちょうど子供の学校の読書タイム用に買ってきました。とにかく、面倒くさがり屋のうちの息子は、なかなか本には飛びつきません。なので、いつものように、最初の部分だけ私が一緒に読むという作戦に出たところ..... 私がはまりました!

1匹の向上心、そして向学心溢れるゴールデンハムスターがペットショップから買われて、そして、なんと文字を習得するまでが書かれている話です。話は、結末に向かって、加速するかのようにどんどん楽しくなっていき、続きが必ず読みたくなる素敵な話でした。

この話の中で、ちょっと、はっとさせられたのは、ゴールデンハムスターのフレディが、初めて文字”というものを知った時に、「紙に違う線をひとつずつ書いていって、続けて読むと、何かを表す言葉になる」と気付いた場面です。。もう年を取りすぎてしまった私には、初めて文字が読めた時の感動やら、書けるようになった時の喜びなんて覚えていませんが、きっと、今も、世界のどこかで学校に行けない子達が、初めて文字を学ぶ時に、こんな喜びを感じるのかと思いを馳せると、チャンス到来を願ってやみません。

ちょっと難しい漢字も出てくるので、完全に児童文学の域ですが、私の中では、『エルマーの冒険『より、ずっとずっと面白かったです。是非、読んでみてください。きっと2巻も読みたくなりますよ!
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自信を持っておすすめしたい 大ピンチ!  投稿日:2014/01/10
フレディ2 世界でいちばんねらわれたハムスター
フレディ2 世界でいちばんねらわれたハムスター 作: ディートロフ・ライヒェ
絵: しまだ・しほ
訳: 佐々木 田鶴子

出版社: 旺文社
フレディの話2巻目も、まったく失望させられることもなく、更なる加速度で話が面白くなっていきます。この巻では、フレディが自分の顕示欲からネットに書き込みしてしまった作品から、命を狙われるという話です。
相変わらず、猫のサー・ウィリアムとモルモットの2匹とフレディーで微妙なカルテットを組んでいますが、こう絆みたいなものがだんだんと結ばれていく話でした。

何気に、動物実験とかの残酷さを物語を通して伝えている作者さんの意向も伝わってきましたが、フレディと仲間たちは、一体どうやって切り抜けるのだろう?と、ハラハラしまくりで、本当に面白かったです。これまた、次の3巻を読みたくなりました。

必ず1巻を読んでから2巻を読むことをお勧めします。そちらの方が、面白みが筋立って、本当に楽しくなるからです。お勧めです!
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ふつうだと思う 大胆な題名  投稿日:2014/01/07
モナ・リザをぬすんだのはだれ?
モナ・リザをぬすんだのはだれ? 作: ルーシー・ナップ
絵: ジル・マックエルマリー
訳: 結城 昌子

出版社: 岩波書店
私がこの本のことを初めて知ったのは、この絵本ナビのHPの上の方に掲載される新刊の案内コーナーで紹介されていたのを見た時でした。しかも、興味を引く題名だったので、クリックしてみると何故か別の本の紹介になっているという見たこともない現象が起きていたので、一度、絵本ナビさんへメールを送ったことがありました(笑) 

そんな前触れはさておき、とても魅力的な題名だったので、いつか読んでみたいと思っていましたが、なかなかチャンスはなく.... それから何年も経った先日、たまたま図書館でこの本を見かけ、即、借りて帰ってきたのです。ところが...

長い間、私は勝手に推測していて、誰かがモナリザの絵を盗む話なのかと思っていました。しかも、その犯人を推理する本なのかなと。ところが、読んでみたら全然違いました。この本は、一種のあの名画「モナリザ」について、誰にでも分かるように書かれた説明本でした。しかも、あの絵であるモナリザが、絵として生命を吹き込まれた時からの話です。
その絵である彼女が語る話の中に、一度、盗まれたことがあることを告白され、最初から犯人も分かってしまっているのでした。

この本から伝わってくるのは、この絵本を手掛けた文を書いた作者と絵を描いた作者のお二人が、とてもモナリザが大好きだということでした。そして、絵というものは、作者が死んでも何百年も生き続けるのだということでした。

ただ、読み終わった瞬間に、なんともまぁ挑発的なというかキャッチーな題名をつけたもんだというのが、私の印象でした。思わず原本の題名も見てしまったほどです。原本の題名もまったく、『モナリザをぬすんだのはだれ?』だったのでびっくりでした。盗まれたことについて書かれているところが、あまりにさらっとしていたので、どうしてこの題名?みたいな気分になってしまいました。私には、『モナリザの独白』とかそんな題名の方がいいなぁ。

本当にさらっと読める本なので、教養として知識を増やすのによい本でした。
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自信を持っておすすめしたい この黄色い花は....  投稿日:2014/01/04
きいろい花見つけた
きいろい花見つけた 作: レナーテ・シュップ
絵: マリー・ジョゼ・サクレ
訳: 佐々木 田鶴子

出版社: ペンタン
赤い花しか存在しないお城に、ある日、黄色い花が咲きます。その日から、庭師VS黄色い花応援団の静かなる戦いが始まります。そして、最後に敗れたのは... という話です。

とてもシンプルな話なのですが、私にはこの話がとても意味深いものに感じて、何度も何度も読み返してしまいました。自分の仕事に誇りを持って忠実に任務や自分のモットーを通そうとする庭師が、ある意味、格好いいと思うのは、私が年を取ったからでしょうか? でも、段々と庭師が狂気じみてしまうところが、とても現代に通じるものもあり、ちょっとひきつるものを感じました。

結局、どんなことにも、新しい風は吹くものです。変わらないものなんて何もない。淘汰ではないけれど、こうやって、新しいものは根付いていくのだなぁと、一種の感慨深いものを感じました。

本当は、この話にはこんな難しい感想は全く必要ないのかもしれません。ただただ本当にシンプルに笑える話です。そして、描かれている絵もシンプルなので、とてもお勧めです。特に、びっくりして長熊手の柄が顔にぶつかってしまった翌日の庭師のおじさんの顔が、私の中での大ヒットです!

この黄色花の正体は、日本だったら、タンポポなのでしょうかね。この話の西洋では、バターカップといったところでしょうか? でも、バターカップは綿毛になるのかしら?!
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