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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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シーア

ママ・40代・大阪府

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自己紹介
5歳&2歳の二人の男の子の母です。大阪在住です。

私も息子たちも、絵本大好き。
ずっと、眠る前は絵本の時間と決めていて、
どんなに仕事が忙しくても、寝かす前に怒っていても、
息子たちと一緒に選んだ絵本を3〜5冊は読み聞かせています。
私にとっても、心くつろぐゆったりした時間♪

「絵本講師」という資格を持っています。
子育てに、絵本の読み聞かせを取り入れることのよさを、現役子育て中のママさん・パパさんにもっと知ってもらいたいな・・・と思っています。
絵本の読み聞かせは、お子さんの想像力や言葉を育ててくれます。
それだけでなく、親子で同じ絵本の世界を共有できる、楽しいコミュニケーションの時間です。
ぜひ、お子さんと一緒に絵本を楽しんでください♪
好きなもの
昔、絵を描くのが好きでした。
ボランティアで、神戸大震災の遺児にあてた絵本を描き、
レインボーハウスという遺児たちの家に寄付をしたことがあります。
今も施設に置いてくれているそうで、とても嬉しいです。
絵本以外の作家さんでは、北方謙三や江國香織、東野圭吾が好きです。
画家さんはミヒャエル・ゾーヴァ、池田あきこ(ダヤンを描いた方です)が好きです。
ひとこと
絵本、という存在そのものが、既にときめきます。
変態でしょうか・・・(笑)

そんな私は、絵本講師をしています。
将来は、いろんなお母さん・お父さんを対象に、
読み聞かせのコツや絵本の選び方などを、
楽しくお伝えできる「絵本講師」になるのが目標です。

練習や経験のためにも、自宅で読み聞かせの会も開いています。
そして、息子を実験台(!?)に日々読み聞かせ。

でも、今はまだ準備期間。
焦らずゆっくり、息子との時間を大事にしながらやって行きます。

シーアさんの声

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なかなかよいと思う 春を呼ぶ竜  投稿日:2011/03/24
まゆとりゅう
まゆとりゅう 作: 富安 陽子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
「まゆとおに」を気に入った長男のために、図書館で借りてきました。

雪遊びをする母娘の場面から始まりますが
「つめたい はるのあさ」という文章。
ちょうど、今3月後半ですが、まだまだ寒い日が続いてるので
そろそろあったかくなってくれないかなぁ〜と思っていたところでした。
今の時期にぴったりの絵本です!

解けはじめた雪が、山肌に描くのは
黒い地面が見えて現れた、まるで竜のような模様。
毎年、そんな日には必ずお客様がやってくるんだよ、とやまんば母さんは言います。

まゆが、髪をとかしておめかしをする場面が、私は大好き!
おてんばで力持ちのまゆも、女の子なんだなぁ〜、かわいいなぁ〜、と、
思わず目を細めてしまいます。

空からやってきた竜は、子どもの竜も連れてきていました。
やまんば母さんは大きな竜に、まゆは子どもの竜に乗って、
空を駆け回り、雨を降らせ、
「おきろー!おきろー!めをさませえ!」と
春を呼び起こします。

竜とともに春を呼ぶというのも、やまんばの大事な仕事なのかな?
雪解け水で水かさを増した川も、上空から見るとまるで竜のようです。

中国には、旧暦2月2日に春竜節という、
竜を迎えて雨を降らせ、五穀豊穣を願うというお祭りがあるのだとか・・・
そう思うと、季節の境目に竜が現れるのも納得です。

豪快なやまんば母さんとまゆは、竜にも引けをとらない迫力ですね。

読みながら「〜〜した、そのときです」という表現が何度も出てくるので、ちょっと気になってしまいました。
数えてみたら、4回。
うーん、多いのか少ないのか分かりませんが、そして、少ないほうがいいというものでもないとは思いますが
「そのときです、って何回も言ってる気がする・・・」と思うくらいだったのです。
ストーリーの流れとして、そんなに急を要する「瞬間」ってわけでもなかったので、
ちょっと他の表現はなかったのかな?って思ってしまいました。
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自信を持っておすすめしたい タシルが、ジタンが〜!  投稿日:2011/03/24
Dayan in Wachifield 5 ダヤンとハロウィーンの戦い
Dayan in Wachifield 5 ダヤンとハロウィーンの戦い 作・絵: 池田 あきこ
出版社: ほるぷ出版
魔王やニンゲンがいつ攻めてきてもいいように・・・と
ジタンの指揮で、鍛錬を重ねる動物たち。

そんな折に流れ着いたニンゲンの船が、
さらなる騒動の発端になります。

魔王もニンゲンも一度に攻めてくるという、
タシル初の危機。
たくさんの仲間が命を落とし、緊迫の事態となってきました。
平和なタシルのお話を知ってから読むと、心が痛みます・・・。

ニンゲンのバードと、セの恋の行方も気になる!
まさか、このままバードが死んでしまうなんてことないだろうなぁ、と
続編に期待しています。

ジタンが、父の王の前では泣き言を言いそうになったり、
涙ぐむ場面があり、なんだかほろっときました。
そうだよね、しっかり者のジタンでも、こんなことになれば不安なはず。

そのジタンも矢傷を負うピンチです。
王は城を捨てる決意をします。
ここまできたらクライマックス、目が離せません。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 次男も一緒に  投稿日:2011/03/24
どこまで ゆくの?
どこまで ゆくの? 作・絵: 五味 太郎
出版社: 福音館書店
月刊かがくのともの、500号記念ということで、なじみの絵本やさんがおまけで下さいました。

青い帽子の男の子は、どこまでもずっと遠くまでお出かけをします。
誰かのおうちの間を通り抜け、犬を散歩しているおじさんを見ながら、バスとすれ違い、地下鉄に乗って・・・
文字はほとんどありません。
あるのは、ただ道と風景、そして白い矢印のみ。

たどり着いたのは博物館。
「だいぶとおくまできました
 だいぶむかしまできました」
なんだか意味深です。
矢印を逆にたどって、帰り道も楽しめる絵本です。

この絵本のどこあたりが科学なんだろう?と思いましたが
付録の小冊子にあった、林明子さんの書評を読んで納得がいきました。
「道を歩くことは、
距離を測る事、方向を考える事、
時間を感じる事、気候の変化を見ることなど、さまざまなかがくを含んでいる」
のですね。

長男よりも、1歳の次男の方が喜んで、指で道をたどりながら遊んでいました。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 次男がお気に入り  投稿日:2011/03/23
さかなまちいき でんしゃ
さかなまちいき でんしゃ 作: いぬいちえ
絵: にしむらしげお

出版社: 福音館書店
無類の電車好きの次男が、図書館で選びました。

海からやってきた、たこの坊やが、町のお祭りを目にします。
昔ながらの日本の町並み、お面や綿菓子なんかが売ってる光景が
なんだか懐かしい雰囲気です。

家々に、夜の明かりが灯る頃、そろそろおうちが恋しくなるたこくんですが
家に帰る道が分からなくなってしまいます・・・
そんな時、目の前に電車が!

駅には、不思議なおじいさんがいて
「さかなまちいきの でんしゃにのればいいよ」と教えてくれて
無事におうちまで帰って来れます。

海の中の町も、レストランがあり、普通の暮らしがあり・・・
住んでるのはさかなやイカのおじさんだけど(笑)
人の住む町も、海の中の町も、本当に電車の一駅のように
垣根がなく、簡単に行き来できてしまいそうな錯覚に陥ります。
上質のファンタジーですね。

文章は、小さい子向けで少なめですが
絵の中から、たくさんの発見をすることができます。

私たち親子の発見・・・
・夕暮れ時の町には、抱っこされる猫とか
晩ごはんをつくる湯気とか、おうちの空気がいっぱい。
・たこくんのお面は、おじいさんからもらったようだ。
・服を着たたこくんの手と足は、
 シャツの袖とズボンの裾からそれぞれ2本ずつ出てる。
・さかなまちに着いた電車は、
 終点で折り返し、もうすでにいちばん後ろだった車両には運転手さんが乗っていて
 行き先は「ひとまちいき」と書いてある。

見るたびに新しい発見があり、次男のみならず、
5歳の長男も楽しんでいます。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 先生のほうがやさしい!  投稿日:2011/03/22
おこだでませんように
おこだでませんように 作: くすのき しげのり
絵: 石井 聖岳

出版社: 小学館
絵本ナビなどで、たびたび評判は目にしたことがあった絵本。
普段、兄弟二人で同じことやってても
長男ばかりを怒りすぎてしまってるって自覚してたから
迷わず借りてきました。

この絵本に出てくる少年は、何をやっても怒られてばかり。
家では、妹を泣かしたと言われて怒られ、
学校では、意地悪言った子をキックしてやり返したら
「乱暴だ」と怒られ・・・

言葉でうまく気持ちを表現できなかったり
立ち振る舞いや、タイミングや
いろんなことが間が悪くって、
ほんとは褒めてもらいたい、いい子になりたいって思うんだけど
ことごとく怒られてしまう・・・

七夕さんの短冊に、小学校に入って覚えたてのひらがなで
「おこだでませんように」と書いた
男の子の気持ちが、痛々しいです・・・

長男に、この絵本を読み聞かせたとき
妹が泣いて・・・というくだりで
深く深く、何度もうなずいてました^ ^;

そうなんだよねぇ、ケンカの場面を見てなかったりしても
弟の泣き声が遠くから聞こえると
まず上の子に「なんかした!?」と怒ってしまう・・・
それまで、一緒に遊んでくれてたのに、そんなこと褒める余裕もなくて。

反省・・・
でもね、七夕さんだけじゃなく、先生も、お母さんも
ちゃんと彼の気持ち、汲みとってくれましたよ。

子どもの気持ちに寄り添える、
最後にあたたかい気持ちになれる、いい絵本です。
参考になりました。 7人

ふつうだと思う 読み手の工夫のしどころ  投稿日:2011/03/19
うみべのハリー
うみべのハリー 作: ジーン・ジオン
絵: マーガレット・ブロイ・グレアム
訳: わたなべ しげお

出版社: 福音館書店
「どろんこハリー」が家にあるので、
続編のこちらも図書館で借りて読んでみました。

砂浜に似たようなパラソルが並んでるのって、迷子になった記憶あります!
しかも、海に入って、上がってくると、最初と同じ位置に上がってきたつもりでも、ちょっとズレてたりして、余計分からなくなるんですよね。
ハリーも、うちの人のパラソルがどこか分からなくなってしまいます。
海の海藻をすっぽりかぶって、おばけなまこのようになってしまったハリー、
無事に家族のもとにたどりつけるのでしょうか?

ホットドッグやさんの呼び声、英語の原文では「ハリー」に聞こえるのでしょうね・・・
翻訳って難しい。
苦心された末の「いらはい!いらはい!」なのだと思いますが、
やはり日本語では、よほど頑張って似せるように読まないと「ハリー」には聞こえないなぁ〜。
そこは、読み手の工夫のしどころですね。

ところで、お風呂が大嫌いなはずのハリーですが
海の水に濡れるのは構わないのかな・・・?と
ちょっと疑問でした^^;
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい わかるなぁ。  投稿日:2011/03/19
けんかのきもち
けんかのきもち 作: 柴田 愛子
絵: 伊藤 秀男

出版社: ポプラ社
「ぼくらのむしとり」で、あそび島の絵本に触れ、
子どもの、特に男の子の気持ちに沿った絵本だなぁと思ったので、他の絵本を読んでみたくて、
保育園の絵本貸出で借りてきました。

けんかのルールが、明確でわかりやすくて、共感しました。
けんかは、素手でやる。1対1でやる。
どちらかがやめたくなったらやめる。
男の子って、けんかすることでもっと仲良くなるってのが、顕著な気がします。
ドラゴンボールとかでも、ありましたよね?
殴り合って殴り合って、最後にだんだん笑えてきて・・・みたいなの(笑)
違うか?

こうたとたいは、仲いいんだけど、いや、仲がいいからこそ、
ふとした時にけんかになっちゃう。
こうたは「終わりにする!」と宣言して、先に「ごめんな!」と言う・・・すごくオトナだなぁ、と思ったけど、
たいの中ではまだ「けんかのきもち」は終わってない。
なんでだよ! なんで謝るんだよ!
たいの心の叫びが、痛々しいけど、わかる。

いっぱい泣いて、お腹いっぱいおやつ(なぜか餃子・・・笑)を食べたら
涙は止まって、けんかの気持ちも終わった。
これも、わかるなぁ。
お腹が減ってると、怒りっぽくなるしね。
最後に「こんどは きっと ぼくがかつ」と言うたいの決意に満ちた表情に
男の子の強さを感じました。
こんな、本気のぶつかり合いを経て、大人になった人は
人の痛みのわかる人になれると思います。
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自信を持っておすすめしたい リアルな電車の絵!  投稿日:2011/03/19
SLれっしゃだいさくせん
SLれっしゃだいさくせん 作・絵: 横溝 英一
出版社: 小峰書店
兄弟そろって大の電車好き、もれなく気に入る絵本です。
特に、リアルな絵のものが好きなので、横溝英一さんの描く電車は、
ドンピシャで好みストライクなんです。
図書館でも保育園の貸出絵本でも、どこからともなく発見してきて、
着実に読破していっています。

珍しいSL列車に乗って、旅行をする兄弟2人組。
電車が好きって言ってるし、うちの子たちが大きくなったら、こんな風なのかなぁと思ってしまいます(^^)
兄弟二人きりでも楽しめるって頼もしいです!

途中で人との触れ合いあり、食べ物あり、
ターンテーブルで方向転換する電車もあって、
帰りは新幹線で戻るという、フルコースの旅。
こんな旅行なら、大人でも楽しめそう。
いつか、本物のSLに乗ってみたいねって、親子で話してます。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 海の音  投稿日:2011/03/19
うみべのおとのほん
うみべのおとのほん 作: マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵: レナード・ワイズガード
訳: 江國 香織

出版社: ほるぷ出版
とても耳のいい子犬のマフィンは、ボートで海に出て、
海の音をたくさん聞くことになります。
波の音・かもめの鳴き声・・・

レナード・ワイズガードの絵が素敵です。
ステンシルの画法なのかな?
色の数は少なくて、シンプルなのですが、味わいがあって、今見ても古臭くなくて、むしろ新鮮です。

「マフィンにそれがきこえたかしら?」
と繰り返されます。
質問形式なので、そういう絵本が好きなお子さんにはいいかも?

最後の方には、海の底の魚などが出てきて、同じ質問をされるのですが、
これは「聞こえないね」ということでいいのですよね?
考えても、どんな音が聞こえるのやら思いつかなかったので・・・
海にさほど縁がないので、正解が分からず、
うちの息子はちょっと「もういいって」みたいな感じでうっとおしくなってきてたみたいです^^;
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自信を持っておすすめしたい 謎は残したまま  投稿日:2011/03/19
Dayan in Wachifield 4 ダヤンとタシルの王子
Dayan in Wachifield 4 ダヤンとタシルの王子 作・絵: 池田 あきこ
出版社: ほるぷ出版
ダヤンの長編ファンタジーの第4弾です。

過去のタシルに旅立ったダヤンは、
タシルの王子としてジタンに再び出会います。
ジタンはダヤンのことをもちろん知りませんが…
変わらぬ友情がそこにはありました。

エルフの住まうフォーンの森と、
それを治める風の王。
タシルの王であるグランは、
昔風の王と些細なことから仲違いをしたまま、交流が途絶えていました。その復縁の使者として、ジタンが立ちます。

火のトリポカを手にした死の森の魔王と、
それに取り入ろうとするキマイラ。
ジタンの妹・バニラがさらわれますが、
キマイラがバニラに惹かれていく気持ちの移り変わりが、
とてもキレイで、心を動かされました。

闘いあり、淡い恋心あり、ドラマあり・・・と盛りだくさん。

魔王との戦いが一段落しても、
まだ、謎は続いているので、続編も楽しみたいです。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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