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汐見台3丁目

ママ・50代・神奈川県、男の子20歳

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汐見台3丁目さんの声

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ふつうだと思う 忘れていました  投稿日:2012/11/25
いっすんぼうし
いっすんぼうし 文: 令丈 ヒロ子
絵: 堀川 理万子

出版社: 講談社
一寸法師の話... 日本の昔話の中では、定番中の定番ですよね。でも、不思議なことに、親指の大きさくらいしかない子の話で、おわんに乗って箸を櫂にして川をくだるところ、姫に寵愛されること、鬼と戦うところ、最後に打ち出の小槌で大きくなるところ、それらは全〜部覚えているのですが、どうやって生まれてきたのかが、記憶から完全に抜け落ちていて、おばあさんの親指から生まれてきただなんて、びっくりしました。そうだったんだっけ?!? 驚きでした!!

そして、またこの本の紹介の短文の、知恵と勇気で幸せになると書いてあるのを読んで、あまりの簡潔な説明なのに、すとんと心におちる言葉で、妙に納得してしまいました。もう何十年もこの話を知っているのに、まとめるとそういう話だったのか! 勉強になりました。
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なかなかよいと思う 昔ながらでよい!  投稿日:2012/11/19
わらしべちょうじゃ
わらしべちょうじゃ 文: 石崎 洋司
絵: 西村 敏雄

出版社: 講談社
このシリーズでは、結構、ストーリーが私が知っているのとちょっと違うぞ?というものがあったのですが、この『わらしべちょうじゃ』は私が小さい頃に読んだものと同じで、読み終わった後に、何故だか安心感が湧きました。

絵もシンプルでしつこくなく、そして、今では目にすることがあまりない、「わらしべ」とか「たんもの」などがちゃんと描かれており、子供にもイメージしやすいのでよかったです。

後ろについている「しおうす」の話も、息子には納得のいく話だったようです。海は何故しょっぱいのかというような話は、海に面している国ならこのような逸話があると思うのですが、これが日本を代表する逸話であることを知るきっかけとなりよかったなと思います。

将来、もし息子に海外交流する機会が訪れ、日本の文化やその他を紹介する時に知識・話題の1つに出来るのでは?!と思うと、親の私がなんとなくワクワクした気持ちになりました。
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なかなかよいと思う 一昔前の話ですが、面白かったです。  投稿日:2012/10/17
わすれんぼとうさん
わすれんぼとうさん 作: 竹崎 有斐
絵: 坪谷 令子

出版社: 講談社
7歳の息子が最初から最後まで笑って聞いていました。題名の通り、どこかに忘れてきちゃったり、すぐになくしてしまうお父さんを持つ子供の話です。

今の時代では、幼稚園児が一人で登園・降園したり、一人で長い間お留守番するなんて、ありえないに近くなっていますが、昔はありましたよね。そして、自分のお父さんを「でぶちんのおとうさん」と呼んでしまったり、ものすごく悪知恵の働くところが、却って新鮮でした。小学低学年の特に男の子にお薦めの本です。楽しく、ほろりとするところもあるので、是非、読んでみて下さい。
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なかなかよいと思う 子供はゲラゲラ、親はドキッ  投稿日:2012/10/12
いけませんせい!いけません
いけませんせい!いけません 作: さとうまきこ
絵: 黒井 健

出版社: 講談社
いけま先生という先生が新しくひばり幼稚園のくまぐみの先生になりました。その先生は、名前から連想できるように、すぐに「いけません!」という先生で、初め園児達は怖がっていましたが、次第に...という話でした。

感想のタイトル通り、子供は大ウケでした。でも、親の私は、いけま先生がまるで鏡の中の自分を見ているようで、内心ズシーンとして、そして始終苦笑いでした。特に、

  一しゅうかんがすぎ、二しゅうかんがすぎると、みんなは いけませんせいの
  「いけません。」が、だんだんきこえなくなってきたのです。

  いけませんせいが いくらどなっても、つめをかんでいる人は、やっぱり
  つめをかんでいます。ろうかをはしっている人は、ドタドタ ろうかをはしっています。

  きっと、あんまりいけませんっていいすぎて、ききめがなくなったんですね。


“ああ、まさにこの悪循環、我が家だよ”と思いました。私も反省。そして、息子も笑いながら、でも、自分がそうだと気付いてくれることを祈ってやみません。

本自体はちょっと厚めですが、字がとても大きく、絵本から童話へ移行する時期にぴったりの本で、黒井健さんの挿絵でした。とても楽しく読めると思うので、お薦めです。
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ふつうだと思う 子ねこの一夜の冒険の話です  投稿日:2012/10/12
びりっかすの子ねこ
びりっかすの子ねこ 作: マインダート・ディヤング
絵: ジム=マクマラン
訳: 中村 妙子

出版社: 偕成社
「お母さん、今、ぼく、学校で『びりっかすの子ねこ』という本を読んでいるんだよ」と子供がボソっと言いました。聞いたこともない話なので、どんな話?と聞くと、説明してくれるのですが言ってることがよく分らず... 結局、図書館で見つけて借りて帰ってきました。

なるほど息子の言ってた通りで、突拍子もない設定だけれど、子ねこは犬屋さんに住んでいること、犬達の檻の上をしっぽを立てて歩くこと、当たっていました。要約すると、一番最後に生まれた子猫は他の兄弟と比べると体が小さく、それが故に母猫のおっぱいにもありつけず、更に常にはじっこにおいやれて寒い思いをしてという、動物の世界ではこのままだと自然淘汰されそうな状態だったのですが、たまたま、1つ下の檻の中に落ちて老犬と仲良くなり、食事とぬくもりにありつけました。ところが... という話でした。

1つ1つはとても小さな出来事なのですが、すべてが初めてのことである子ねこにとって、それはそれはとても大冒険だったのでしょう。1つ1つの章が短いので、ちょうど2年生くらいが読むのにちょうどよいようです。自分が子ねこになったつもりで、一緒に冒険したのかな? 正直、親からみると大した事件が起きたわけではなく平凡な話なのですが、却ってそこが子供にとっては安心して読めたのかもしれません。
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なかなかよいと思う Mail  投稿日:2012/10/11
郵便屋さんの話
郵便屋さんの話 作: カレル・チャペック
絵: 藤本 将
訳: 関沢明子

出版社: フェリシモ出版
ストーリーがしっかりしていて面白い話でした。でも、どちらかというと絵本というより、童話の類に入るかなという感じです。

郵便局で夜になると働いている妖精の小人達は、手紙の封を切らなくても内容が読めるそうです。そして、触っただけでどういう類の手紙なのか分ると... 心のこもった手紙の封はあたたかい! なんだかとても心温まる設定でした。でも、ふと、今の電子メールが日常になってしまった時代には、そんな感覚がなくなってしまうのかと思うと、残念に思えました。

話には、聞いたこともないカタカナの羅列が続いていて、それが名前だったり地名だったりと、そこも新鮮でした。飽きずに一気に読めるのでお薦めです。
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なかなかよいと思う いい話でした。  投稿日:2012/10/03
っぽい
っぽい 作・絵: ピーター・レイノルズ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 主婦の友社
息子に読み終わった感想を聞くと、いい話だったと。“いい話”という言い方はとても簡単に使えるけれど、そこには言葉で説明がつかないけれど、あんなところがよかった、こんなところがよかったという思いがあっての言葉だったのでしょう。でも、それを突っ込んで聞いても、面倒くさがって答えない年頃になってしまったのが残念です(笑)

多分、一番共感できたのが、絵は下手でも気持ちがこもっていればいいというところかと思います。誰かのたった一言で、それまで上手とか下手とか関係なく、好きとか楽しいという気持ちだけでやていたことが、できなくなっちゃうことって本当にありますよね。でも、それを乗り越えたところに、真の楽しさがあるのかもしれませんね。そして、やっぱり、人が何と言おうと自分は自分であることの大切さをおしてくれる本でした。
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ふつうだと思う 口調が違うガリバー旅行記  投稿日:2012/10/03
ガリバーの冒険
ガリバーの冒険 作: ジョナサン・スウィフト
絵: 安野 光雅
訳: 井上 ひさし

出版社: 文藝春秋
安野光雅さんの絵が大好きで、安野さんの絵のガリバー旅行記なんて読んでみたい!と思ってとびつきました。

読み始めて、あれ? なんだか調子が違うぞ?とすぐに感じました。ガリバーが回顧して冒険を語る構成になっているのですが、とてもべらんめえ調で、あれ?あれ?あれ?と言う感じで.... 無知な私は文章を書いた井上ひさしさんの名前を見ても何もひらめかなかったのですが、“ひょっこりひょうたん島の井上ひさしさん”と知って、妙に納得してしまいました。

この2人のコラボ自体がなんとなくびっくりなのですが、元々は1969年に発刊された本のリバイバル版で、当の安野さん自身がすっかりこの本の存在すら忘れていたそうです。そして、絵を全て書き直したものがこの本だそうです。

ガリバーが小人の王国からみたら、食べすぎちゃったり、洋服を作るのにもすっからかんになってしまうから、小人の国からお引取り願うなんて、今までたくさんのガリバー旅行記を読みましたが、はじめてです! とても斬新な旅行記で、安野さんの絵と名前がガリバーでなければ、日本の小噺、昔話かと思っちゃうほどでした。一見の価値ありますよ〜!
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なかなかよいと思う 子どもの気持ち  投稿日:2012/10/03
ネビルってよんでみた
ネビルってよんでみた 文: ノートン・ジャスター
絵: G・ブライアン・カラス
訳: 石津 ちひろ

出版社: BL出版
新刊で出ていた時に本屋で一度立ち読みをした本でした。そして、つい最近、「ああ、また読んでみたいなぁ。子どもに読んであげたいなぁ。」と思い、題名の男の子の名前は不確かにしか覚えてなく、「ってよんでみた」だけを覚えていたので検索して探し出しました。

「ひっこししても いいかしら?」なんて、だれもきいては くれなかった。
「ちっとも しんぱいいらないわ」って いわれただけ。
しんぱいなときにかぎって、かならず そういわれる。(本文抜粋)

この文にノックアウトされた気分でした。子どもの気持ちが本当によく描けているなと思いました。そして、その後に続く、

ぼく、かあさんじゃないから、ひとまわりするだけで、ともだちができたりは
しないけれどね・・・・

そして、「ネビル」とつい叫んでしまう男の子。
ウチの息子は、ここまで来た時に、「ネビルって誰? もしかして、その男の子の名前?」と聞いてきました。そのまま、ずっと話の展開を聞き続けた息子は、最後に安心したようでした。

とても、子どもの不安な気持ちがよく描かれていて、そしてひょんなことから友達が出来るという安堵感、新しい場所に移動することに不安を感じている子だけではなくて、今、友達がいなくて孤独を感じている子どもにも、是非、読んであげたい本です。よい話でした。
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ふつうだと思う くぎバージョン?  投稿日:2012/09/26
くぎになったソロモン <新訳>
くぎになったソロモン <新訳> 作: ウィリアム・スタイグ
訳: おがわ えつこ

出版社: らんか社
作者:ウィリアム・スタイグさんは魔法を使って何かに変身する話が好きなのでしょうか? つい最近、『ロバのシルベスターとまほうの小石』を読んだばかりなので、主人公がロバからうさぎへ、そしてピンチになって変身するのが岩から釘になったという感じで、共通点がとても目に付きました。どちらも、しばらくの間、家族と離れ離れになって淋しい思いに耐えて、時を待つところまで、同じです。

個人的には、ロバのシルベスターの方がしっとりした感じで私の好みですが、ソロモンが釘に変身する術を身につけた時の夕食の席での、ニンマリ顔がとても好きです。

今回は火事になってしまって、釘になったソロモンは大丈夫なのだろうかと心配しましたが、考えてみると、この変身の話は希望を失ったかのように見えても最後はハッピーエンドで元に戻るとなっているで、そこにウィリアム・スタイグさんの人生観みたいなものがあるのかな?
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