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せりふ回しがすごいです!
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投稿日:2020/12/15 |
「オレ、ねたくないからねない」と、空気も読まずにはっきり宣言するようなマイペースなカエルくんですが、とにかくゆかい。そしてかわいい! だから友だちみんなに愛されています。
なんといっても、このシリーズでは小林賢太郎さんの訳というか、せりふ回しが生きています。秀逸です。役者さんならではですよね。読み聞かせの際には、軽快なテンポで子どもたちに読んであげたいです。もちろん、それぞれのキャラになりきってね。
読み手の力量が問われる絵本です。楽しんでください!読後は、きっとぐっすりと寝られると思いますよ笑
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祝・ほげちゃんデビュー
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投稿日:2020/12/05 |
遅ればせながら、このシリーズ第4巻「ほげちゃんとおともだち」が私のほげちゃんデビューとなりました。
最初は、見た目もネーミングもなんだかへんてこなぬいぐるみだなあと思いながら読み始めましたが、ほぼ一瞬でほげちゃんに夢中になり、読み終えた時には私はほげちゃんのとりこになっていました。
とにかく愉快です!! ストーリー展開がスピーディで、げらげら笑って、ドキドキハラハラ、そしてほっこりして…と、一瞬も退屈するひまがありません。それでいて、絵がとっても丁寧に描かれていて、ほげちゃんやその他のキャラクターの表情や、細々したところにおもしろさがいっぱいかくれているんです。
久しぶりに一目ぼれ(一読ぼれ?)をした本で、すぐに4冊全部購入して孫に送りました。孫の感想が今から楽しみでなりません!
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カッパ効果恐るべし!
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投稿日:2020/11/30 |
めんどくさいし、ちょっとこわいし、おふろなんて大っきらい。今日も「ぼく」はいやいやおふろに入りますが、そこに現れたのはなんとーー!
うちの孫、2歳の男の子が「カッパ!」「カッパ!」と言いながら、この絵本を持ってきます。
カッパが現れるシーンで、「ぼく」がでたらめな歌を歌うところ、自分のじゃない誰かの声が聞こえて、…ん…?ってなるところ、本気で、でたらめに、カッパの声も想像してできるだけおもしろく歌ってみてください。孫がひっくり返って笑っています。
おふろ さいこう!
パタンと本を閉じて「さあ、おふろいこう!」と言うが早いか、おふろにむかって走っていっています。
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ひとりぼっちじゃないんだよ
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投稿日:2020/11/30 |
ヨーロッパの冬を思わせるような、セピア色のシーンから、泣き虫のこねずみと金魚の物語は始まります。
しんしんと心も凍てつくような冬景色の中、ひとりぼっちで泣いているこねずみ。金魚と出会って話しているうちに、だんだん、ひとりぼっちじゃないことに気づいていきます。でも、こねずみを本気で励ます金魚も、本当はさみしかったんです…。
子どもたちだけじゃありません。子育てや仕事で忙しい毎日だけど、ふと「さみしいな」と感じることはありませんか?そんな大人のあなたにも、この絵本はとってもおすすめです。
あなたはひとりぼっちじゃないんだよって思い出させてくれる、心のしんから温まる絵本です。
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やっぱり、おとうさんがだいすき!!
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投稿日:2020/11/20 |
人間のおとうさんは、ライオンのおとうさんみたいに家族のために命をはって獲物をつかまえてきたりはしません。クジャクのおとうさんみたいにうっとりするような美しい羽根もはえてなければ、キリンのおとうさんのようにサバンナのはてまで見わたせるようなせいたかのっぽでもありません。
でもね、やっぱり人間の子どもたちも、動物の子どもたちとおなじように、おとうさんのことがだいすき!! おとうさんみたいになりたい女の子だっていっぱいいます。
「おとうさんのどういうところがすき?」
「どんな時にすごいなって思ったの?」
読み聞かせのあとに聞いてみてもいいかもしれませんね。(おとうさんに聞こえるところでね!)
よしだるみさんの、透明感あふれる清々しい色づかいのクレヨン画とシンプルな言葉をたっぷり味わえるように、1ページ、1ページ、ゆっくりと、読み聞かせたいです。
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こころに物語を
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投稿日:2020/11/15 |
ニアとアルフィーは偶然に出会って、すぐにお互いのことが好きになって友だちになります。ニアは、アルフィーと心を通わせようと、しばらくの間あれこれやってみますが、アルフィーはいつも無反応。だってアルフィーは「カメ」なんですもの……。
そんなある日、アルフィーは家出をします。
アルフィーの、ニアへの思いは私たちの胸を温かくします。
ダンスをしたり、笑ってたことを知って、ホロリときます。
危ない目にあったときは、本気ではらはらします。
今年の夏の終わりに、4歳の孫が、歩道の上で、飛べなくなって困っている(?)カブトムシを見つけて、「カブちゃん」と名づけて家で大切に育てていましたが、数日後、彼女が幼稚園に行っている間に、カブちゃんは静かに天国に召されていきました。帰宅した孫は悲しみをこらえながらも、ママといっしょにお墓をつくって、カブちゃんに「今までありがとう」って、しっかりと言えたそうです。
他者の心を想像すること、思いやることは、誰かと私たちとの物語をつくるということです。この絵本「アルフィー」は、子どもたちの心に物語をつくることの大切さを教えてくれる、すぐれた一冊だと思います。
それにしても、カメのアルフィーの冒険のおしまいに「あっ!」というオチがあるのには、思わずニマッと笑ってしまいました。
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みんなの心のウソスギくん
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投稿日:2020/11/12 |
「こっちのドーナツのほうが大きいよ。かえっこしよっか」と妹に。
「先にパンチしてきたのはおにいちゃんなんだよ」とママに。
「私は悪口なんてぜったいに言ってません」と先生に。
うそ。うそ。うそ!
おもしろはんぶんでつくうそ。
ちょっと困らせてやるつもりのうそ。
くるしまぎれのうそ。
みんなのよい心にかくれているウソスギくんがときどきひょいと顔を出しては「うそをつけ。うそはたのしいな」ってそそのかす。
でもうそをつくとたいへん! 「じごくわらし」に「うそじごく」につれていかれちゃうんです。「うそじごく」は、それはそれはおそろしいところなんだから…。
うちの孫たちに「そんなことをすると『じごくわらし』がきて、『きたないじごく』につれていかれるよ」とか、「そんな子は『わるぐちじごく』いきだね」って言うと、目をきょろきょろさせて、あわてています。じごくはこわい。でも、塚本さんの繰り広げるこのおそろしくもサイケで最高に面白い世界は、毎晩でも見たいらしいです。
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