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はじめてのクリスマス(偕成社)

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こぶた文庫

せんせい・70代以上・東京都

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自己紹介
絵本講師の資格を取得しました。その後おもちゃコーディネーターを取得し、2011年9月には念願のペーパークイリングインストラクターの認定を受けました。いろいろやったけれど、やはり絵本が一番!顧問をしている『絵本サークル・アイビー』は、2012年に20周年を迎え,親しい絵本作家さんをお招きして記念会を致しました。ここ数年は絵本にどっぷり浸かっています。
好きなもの
ドイツ、韓国、台湾。世界の雑貨。
絵本(蔵書は3500冊以上。)
小淵沢えほん村(絵本サークルの合宿先になって22年、毎年2〜3回出掛けます。)
ぺ−パークイリング・ペーパークラフト。
頑張っている教え子たち。
ひとこと
絵本を学際的に研究するのではなく、生活必需品というような感覚で捉え、読み続けて行きたいです。

こぶた文庫さんの声

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自信を持っておすすめしたい きっぱり言うことのかっこよさ  投稿日:2006/12/21
たろうのともだち
たろうのともだち 作: むらやまけいこ
絵: 堀内 誠一

出版社: 福音館書店
絵本を開いたとたん、満開のお花(マーガレット?)が目に美しくわくわくしてしまいます。家来から友達へ!たろうの提案はなんて素敵なのでしょうか。「けらいなんて、ぼく いやだ」ときっぱり言い切ったたろうの顔はかっこいいですよね。

40年前に出版されて、幼稚園の子ども達に何回も読みました。シンプルなお話しですが、弱いものと強いものの関係は子ども達も経験済み? 身につまされている様子の子どももいました。だからといっていつでも仲良くしていられるわけがなく、自己主張がエスカレートしてけんかになることもしばしばでした。でもこの経験の積み重ねで、他人の痛みや喜びを共感できるようになるのだと思います。

堀内さんには大変失礼だと思うのですが、こおろぎがなんだかバランスが悪く、ちょっとぎこちなく感じるのは私だけでしょうか?
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自信を持っておすすめしたい 肝っ玉かあさん 参上!  投稿日:2006/12/21
せんたくかあちゃん
せんたくかあちゃん 作・絵: さとう わきこ
出版社: 福音館書店
洗濯(しかもたらいと洗濯板を使って)が大々大好きな母ちゃんが、たくましくていい味を出しています。何もかも洗ってしかもダイナミックに干している場面は何が干してあるのかチェックするのも飽きないし面白いです。
最後にあんなに大勢の雷が押し寄せて来ても「よしきた まかしときぃ」といってのける母ちゃん。絵本にも肝っ玉母さんが現れた、と思いました。
痛快!な絵本です。
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自信を持っておすすめしたい 挿絵にヒントが…  投稿日:2006/12/21
なぞなぞあそびうた
なぞなぞあそびうた 作: 角野 栄子
絵: スズキ コージ

出版社: のら書店
 きることも できます
 あむことも できます
 そることも できます
 かけることも できます (本書P7より)

楽しいなぞなぞがたくさん詰まったかわいい本です。リズミカルななぞなぞだから「なぞなぞあそびうた」なのでしょう。でも真剣に考えるなぞなぞです。挿絵はスズキコージ氏ですが、とってもかわいらしく(笑)しかもなぞなぞのヒントになっています。大人も子どもも楽しめる本です。 
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自信を持っておすすめしたい めずらしい巻物絵本  投稿日:2006/12/21
ブンブンバチン
ブンブンバチン 作・絵: スズキ コージ
出版社: 教育画劇
四谷で開かれているスズキコージさんの個展に行ってきました。ご本人もいらしてイノシシをメインにした年賀状のライブペィンティングを拝見した後、新刊絵本の原画をはじめとしたスズキコージワールドを楽しんできました。

そこで購入したのがこの絵本です。大変珍しい巻物式の絵本で、言葉は「ブンブン バチン ミツ バチン」の繰り返しのみ。ご本人にこの絵本はどうやって読んだらいいのでしょうか?と伺ったところ「どうでもいいよ」との答えでした。だったら私流で!と思いました。
巻物式ですから広げると巾1mの1枚の絵が現れます。しかも両面で。ダイナミックな絵に圧倒されます。
絵本として楽しめる上に1枚の絵も楽しめる優れものです。
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自信を持っておすすめしたい 親しみやすい美しい絵本です  投稿日:2006/12/20
ぼうし
ぼうし 作・絵: ジャン・ブレット
訳: 松井るり子

出版社: ほるぷ出版
この絵本は見開き2ページで4場面を楽しむことが出来ます。メインは靴下が頭に引っかかったはりねずみのハリーのお話し。左側の楕円形の額の中は靴下を干したサラがその後どんなことをしていたかについて。終わりの方では、靴下を外してもらったハリーがホッとしています。そして右側の楕円形の額の中は次にハリーの前に現れる動物が描かれています。そして上部はサラが干したふゆのものの洗濯バサミが外れて次々と風に飛ばされていく…。
とても凝った作りの絵本です。絵も丁寧で色彩も美しく、馴染みの深い動物も写実的に描かれています。

作者がデンマークに滞在した時の経験から作られたものだとか。だからロイヤルコペンハーゲンのポットが出てくるのですね。

とても親しみやすい美しい絵本です。
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自信を持っておすすめしたい シャープな清々しさ  投稿日:2006/12/17
クリスマスのちいさなおくりもの
クリスマスのちいさなおくりもの 作: アリスン・アトリー
絵: 山内 ふじ江
訳: 上條 由美子

出版社: 福音館書店
お母さんが病気で入院しているために、クリスマスの飾り付けもお料理も何の準備もしていないお家に住む猫とねずみ達が、それをリカバーするお話しです。クリスマスイブだけは、猫とねずみも仲良くする日なのだそうです。ミンスパイというものはじめて知りました。猫の采配でねずみはもちろん、蜘蛛が飾りを手伝い、しかもやって来たサンタクロースにねずみと蜘蛛の働きをまず猫は伝えました。翌朝起きて来たこの家の住人達はプレゼントを喜んでいる様子はわかりますが、猫とねずみと蜘蛛には最高のクリスマスであったことでしょう。
猫とねずみという関係から私にはうっすらと『怖い』ベールが全体にかかっています。でもそれがこのお話しをシャープな清々しさにしていると感じました。

作者はイギリスの方だそうです。育った地方のクリスマスの様子もわかり、シャープな清々しさではありますが、暖かさも感じられる絵本だと思いました。
【事務局注:このレビューは、「クリスマスのちいさなおくりもの」こどものとも 2006年12月号 に寄せられたものです。】
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自信を持っておすすめしたい リズミカルで美味しい!  投稿日:2006/12/17
モグモグでんしゃ
モグモグでんしゃ 作・絵: 井上 洋介
出版社: 福音館書店
リズミカルで美味しい絵本だと思いました。
切符を買う駅にはその名前の物がモニュメントとして飾られています。電車もその形をしています。そして車内でそれを食べているのです。「あまぐりえき」「らあめんえき」なんて、誰が考えつくのでしょうか。とっても愉快な気分になりました。
繰り返しはもちろん、リズミカルなのがいいですね。「モグモグゴトン モグゴトン」は子ども達の合唱になる事まちがいなしでは? 曲を付けて歌ってみたいです。
裏表紙は「アイスクリームえきで きっぷをかった アイスクリーでんしゃで アイスクリームをたべた モグモグゴトン モグゴトン」でしょうか? 
登場する人物のほとんどが笑っています。だから笑顔になる事間違いなし。わははは…。
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自信を持っておすすめしたい 言葉の繰り返しと絵  投稿日:2006/12/17
てこてこ てこてこ はりねずみ
てこてこ てこてこ はりねずみ 作・絵: 田島 征三
出版社: 福音館書店
単純な言葉の繰り返しが、ダイナミックな田島氏の絵でお話しを盛り上げています。「いってきまーす」とお散歩に出かけたはりねずみが「つん」と他の動物に出会います。うさぎ、くま、きつねとそれぞれの対応が違っていて面白いのです。最後はまん丸くなって「ころころ ころころ はりねずみ」で「ただいまー」とお家に戻りました。
読む時には少々抑揚にデフォルメとリズムを加えたら?と思います。

言葉の繰り返しの面白さは絵によって何倍にもふくれあがることを、田島氏は証明して下さったように思います。また、私の『大好き絵本リスト』に加わる絵本が見つかりました。
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自信を持っておすすめしたい 親子で楽しんで!  投稿日:2006/12/17
まるてんいろてん
まるてんいろてん 作: 中辻 悦子
出版社: 福音館書店
かわいらしいカラフルな○が織りなす、赤ちゃん向きの色と形のコラボレーション絵本だと感じました。見ていてとっても楽しいのです。シンプルな6色の○がいろいろに大きさを変えて遊んでいます。中辻さんのお宅に遊びに来たお孫さんの様子から生まれた絵本なのだそうです。赤ちゃん達は大喜びで楽しむことでしょう。5、6歳のお兄ちゃん、お姉ちゃんも赤ちゃんに読んであげることが出来るのではないかしら?

今、0、1、2歳の赤ちゃんのいるお母さんやお父さん達、ぜひぜひ我が子に読んであげて親子で○を楽しんで下さい。
【事務局注:このレビューは、「まるてん いろてん」こどものとも012 2006年11月号 に寄せられたものです。】
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自信を持っておすすめしたい 冬から春への移り変わり  投稿日:2006/12/14
もりのてがみ
もりのてがみ 作: 片山 令子
絵: 片山 健

出版社: 福音館書店
今日は私の誕生日です。2年前の卒業生たちからこの絵本が送られてきました。嬉しい嬉しい誕生日の贈り物です。

いろいろな動物達に手紙を書いてもみの木に下げたひろこちゃんは最後にはもみの木にも手紙を書きました。ひろこちゃんのやさしで心が温かくなります。
春になってもみの木のところに行ったら、動物達が待っていてくれました。すみれが咲いていて、うさぎのこどもたちもいて、もみの木の子どももたくさん芽生えています。裏表紙ではひろこちゃんとこうさぎ達がもみの木の赤ちゃんを眺めています。

春を待つ、って東京人はあまり意識しないのかもしれませんが、改めて冬から春への移り変わりを意識しました。また、手紙もを書くことが少なくなりましたが、動物達は贈り物という形でお返事をくれました。すばらしい絵本です。大切にします。
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