新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

『世界一受けたい授業』で紹介!京大の動物博士監修の「答えのない問いに向き合う力」を育てる新感覚の絵本

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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なかなかよいと思う 清らかです!  投稿日:2014/03/18
皇帝にもらった花のたね
皇帝にもらった花のたね 作・絵: デミ
訳: 武本 佳奈絵

出版社: 徳間書店
読み終えた後に、すがすがしい気持ちになる話でした。年を取った皇帝が世継ぎを決める為に、国中の子供たちを集めて宿題を出します。それは、花の種を育てること。そして、1年後に持ってくることでした。大人はすぐに話の結末にピンとくることでしょう。でも、話は、その結末に向かって、素敵な絵と共に少しずつ進んで行きます。

誠実であることが一番難しく、大切であることを教えてくれる本でした。素敵ですよね。

先日、作者のデミさんの『1つぶのおこめ』を読んだばかりで、その本はインドの話でしたが、今回は中国の話で、民族を描き変えられる、しかもくデミさんの技量に感服です。お薦めです。そして、私もいろいろの花が咲き乱れる良い香りがする場所があるのなら、住んでみたいなぁ。
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なかなかよいと思う ヒントが!  投稿日:2014/03/18
だるまさんの
だるまさんの 作: かがくい ひろし
出版社: ブロンズ新社
これまた、かがくいさんってすごいなぁと思うのが、まず、最初の「だるまさんの」という投げ掛け&結果(答え)のセットで、私たち読者に、ああ、今回はこういうパターンなのね、と告知してくれることです。そして、私達読者の心に免疫がついたところで、そのパターンが最後まで続くというのに、ずっと、プっという笑いが常にあるということです。特に、このシリーズでは、何気に、次のページで待ち構える答えの為に、前のページでヒントを与えてくれているところがすごいなぁと思います。

つまり、「お! 次は、『め』と来るだろう!」と何気に分かるのは、だるまさんが眼鏡をかけてくれたりしているからです。だから、簡単に予想がつき、まるで答え合わせするかのように一種の期待と共にページをめくると、(当然ながら答えはあっているのですが)、そこに待ち構える予想以上に笑える絵が、本当にツボなんですよね。

ただただ、かがくいワールドに感服します。楽しい本です。
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ふつうだと思う 絵がとてもユニークでした。  投稿日:2014/03/17
ふしぎなボジャビのき アフリカのむかしばなし
ふしぎなボジャビのき アフリカのむかしばなし 再話: ダイアン・ホフマイアー
絵: ピート・フロブラー
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
9歳になったばかりの息子がどんな反応をするのかと、久しぶりに読み聞かせてみました。「ボジャビ」という言葉も音も日本語としては不思議なので、最初は、シマウマと同じように思い出せずにいたのが、面白かったです。

絵がとても斬新だなと思いました。絵を描いた方も南アフリカの方なんですね。とてもユニークな絵で驚きました。そして、なんども繰り返されるボジャビの木の説明で、アフリカの人にとって、マンゴーは甘い匂いを放つもの、メロンは大きく、ザクロがみずみずしいものなのか!と、ちょっと驚きました。
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ふつうだと思う ティナすごい!  投稿日:2014/03/17
さとうねずみのケーキ
さとうねずみのケーキ 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: わたなべ しげお

出版社: アリス館
たまたま図書館でみつけました。ジーン・ジオンさんとマーガレット・ブロイ・グレアムさんご夫妻の絵本が結構好きなので、すぐに借りて帰ってきました。王様の料理長の9番目の助手トムが、料理長の引退を機に、次期料理長を決める為のケーキ・コンテストに参加する話です。

お二人の作品、『どろんこハリー』や『はちうえはぼくにまかせて』等から比べると、ちょっと長めの話でした。でも、一緒に、読んでいた息子が、ねずみのティムの運命を気にして、結構、食いついてきたのが意外でした。

私個人としては、女王様の寝顔と、
「わたくし、いま このしゅんかんから  やくそくするわ。 もうにどと、
 ケーキは たべすきません」
と言う言葉が大うけでした。もう二度とケーキは食べませんではなく、食べ過ぎませんとは、まだ食べる気か?! と思わずつっこんでしまいました。

子供にとっては、結構、度重なるねずみのティナの危機にハラハラして楽しかったようです。ストーリーを重視するお子さんにお勧めです。
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なかなかよいと思う やさしいまなざし  投稿日:2014/03/16
なにをたべてきたの?
なにをたべてきたの? 文: 岸田 衿子
絵: 長野 博一

出版社: 佼成出版社
我が家にとっては、なつかしい本です。と言うのも、子供が幼稚園にもいかない頃に配本サービスを受けていたことがあり、その時にこの本を受け取りました。実のところ、あの頃は私自身があんまりピンとこなかった本なのですが、今回、レビューコンテストがあると知って、もう一度、手にとって読んでみたら、違う印象でした。

それは、この本の中には、岸田衿子さんのこどもへのやさしいまなざしが、とても反映されているんだなと、初めて自然と感じられたことです。私自身が年を取ったのもあるかもしれません(笑) 以前は、石鹸なんか食べちゃって、あらあらあらって思っていたけれども、結局、彩りがなくなって元に戻ってしまった豚に、他の豚がいう、前より大きくなったんじゃない?というところが、たまらなく好きです。こう感じるようになるまで、何年かかったんでしょう... でも、これが読み継がれる理由なのかもしれませんね。
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自信を持っておすすめしたい かがくいさんの笑いのセンスが大好きです!  投稿日:2014/03/16
だるまさんが
だるまさんが 作: かがくい ひろし
出版社: ブロンズ新社
かがくいさんの笑いのセンスを知らない人は、この『だるまさんが』を読むと、最初の「だるまさんが」のページを読んだ後に1枚めくると、「え?! なにこれ?」と衝撃に似たような感じを受けることと思います。でも、さらにまた、次のページをめくって、「だるまさんが」から始まり、同じようにページをめくった瞬間に、思わず「ぷ」っと自然に吹き出してしまうのではないでしょうか? そして、次はどんな展開?と、ワクワクした気持ちでページをめくります。これが、かがぐいさんの本の魅力だなと、私は思います。私は、プシューのページでノックダウンされました! こう、こわばった緊張を、本当にほぐしてくれるところが大好きです。

今でも、かかぐいさんの訃報を新聞で読んだ時のことを忘れられません。その切抜きもまだとってあります。きっと、もっともっと作品を世の中に出していかれたかったことでしょう。そして、もう新作を読めないことがとてもとても残念です。でも、こうやって、確実に読み継がれていき、あらたなファンを獲得していることを、きっと天国に喜ばれているのかな?

1、2歳くらいの赤ちゃんから、元気のない大人にも適した本だと思います。笑いで包まれる本としておすすめです。
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ふつうだと思う ウチの息子に読ませたい!  投稿日:2014/03/11
ななちゃんのおかたづけ
ななちゃんのおかたづけ 作: つがね ちかこ
おかたづけアドバイス: 鈴木 尚子

出版社: 赤ちゃんとママ社
すごく教育的な絵本でした。でも、全然嫌みがなく、そして、ストーリーの展開が上手いなぁと感嘆してしまいました。もしかして、作者のつがねさんの経験からこの話を作られたのでしょうか? 

次期4年生になる息子に読ませたいです。恥ずかしながら、ウチの息子は、ななちゃんと同じで、全部、1つの箱につっこみます。だから、行方不明が非常にあります。でも、親としては、片付けないよりマシだと思っていましたが、それじゃ駄目ですね。「物には戻りたい場所がある」という文に、ハッとしました。再教育が必要ですね。

それにしても、ななちゃんと作者のつがねさんのお顔がそっくりです。やっぱり、作品って作者にとって子供のようなものなんだなと、つくづく感じてしまいました。
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なかなかよいと思う 文章より絵が真実を語ってくれています。  投稿日:2014/03/11
チキン・サンデー
チキン・サンデー 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 福本友美子

出版社: アスラン書房
創作の話なのかと思ったら違うんですね。本のカバーの見返しに、大きくなってからの実際のパトシリアとスチュワート、ウィンストンの3人が一緒に写っている写真が載っていました。当たり前ですが、作者のパトシリアさん、すごい! 写真と絵本の中を見比べると、全員の特徴を本当にとらえています。だから、きっと、おばあちゃんもこの絵のとおりだったんだろうなぁと、容易に想像できます。

本当に、この絵本の中では、背景についての文は、必要最低限しか書かれていないと思います。多分、あえて多くを語らず、でも作者のパトシリアさんは、絵で色々な真実を語りたかったんだと思います。ただ、私が言うのもおこがましいですが、普通の日本人では、絵が意味しているところを100%理解できないのではないかと、ちょっと心配しております。

コジンスキーさんは、元々は、アシュケナジ(ム)と総称される東欧や東ロシアに住んでいたユダヤ人で、ナチスの収容所の生き残りです。彼の左手首には、青色の入れ墨で囚人番号が刻まれています。それも、かなりの正統派のユダヤ人なんだと思います。着ている服が、謙虚な白いシャツに黒いズボン、そしてユダヤ人独特のショールを肩にかけています。また髭のはやし方からもそれが裏付けられています。

それが、ユーラおばあちゃんの言う「これまでの人生、そりゃつらい目にあってきなさったんだよ。」の言葉の意味です。

それを知っているかどうかで、またこの話の深みは違ってくると思いますが、仮に分からなかったとしても、肌の色や出身地、宗教の違いを乗り越えたうえでのコミュニケーションの話として、読後に温かさが残るのは確かです。
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なかなかよいと思う 一粒の米から国を救う!  投稿日:2014/03/11
1つぶのおこめ
1つぶのおこめ 作・絵: デミ
訳: さくま ゆみこ

出版社: 光村教育図書
とてもスケールの大きい話でした。1粒が毎日、前日の倍になるということが、1カ月続けるとこんな結果を及ぼすとは、本当にすごいです! 9日目で、つまりひと月の約1/3が過ぎた時点では、まだ片手で掬える粒だったのに、最後の5日間でこんなにも炸裂するとは! まさに、この米で、食べるものがなかった人々を救い、そして王様を改心させるなんて、ラーニは国を救いましたね。

絵がとても綺麗です。そして、私たちがイメージするインドっぽさに溢れています。特に、最後の5日間で、米を運んでくる動物たちのページが圧巻です。象256頭が運んでくる米の様子を、本当に見てみたいなぁ。

下世話な話ですが、ふと、これがネズミ算だよねと思うと、まさにネズミだったら怖い話です。そして、これが借金だったらと思うと恐怖が走ります。

色々な意味で、ためになる話でした。絵を楽しむだけでも十分価値があります。お薦めです。
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ふつうだと思う いただきます の意味  投稿日:2014/03/11
ねこと友だち
ねこと友だち 作: いとう ひろし
出版社: 徳間書店
絵本ナビからのメルマガに紹介されていて、おもしろそうだとこれまた思ったので、読んでみました。でも、絵本ではありませんでした。そして、幼年童話の類でもありませんでした。エッセーに近い創作話といった感じでしょうか。

せつないですね。魚とネコは本当は友達になれないのかもしれません。でも、お互いに分をわきまえた関係と言うのでしょうか? ねこは、魚夫婦と仲良くなったことで、もって生まれた運命だとかに気づきました。そして、いただくとは、命をいただくことだと再認識しました。また、弱い者はそれ以上の速さで命を繋いでいくことも知りました。

さらっとした話の中に、大切なエッセンスが詰め込まれた本だと思いました。ちょっと大人向けかな?と思う本です。
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