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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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なかなかよいと思う この青虫の正体って....  投稿日:2014/01/04
くいしんぼうのあおむしくん
くいしんぼうのあおむしくん 作: 槙 ひろし
絵: 前川 欣三

出版社: 福音館書店
何度読んでも不思議な話で、私には不思議な魅力のある本でした。一体、あのあおむしの正体って何なんでしょうね... 題名からでは想像もつかないほどの『くいしんぼう』で、こんなことが実際に起こったら、本当に怖い!の一言につきます。でも、それを、あえて怖さを感じさせないのは、ストーリーも絵も同じ作者である槙さんが手がけているおかげなのかもしれません。

この話の中で、なかなか人間の心理を突いているなぁと思うのが、あおむしが、友達のまさおだけは食べないことです。お腹が空いてしまうと、もう何も見えなくてなってしまう、あおむしがです。「でも、まさおくんだけは たべなかったよ。だって ぼくたち ともだちだもんね。」と言って.... でも、ふと考えると、この言葉ほど怖いものってないんですよね。

大人が、難しく社会的にこの話を読めば、このあおむしが体現するものって、人間の欲望だったり、経済発展だったりと色々あてはまる答えがでてくると思います。でも、絵本ですから、単に、不思議なストーリーを楽しむということだって、出来るのです。そういう意味で、スタンダードがいくつもあり、読む年代によって楽しみ方が変えられるこの話は、すごいなと思います。

私には、最後の終わり方がとてもモヤモヤ感が残り、でも、相反しますが、逆に不安からは解放されたスッキリ感もあり、こういう終わり方がとても余韻を残していいなと思いました。是非、お読みになって、不思議な世界へ浸ってみてください。シンプルに楽しむのなら、やんちゃな男の子におすすめな話です。
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なかなかよいと思う アリの隊長が奥深い!  投稿日:2013/12/20
かいじゅうのさがしもの
かいじゅうのさがしもの 作: 富安 陽子
絵: あおき ひろえ

出版社: ひさかたチャイルド
絵本ナビで紹介されていて面白そうだったので、息子に良いかと思い図書館から借りてきました。

最初、読み始めた時は、なんだか『ビロードのうさぎ』と『くまのコールテンくん』と『ぼくをさがしに』を合わせたような話だなぁと思いましたが、いやいや、実に、アリの隊長の言葉が奥深かったです。

アリの隊長は、探し物が何か分からず思わず教えてくれと頼んだかいじゅうにこう言います。

「何をさがしてるかだって? くだらん! じつにくだらないしつもんだ。
 そんなことを考えて、ねころがっとるひまがあったら、さっさと、さがせ!
 今すぐ、何かをさがしに出かけるのだ! 歩き回り、さがし回っていれば、
 やがてかならず何かがみつかる。それがチョコレートのカケラなのか、
 とかげのしっぽなのか、そんなことは、みつけてみなければわからん。
 一つだけたしかなことは、じっとしとっても何もみつからんということだ。」

なんか小さな子供だけではなく、思春期や青年になりかけた何かを追及している人の心にとても響く言葉ですよね。私も昔、こういう言葉を信じて進んでいたことがあったなぁと、なんか懐かしさと青ずっぱい気恥ずかしさを感じる言葉でした。

そして、その後にカラスにも同じ質問をするかいじゅう。帰って来る答えは、おいしいものに決まっている!と.... アリの隊長の崇高な言葉の次に、人間臭い(実際はカラスなのですが)現実的な言葉を用意しているところが、とてもよくできたストーリーだなぁと感心してしまいました。

結局、かいじゅうが探していた物はなんだったんでしょう?! そのこたえは、それぞれの読者に任されていますが、いくつかありますよね。

当の息子本人は、ファンタジーの世界をそろそろ離れ始める年齢だからでしょうか? とても現実的なコメントでした。息子曰く、「いや〜、このかいじゅうには終わりはないんだよ。また、いつかは冷蔵庫を空にして、旅に出るんだよ。男の子が大きくなったらね。」と... 息子よ! 現実的すぎるぞ! お母さんは、君にはこの話のかいじゅうのように探し物をするようなガッツある人生を歩んで欲しいぞ。
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ふつうだと思う 空想の世界?  投稿日:2013/12/16
クレヨンマジック
クレヨンマジック 作: 舟崎 克彦
絵: 出久根 育

出版社: 鈴木出版
舟崎克彦さんの描く世界が結構面白いことを知り、絵本ナビで紹介されていたので早速読んでみました。

また異次元が登場します。異次元と言うか空想の世界というか、とにかくちょっと不気味とすら感じてしまう出久根育さんの絵が余計に不思議な感じを醸し出しています。

前半の話の流れがぐいぐいと子供を引きつけさせました。紹介されていた紙飛行機の作り方をあとでやってみたいと思っています。ただ、後半からが、おやじギャク? という掛け算を使った言い回しが、息子にはぴんと来なかったみたいで、意図している面白さが分かってなさそうなのが残念でした。

この後半の部分は、主人公の男の子の白昼夢だったということなのかな?
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ふつうだと思う その後はどうなるのだろう?  投稿日:2013/11/28
怪盗ブラックの宝物
怪盗ブラックの宝物 作: 那須 正幹
絵: 田頭 よしたか

出版社: 福音館書店
3年生の息子が学校の朝の読書タイムの時の本を買ってくれと言うので、逆にそれなら、主人と息子の2人で買ってくれば?ということになり、買ってきた本でした。

コンパクトにすべてが上手くまとまっているなという感じの話でした。実際は、期間的には一夏の出来事で、その中に友情がはぐくまれていくこと、苦手なことが克服できたこと、そして家族とのつながりが深くなったというような盛りだくさんの話でした。

はらはらするような山場が正直なところないのが残念でしたが、小学中学年が主人公なので、自分も仲間の一人になった気分で読めるかもしれません。

その後はどうなるのだろう?とふと思う話でした。
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ふつうだと思う 育児は育自  投稿日:2013/11/26
おかあさん、すごい!
おかあさん、すごい! 作: スギヤマ カナヨ
出版社: 赤ちゃんとママ社
なんだかくすぐったい本だなと思いました。子育てをしていると常に感じるのは、色々な意味で『育児は育自』という言葉です。まさにその言葉を体現してくれた絵本でした。

残念なことに、私はこのお母さんみたいに料理と裁縫は上手になりませんでしたが(まだ立派な育児中ですが、この分野は諦めです!)..... でも、自信を持って言えるのが、怖いものもあるけれど子供の為には立ち向かえるし、力持ちになったかなと! 

この絵本はおかあさんへの賛歌かな?! ありがたいです。あしたも、がんばろうと!
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自信を持っておすすめしたい 興味深く解説してくれます  投稿日:2013/07/13
おはなし名画シリーズ(5) ボッティチェッリと花の都フィレンツェ
おはなし名画シリーズ(5) ボッティチェッリと花の都フィレンツェ 文: 小手鞠 るい 西村 和子
出版社: 博雅堂出版
全頁おためしで読まさせてもらいました。30代半ばまで、実のところ、絵画には興味がありませんでした。正直、それまでの人生は美術とは接点がなかったのかもしれません。でも、私のようなまったく絵には興味がなくても一度は見たことのある絵を、詳細に、だけれど難しくなく解説してくれると、なんて絵を見る気持ちが変わってくるんでしょうね。「見る」から「鑑賞」に変化した感じです。絵が意味することを教えてもらうと、感性で見るのにプラスした見方ができて、本当に開眼した感じです。この本に出会えてよかったです。時間があって、美しいものを見たいなと思った時に、とてもお勧めです。
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なかなかよいと思う 広がる想像力  投稿日:2013/07/05
えんぴつこぶた
えんぴつこぶた 文: 舟崎 克彦
絵: 古川 タク

出版社: あかね書房
本当は留守番をしていなくちゃいけないこぶたが散歩に行きます。そこで、青い鉛筆を道で見つけ、落書きをすることにします。最初は、お父さんの絵を描こうと思ったんだけれど、出来上がった絵に怒られそうな気がして、青空に向かって自分を描きました。その絵ときたら、「ぶた」ではなくて「いのしし」そっくり。すると、そのいのししが、いのししはこんなんじゃないとご立腹されて空から降りてきて、えんぴつを借りて描き始めます。ところが、その絵と来たら...と、似た感じの動物がどんどん描かれていき、それがなかなか面白いのです。そして、最後に、絵の上手すぎる「ぞう」が登場するのですが...

舟崎さんの話はこれで2冊目ですが、ちょこっとところどころに面白い言い回しを差し込んでいて、ふっと笑えて、またその発想がとてもとても面白くて、とても引き込まれます。
この本も形は幼年童話の形式をとっていますが、一文一文は短く、必ず絵が1頁ずつついているので、絵本と変わりがありません。幼稚園生から楽しめると思います。是非、読んでみて下さい。お薦めです。
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自信を持っておすすめしたい 本当にわくわく  投稿日:2013/06/11
るすばんおばけ
るすばんおばけ 作: 舟崎 克彦
絵: 西川 おさむ

出版社: 佼成出版社
題名が面白くてたまたま手に取った本でした。おばけが留守番って?と思って読み始めると止まらなくなり、一気に読み終わり、あまりの読後感に息子にも読ませようと図書館から“はりきって”借りて帰ってきました。

佼成出版社のおはなしわくわくシリーズの1つだそうですが、本当に、え? 次はどうなるの? と愉しくてわくわくというより、一種の怖いもの知りたさみたいなわくわく感がある本でした。西川おさむさんの絵と字がこのような幼年童話用の大きな字でなかったら、ショートショートと言ってもおかしくないくらいの質の高い話でした。星新一を思い出すくらいな感じです。

話は、題名通り、おばけのこどもが初めてお留守番をするのですが、なんだか落ち着かず、結局、鏡の中に写る自分を見て、一人じゃないと安堵感を感じたのも束の間、鏡の中の「ぼく」が「ぼくら」になって「やつ」に変わった瞬間の描写が実に見事で、とても読み応えのある話でした。

ちょっと怖いけれど、小学低学年から大人まで「話を楽しむ」のにお薦めな本です。字も大きいので、3年生の息子も10分もかからずに読み終わったそうです。大変お薦めです。是非、読んでみて下さい。

ちなみに本の見開きには、「科学はついに、自分たちのコピーをいくらでも増殖できるまでに発達してしまいました。これを進歩といっていいのかどうか・・・。 人生は一回こっきり、自分という存在は、あとにもさきにもひとりだけ、という思いがあってこそ、日々のいとなみを大切にできるのではなかろうか、とアナログ人間のわたしは考えます。」(本文抜粋)と書いてあり、やはり子供用に書いたわけではないのかな?  でも、十分に、いえいえ、むしろこういう類の話を読むデビューとして読んで欲しい本です。
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なかなかよいと思う 面白〜い!  投稿日:2013/05/28
アフリカ ないしょだけどほんとだよ
アフリカ ないしょだけどほんとだよ 作: 竹下 文子
絵: 高畠純

出版社: ポプラ社
5つのないしょ話が収録されています。題名を見た時に、どんな内緒なんだろうと想像をかきたてられたのですが、いやいや、とても愉しいメニュー(実際、そう書いてあります)でした。

息子は、1番目のないしょ『バナナのすきなワニのはなし』と5番目の『スキップのとくいなゾウのはなし』が好きだったみたいですが、私は断トツに3番目のないしょ『しっぽをなくしたシマウマのはなし』と2番目の『はみがきのきらいなライオンのはなし』がよかったです。

我が家では、作者:竹下文子さんと言ったら『ピンポンバス』ですが、本当、こんなウィットにとんだユーモラスな話が創作できるなんて、すごいなぁと思います。絵本というより幼年童話ですが、3年生の息子であっと言う間に読めるので、ちょっとアフリカってどんなところ?と触れてみたい時に読んでみてください。とてもお薦めです。
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なかなかよいと思う 哀しすぎる  投稿日:2013/05/26
むらをすくったかえる
むらをすくったかえる 作: サトシン
絵: 塚本 やすし

出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
久し振りに全頁ためしよみをクリックしてみました。そして、選んだのがこの本。サトシンさんの本だし、なんて言っても、題名から“いい話”に決まっている!と思って、読んでみましたが.... か、哀しすぎる、そして切なすぎる...

カエルはどうしてそんなに頑張ってしまったんだろうと読後すぐ思いました。そして、私としては後味がなんだかとても悪くて、それは見返りを求めなかったカエルのすごさに圧倒されたからでしょうか...

とても考えさせられる話でした。決して、自分にはできないことかもしれないけれど、世の中には、きっとこういうカエルみたいな人が今まで何人もいたんでしょうね。脱帽と感謝の念でいっぱいです。是非、読んでみてください。
参考になりました。 5人

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