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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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だっこらっこ

せんせい・40代・愛知県、女の子10歳

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だっこらっこさんの声

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なかなかよいと思う 歌で楽しむえんそく  投稿日:2021/09/15
えんそくねこねこ
えんそくねこねこ 作・絵: 長野 ヒデ子
出版社: ひさかたチャイルド
物語のほとんどが「歌」で構成されています。
楽しい山登りも、ちょっと怖い一本橋渡りも、くまさんとの出会いも、うきうきするような節まわしの歌。
12匹の猫の柄もそれぞれで、これで個性を表しているのでしょう。
まるで、ちょっとした演劇かミュージカルみたい。
ラストのページで、みんながとても遠足を楽しんだことが伝わってくる、素敵な絵本です。
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なかなかよいと思う 楽しい「もしも」  投稿日:2021/09/15
もしものくに
もしものくに 作・絵: 馬場 のぼる
出版社: こぐま社
レトロな印象の作品だなと思っていたら、初出は1966年だそう。昭和に子供時代を過ごした私は「もしも」というとドリフの「もしもシリーズ」のコントを連想する。あのコントももしかしたら、最初はこの絵本のような素朴な発想からスタートしたのではないかなと思ったりした。子供は「もしも」を考えるのが好きだし、問いかける形の進行がぴったり合っていると思う。
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なかなかよいと思う へびまで起こしちゃった!  投稿日:2021/08/25
はるだ はるだよ! 10ぴきのかえる
はるだ はるだよ! 10ぴきのかえる 作: 間所 ひさこ
絵: 仲川 道子

出版社: PHP研究所
お花見…。もう何年もやっていません。
「わーい、春だ!」と、何の心配もなく外に駆け出したくなるような開放感のある春も、もう何年も経験してません。

かえるたちの、純粋に季節を楽しむ様子がまぶしいです。
へびまで起こしちゃったけれど、それでも「大変だ!」と逃げ惑う様子すら、なんだか楽しそうに見えちゃいます。

こんなに楽しい春、早く取り戻したいな。

子供も、へびがぐりぐり巻きになっているところにウケていました。
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なかなかよいと思う アジア圏の外国が新鮮  投稿日:2021/08/05
真夜中のちいさなようせい
真夜中のちいさなようせい 作・絵: シン・ソンミ
訳: 清水 知佐子

出版社: ポプラ社
今まで見たことのないテイストのイラストに、子供はとても不思議そうでした。
日本…?にしても、なんか服の感じが自分が知っているのと違うような…という違和感を感じたようです。
それで、読み終わった後に「これ、外国の絵本だよ」というと、やっぱりびっくりしてました。

外国、というと西洋のものというイメージが、小さな子供の頭の中にも定着している。
でも、アジアにも日本以外のたくさんの「外国」があることを、この作品で初めて実感したようです。

そして、おそるおそる私に聞いた質問が良かった。
「この妖精、ママにも見えてる?」
絵本の中の妖精があまりにミステリアスに見えたのか、本当に自分だけしか見えていないように思っていた様子。
「見えてるよ」というと、安心してました(笑)。
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ふつうだと思う 柔らかい悪夢のような話  投稿日:2021/08/05
キャベたまたんてい まものの森からSOS!
キャベたまたんてい まものの森からSOS! 著: 三田村 信行
絵: 宮本えつよし

出版社: 金の星社
自然を大事にしよう、という道徳的主題はあるものの、さすがに三田村さんの作品だけあって、「悪夢感」も満載。
どぎつくはないので、柔らかい悪夢とでも表現したくなるような。
どんどん、仲間がいつの間にかいなくなるのも、ちょっと怖い。

うちの子供は、このシリーズを初めて体験しました。
小学校低学年むきとされているけど、ちょっと長すぎるような気がするなー。
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なかなかよいと思う 人の話をくみ取るシステムの話  投稿日:2021/08/03
ちいさな こえが みらいを かえる!
ちいさな こえが みらいを かえる! 作: アンドレア・ベイティー
絵: デイヴィッド・ロバーツ
訳: かとう りつこ

出版社: 絵本塾出版
この話の主人公は、「勇気を出して、自分の提案を述べて、それがきっかけで目標が現実のものになった女の子」だということは、わかります。

読み聞かせた子供にも、「どんなに言いにくくても、足ががくがく震えても、自分がいうべきことを言ったソフィアはえらいね」と、私の感想として言いました。

でも、ちいさなこえをくみ取る大人やシステムがあってこその話だと思いました。イラストに描かれている市役所の人たちは、外見からしてもかなりラジカルな感じ。既存のものに変革を与えるのを厭わないタイプの。
「で?あなたの主張とはいったい何の?」と、腰を据えて聞いてくれる大人が居れば世界はまた、違うものになるのにね、というシニカルな要素も見え隠れ。

読み聞かせたのは小学校性学年の子供でしたが、「自分の意見をしっかり言う」という点意外、難しくて分からなかったみたいです。
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なかなかよいと思う いくつになっても、ふんわりが好き  投稿日:2021/07/31
ちょうちょう ひらひら
ちょうちょう ひらひら 文: まど・みちお
絵: 西巻 茅子

出版社: こぐま社
うちの子供はこの作品を読むにはかなり大きいですが。それでも、とても楽しめました。いくつになっても、こういうふわふわした優し気な空気を凝縮している作品が安心するのだと思います。

読んだのは真夏でしたが、本を開くといつでもそこに春がつまっているような、そんな気がする素敵な作品です。
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自信を持っておすすめしたい 泣ける気がする  投稿日:2021/07/31
あんなに あんなに
あんなに あんなに 著: ヨシタケシンスケ
出版社: ポプラ社
シンプルな言葉しか出てこない分、逆に鮮明に想像してしまう「あんなだったのに、こうなってしまった未来」。
ヨシタケさんのお子さんは、まだそんなに大きくないはずなのに、このリアリティはどうだ。リアルすぎて、著者本人の切ない気持ちを先回りしてしまう。

そして、最後にちゃんと落としているのも、さすが。

これはあくまで子供も読めるタイプの「あんなにあんなに」だが、自分で勝手に大人バージョンの「あんなにあんなに」も頭の中で自作してしまう。
あんなに、生きている間にいろいろあったのに「もう、こんな」と火葬場から出てきた「散らばった骨」が描かれたら、ブラックジョーク的に笑えるなと思ってしまった。
まあ、あくまで自分の未来の姿としてね。大事な身内については笑えないでしょうけど。
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自信を持っておすすめしたい カラフルな世界への冒険  投稿日:2021/07/28
チリとチリリ うみのおはなし
チリとチリリ うみのおはなし 作: どい かや
出版社: アリス館
海の中を冒険するお話にありがちな、「ほとんど青」みたいな単調さとは無縁の素敵な作品。
海の中がいかに色に溢れているか、多様性に溢れているか、幼児にも大人にもその魅力が通じるように作られている。
その魅力の海を自転車で移動するのが、本当に楽しそう。こんな自転車があったら、私も乗って海中探検に行きたい。
異次元を自転車で、という発想は宇宙空間を人類が作った道具でうろうろする、という感覚に似ているように感じた。

冒険という男らしさを象徴するような内容でありながら、女子のハートをわくわくさせるような「宝物」も出現するバランスの良さ。
陸を舞台にするのとはまた全然違うファンタジーが待っている。

子供は、とにかく最後に出会う「宝物」に魅了されていた。
海の中にはどんなに素敵なものがあるのだろう、と子供に期待させるのに十分な作品。
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あまりおすすめしない かなり本格的な防災本  投稿日:2021/07/28
みんなの防災えほん
みんなの防災えほん 監修: 山村 武彦
絵: YUU

出版社: PHP研究所
年齢によっては、かなり難しい。
小学校低学年くらいだと、親と一緒に読むしても防災についての範囲が広すぎて、頭の中に定着しなさそう。
学校で習った防災をかいつまんで復習するには、もっと簡単で、イラストの多い本の方が向いている。

小学校高学年くらいに向けた内容だ。
でも、家具を壁に固定したりすることは子供本人は自分ではできないし、子供に向けた体裁でありながら、子ども向きでない内容だ。もっと、子供自身ができる防災についてを知りたかった。
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