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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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ジョバンニ

パパ・60代・広島県

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自己紹介
東京都国立市生まれで関東圏育ちです。現在は仕事の関係で広島に住んでいます。
2人の子供を抱える、自称「絵本好きのパパ」の「ジョバンニ」です。

この度、転勤で鳥取県に来ました。「こんとあき」の舞台にきて、新たな気持ちで参加していきます。
が、しかし、「好きなもの」の5にやや追われ気味で。。。
好きなもの
1.(絵)本を読むこと
2.温泉にゆっくり入ること
3.食事を楽しくすること
4.家族とすごすこと
5.真剣に仕事をすること
ひとこと
1.あまり紹介されていない絵本のレビューに心がけています。
2.全国のパパ! 頑張って子育てに励みましょう!

ジョバンニさんの声

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自信を持っておすすめしたい 電車好きにはたまらない!  投稿日:2003/09/24
はこねのやまのとざんでんしゃ
はこねのやまのとざんでんしゃ 作・絵: よこみぞ えいいち
出版社: 福音館書店
電車の絵本を多く手がけている”横溝英一”さんの代表作と言えるでしょう。フリーハンドでペン画タッチに描かれていますが、さすが電車好き!細部まで精密で手抜きがありません。

さてお話は、日本一急な坂を登る「箱根登山鉄道」の状況と、紅葉の風景を、乗客と車掌さんの会話を交えながら描写しているものです。これらの情景が、電車の動きに合わせ多角的に描かれているため、登山電車がどのルートを走っているのかが手に取るようにわかります。この本を読むと、きっと登山電車に乗って箱根に行きたくなると思います。電車好き、旅行好きの方にお勧めの1冊です。

ちなみに電車マニアの息子はハマってしまい、この絵本を持って”箱根の山の登山電車”に乗るのが当面の夢となっています。
我が家では広島から小田原に行き、そこからこの物語に入る前段部を語っています。夢をなかなか叶えてやれない、息子に対する苦肉の策で始めたのですが、意外と好評で、今はそこからお話が始まります。電車の絵本・旅の絵本には、こんな楽しみ方もあります。
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なかなかよいと思う デェーン!  投稿日:2003/09/22
やまのじぞうさん
やまのじぞうさん 作: たかべせいいち
出版社: 架空社
何で地蔵さんが山の上にデェーン!と座っているのでしょうか?

とてもおおきな地蔵さんなので、村人は気になってしかたありません。雨の日も、カンカンでりの日も、強風の日も、雪の日も、……………。村人はとうとう地蔵さんに言います「おりてきてゆっくりしてくだされ」。
地蔵さんは断り続けますが、村人のあまりのしつこさに、とうとう怒って違う山に行ってしまいます。すると………!!
「だから言わんこっちゃない」。村人は危うく難を逃れましたが、地蔵さんがなぜ山の上にデェーン!と座っていたのかやっと理解します。

架空社の山シリーズは、小さな子供には受けないものが多いような気がします。本書の内容もチョット教訓じみていますしね。でも、この絵はおすすめしたい。お地蔵さんの顔の周りで、村人がちょこまか動く様子は大人が見ても面白い。また「デェーン!」に代表される擬態語は、息子に大受けでした。
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自信を持っておすすめしたい アドリブで一言!  投稿日:2003/09/22
うまそうだな、ねこ
うまそうだな、ねこ 作: 松山 美砂子
出版社: 架空社
池の中に住んでいる魚は、夜な夜なやってくる猫に怯えています。♪…おれが いつか たべる さかな…♪そう歌いながら猫は魚をつまみ、もて遊んだ後、池にそっと帰します。魚は猫が大嫌いです。でも、猫は魚が大好きです。だって、一匹しかいない大事な魚ですから。

そんなある日。恐怖心や悔しさを進化のエネルギーに変え、魚は池から這い上ったのです。昔、地学の教科書で見た、魚類から両生類?、爬虫類へと………。そして!ついに!
「うわああああああっ!たすけてくれえ!」今度は立場が入れ替わり、猫が恐れおののいています。さて、何がどうなったのでしょうか?!

魚や猫の細かい表情や動作が、文書にとても良くマッチしています。特に、小さな魚が池の中で恐怖におののき怒り狂っている表情から、進化して笑いながら池のまわりを走っている表情、最後に再び池の中で楽しそうに泳いでいる表情への変化が素晴らしい。

子供たちの反応は正直イマイチですが、B級ホラー映画よりよっぽどおもしろい。個人的にお薦めの一冊です。

最後のページは猫が魚を頭の上にのせ、月を眺めているシーンです。文書はないけど、ここが本当の終わりです。読み聞かせの場合は、アドリブで一言!
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ふつうだと思う 考えようによっては………。  投稿日:2003/09/19
はなくそ
はなくそ 作: アラン・メッツ
訳: ふしみ みさを

出版社: ロクリン社
狼さんと羊さんと豚さん。昔からあるお決まりの登場人物。で、狼さんが羊さんと豚さんを食べようとする設定。これもお決まり。で何が違うの?
狼さんが潔癖性で、不潔な豚さんを食べずに逃げ出してしまうのです。では、何が不潔か?本の題名の「はなくそ」を豚さんが食べるのです。

正直、潔癖症の人にはお勧めできません。豚さんが「はなくそ」を旨そうに食べているシーンはチョット………。

しかし、考えようによっては、この不潔さが彼を助けたのです。芸は身を助けると言うのとチョット違いますが、「不潔である」という一般的に目を背けられるような題材を、この様な形で表現すると言うのも面白いのかな?と思いました。

だからといって、子供に「不潔も良いんだよ」とは言いたくありませんし、そう思われたくもありません。これは別の議論です。

救われるのは、最後に豚さんが綺麗になって、羊さんととラブラブのハッピーエンドで終わっているところです(豚のジュリーは羊のジュールが好きなのですが、不潔で嫌われていたのです)。
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自信を持っておすすめしたい これだね!!  投稿日:2003/09/19
風来坊
風来坊 作・絵: 川端誠
出版社: BL出版
風来坊とはお坊さんの名前です。

修行はしない、お経も読まぬ、だけど木彫りは天下一品。こんなお坊さんですから、腹が減ると畑の物を盗んだりもします。でもちゃんとお礼に木彫りの仏像を置いていったりして、律儀で憎めない性格です。

さて、この風来坊が腹を空かせ、ある村に辿り着きます。見るとなにやら困った様子。『飯と酒を食わせてくれたら力をかしてしんぜようよう!』たいらげてから聞いてみると、30人の野武士が村で収穫した作物を奪いにくるとな。さあ!どうする風来坊!!

子供も大人も楽しめる、お勧めの絵本です。

最後のページで「おれは天下の風来坊!」と言いながら去っていくシーンが印象的です。修行はしない、お経も読まぬ、だけど木彫りは天下一品。腹ぺこだけど律儀な性格、かっこいいゼ風来坊!これだね!!
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なかなかよいと思う なんだ!なんだ?  投稿日:2003/09/19
やまのかぜ
やまのかぜ 作・絵: 木葉井 悦子
出版社: 架空社
「そろそろだな」。何だ何だ!いったい何が始まるんだ?山から吹いてきた風は、みんなに無言の伝言をして通り過ぎていきます。独特の絵と思わせぶりな文書展開が何とも言えない作品です。

最後のページを見て、なるほど と思います。日本人は元来は花見が好きな人種ですものね。

正直、小さな子供には受けないと思います。私のようなレア物好きにはたまりませんけど。架空社から出版されている「山シリーズ」の1つです。
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自信を持っておすすめしたい がんばれ!  投稿日:2003/09/12
ざりがにのおうさままっかちん
ざりがにのおうさままっかちん 作・絵: おおとも やすお
出版社: 福音館書店
まっかちん?
大きなアメリカザリガニのことを、私も子供の頃「まっかちん」と呼んでいました。タイトルに惹かれて読み出したら、う〜〜〜〜ん、止まらない。一気に最後まで読んでしまいました。
主人公は「のぞみ」という幼稚園児(女の子)。とにかく頑固で、自分の力で「まっかちんのおうさま」を釣ることに執念を燃やしています。いたなー、こんな子。
でも読むうちに、どんどん「のぞみ」に感情移入してしまい、最後は本気になって応援してしまいます。息子も聞きながら「がんばれ!がんばれ!」の連発!さて、どうなることやら?
親も子も一緒になって、わくわくできる一冊として大いにお勧めします。
また、小さい時に桑の実を食べたことのあるパパやママは、みんなで桑の実をいっぱい食べるシーンなどで、きっとノスタルジックな気持ちにさせられると思います。そんなパパやママにもお勧めです。そう言えば、子供の頃『桑のみを食べるとコレラになるぞ!』と言われながらも、隠れてよく食べたものです。手も口も舌も赤や紫に染めながら………。
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自信を持っておすすめしたい なぜぬれたのかな?  投稿日:2003/09/10
すてきなあまやどり
すてきなあまやどり 作・絵: バレリー・ゴルバチョフ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 徳間書店
バレリー・ゴルバチョフの描く動物は、チョット上目遣いでいつも微笑んでいます。何かたくらんでいるように見える所がとても愛らしいです。

さて、ぶたくんが、ずぶぬれになってかえってきました。それをみたやぎくんが「牧場で雨に降られたんだね。どうして雨宿りしなかったの?」と聞きます。「雨宿りしたよ。そしたらちっちゃなネズミが入ってきて………。」
その後、ハリネズミが2匹、バッファローが3匹、ヒョウが4匹、ライオンが5匹、ゴリラが6匹、ワニが7匹、カバが8匹、サイが9匹、ゾウが10匹と雨宿りする動物がどんどん増えていきます。雨宿りした木もそれなりに大きかったし………。でもなぜ濡れたんでしょう?

見開きの拡大ページで、登場する動物全員が雨宿りしているシーンを見れば、「君に伝えたかったからさ!」の気持ちが伝わってきます。

なお、このぶたくんとやぎくんの会話は、最新刊の「アップルパイはどこへ行った」に引き継がれています。こちらもお勧めです。
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自信を持っておすすめしたい 付録のペーパーが良い  投稿日:2003/09/10
むしたちのうんどうかい
むしたちのうんどうかい 作: 得田 之久
絵: 久住 卓也

出版社: 童心社
漫画チックな絵だけれど、虫の名前や特徴はそれなりに細かく表現されており、昆虫好きの人(大人も含めて)には受ける作品だと思います。
付録の、「登場する虫の紹介文?」にも虫の特徴が細かく記載されており、そちらも楽しめます。昔、昆虫少年だったという作者ならではの配慮ですね。
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なかなかよいと思う ほのぼの  投稿日:2003/09/09
十二支のお節料理
十二支のお節料理 作: 川端 誠
出版社: BL出版
川端誠さんの本としては珍しく、多色刷り版画で作成されています。登場する動物がとても愛らしく、下の娘は気に入ったようです。
年の瀬の慌ただしさが過ぎ、夜が明け、晴着姿で十二支の動物が登場するページはとても晴れがましく、ほのぼのとさせられます。
さて、うらばなし。
◆登場する十二支の動物のうち、龍は何も仕事をしていません。なぜなら川端誠さん自信が辰年生まれのためだからだそうです。ヘエ〜〜!
◆12月に多く出回るサンタクロース関係の絵本を意識し、タイトルの文字を緑と赤のデザインにしたそうです。ヘエ〜〜〜〜〜!
(人からの受け売りですいません。)
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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