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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 隙間を作ってあげるところが可愛らしかった  投稿日:2010/01/23
Tシャツのライオン
Tシャツのライオン 作: ウーリー・オルレブ
絵: ジャッキー・グライヒ
訳: もたいなつう

出版社: 講談社
 『かようびはシャンプー』のイタマルくんのお話第二弾でしょうか。
 
 イタマル君ちょっと大きくなったみたい。
 お姉ちゃんのダニエラも、ちょっとくせのあるところがとれたような…。
 いや、そうでもないかな(笑)。
 
 今日はイタマル君のお誕生日。
 一番気に入ったプレゼントは、お姉ちゃんからもらったライオンの絵のついたTシャツ。
 その晩イタマル君は、Tシャツを着たまま眠るほど嬉しそう。
 夜中に目を覚ますと、ライオンが…。

 このTシャツを着て眠るとき、ライオンが息ができるようにって、毛布にくるまるときに、隙間を作ってあげるところが可愛らしかった。
 ライオンというのは、なかなかプライドが高く扱いにくいな〜と思いました。
 ライオンの吹き出した笑い顔、吠えている顔どれもこれも面白かった。
 小さなお子さんは、自分のTシャツにもこんなことが起こるんじゃないかと思ってしまうかもしれませんね。
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自信を持っておすすめしたい 奇蹟のような再会に、泣かせられました  投稿日:2010/01/22
ぼくのなまえはイラナイヨ
ぼくのなまえはイラナイヨ 作・絵: ミック・インクペン
訳: 角野 栄子

出版社: 小学館
 時間を飛び超えた奇蹟のような再会に、泣かせられました。
 アルバムのページが良かった。
 綺麗に洗われ修繕され、“ちびっちょトビイ”が蘇るページに、
 「うわ〜〜〜、可愛い〜〜〜。良かった良かった〜。」って、声が出てしまいました。
 
 “ちびっちょトビイ”はこれからはこの家で代々大切にされそうですね。
 そして、この家のねこちゃんはやっぱり代々“トビイ”って、名付けられていくんでしょうね。
 なにせ由緒あるトビイ家の出だそうですから(笑)。
 
 「おじいちゃん、良く覚えていたね〜。スゴイ!」と我が息子。
 
 ねこのトビイのお手柄にもう一度拍手を送りたい気持ちです。
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自信を持っておすすめしたい 前作とひと味違うおちで…  投稿日:2010/01/22
こそこそこそっ! かくれよう!― マグリーリさんと さむがりウサギ〜
こそこそこそっ! かくれよう!― マグリーリさんと さむがりウサギ〜 作: カンダス・フレミング
絵: G・ブライアン・カラス
訳: 石津 ちひろ

出版社: BL出版
 『むしゃ!むしゃ!むしゃ!』の続編のようです。
 冬が来て、ぬくぬくしているマグリーリさん。
 と、ドアを叩く音。
 開けると、さんざん手こずらされたあのうさぎさん三匹が、寒そうに哀れみを請うような眼差しで戸口に立っています(笑)。
 この後のマグリーリさんの意地悪な「たしかに、きみたちに ニンジンは わけてやったよ。だが、………。」の言葉に、また何かが起こりそうな予感がします。
 やっぱり、バトルが始まりました。
 うさぎたちが家に入れぬように、意地になって鉄壁の館を作っていきます。
 熱いマグリーリさんと対照的に、こそこそこそって入り込んでいるうさぎさんたちが可愛い。
 マグリーリさんのベッドのシーンで息子が爆笑でした。
 ラストが前作とひと味違うおちで、また笑わせてもらいました。
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自信を持っておすすめしたい 驚愕の谷底へ突き落とされてしまいました  投稿日:2010/01/22
しりっぽおばけ
しりっぽおばけ 作: ジョアンナ・ガルドン
絵: ポール・ガルドン
訳: 代田 昇

出版社: ほるぷ出版
 ポール・ガルドンさんの作品は好んで読んでいましたが、これはまだでした。
 どこかひょうきんな絵のイメージと全く異なる、“身の毛がよだつ”お話でした。
 えっ、え゛〜〜〜〜〜〜〜〜っていうくらい。
 
 未開墾時代と言うことは、主人公のおじいさん、いつもお腹を空かしていたんでしょうね。
 おじいさんが、まさかりを持って、家の中を必死の形相で奇妙な動物を追いかけるシーンに、笑いを通り越しゾクリとしました。
 
 しっぽ奪還のため、一晩中おじいさんに詰め寄る、奇妙な動物のつぶやく声。
 だんだん言葉数が増えていき、ホント恐い!
 正体がかすかに見え、可愛らしいキャラっぽかったので、ホッとしていたら、ラストで見事驚愕の谷底へ突き落とされてしまいました。
 
 11歳の息子に一人読みさせてみたら、「あ゛〜〜〜〜こわっ!これ、ちいちゃい子にはダメでしょ。ははも冬にこれを読むかね〜。」とビビリ発揮でした。
 
 でも、恐いんだけどこのおじいさんの表情といい、犬たちのキャラといい、絵が気に入りました。
 読後、扉絵にしっぽの代わりにしようとしているのか、がまの穂らしきものをつかんでいるおばけを見つけ、やっぱり不気味でした(笑)。
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自信を持っておすすめしたい えっ!ホントに行ってきたの?  投稿日:2010/01/22
ちょっとそこまで
ちょっとそこまで 作・絵: かべやふよう
出版社: アスラン書房
 表紙絵で日本の作家さんだって、確認して読んでいたのに、登場人物のキャラクターや背景を見ているうちに、外国の方の作品のような錯覚をしてしまいました。
 特にハナちゃんたちが大通りをわたって、角を曲がった細い道の様子はプロバンス地方の様な、でも居眠りしているおじさんが下駄履きなんですよ(笑)。
 
 ハナちゃんが可愛いです。
 ぷっくりしていて三頭身。
 ヘアスタイルがまたいい。
 とにかくお姉ちゃんとして頑張っちゃいます。
 
 兄弟のいなかった私は、近所の子の乳母車を触らさせてもらえるだけで、ウキウキ気分だった事を覚えています。

 読み進めていくうちに、「あらあら、ま〜」「え〜、そんな大丈夫?」「も〜おかあさんは、何をしているの?」と、ハラハラドキドキ。
 でも、これはきっとハナちゃんの夢なのよね〜なんて自分を納得させて、ハナちゃんの冒険を見守っていたんですが。
 えっ!ホントに行ってきたの?
 ハナちゃんお見事。
 
 ラストのページに笑いました。
 ハナちゃんの横に吹き出しで、「私とサクラが飛んだのは、このクジラさんのせいよ。」って入れたいな〜(笑)。
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自信を持っておすすめしたい みんなで食べるとおいしいと思うんですけど  投稿日:2010/01/22
むしゃ!むしゃ!むしゃ! マグリーリさんとはらぺこウサギ
むしゃ!むしゃ!むしゃ! マグリーリさんとはらぺこウサギ 作: カンダス・フレミング
絵: G・ブライアン・カラス
訳: 石津 ちひろ

出版社: BL出版
 表紙絵が可愛くて読みました。
 庭に菜園を作り始めたマグリーリさんと三匹のうさぎさんのバトルです。
 野菜の芽が出てきたところで、かじられちゃったマグリーリさん。
 ここから、熱くなっていきます。
 これでもかこれでもかと手をうつマグリーリさんの防御策を、スルリと抜け菜園に入ってくる邪気のなさそうなうさぎさんたち。
 小さな菜園ですが、育てている人にとっては、こんな手の込んだ鉄壁を築きたくなるのもわかりますが、凄すぎます(笑)。
 
 ラストは、「あれま〜〜〜。」でした。
 いいじゃないですかマグリーリさん。
 みんなで食べるとおいしいと思うんですけど(笑)。
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自信を持っておすすめしたい 私の顔ばっかり見ていた思い出の一冊  投稿日:2010/01/21
おとうふさんとこんにゃくさん
おとうふさんとこんにゃくさん 作: 松谷 みよ子
絵: 西巻 茅子

出版社: 童心社
 〈あかちゃんのむかしむかし〉シリーズの一冊です。
 わが家の本箱にはもうありませんが、息子が喜んだ絵本です。
 なぜかって、ははがゲラゲラ笑ってしまい、その声の大きさとははのこんなリアクションを見たことがなくって、つられて笑っていました。

 お豆腐さんの入院の理由。
 大根さんの入念なおめかし。
 お豆腐さんがさめざめと泣きながら言う台詞。
 “まめ”に、「豆」と「まめまめしい」を掛けているシャレ。
 極めつけは、こんにゃくさんの切羽詰まった食材として抱いている恐怖感。

 この絵本は、「読んで」と持ってきては、絵本より私の顔ばっかり見ていた思い出の一冊です。
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自信を持っておすすめしたい 夢中になっているっ姿っていいですね  投稿日:2010/01/21
まほうのえのぐ
まほうのえのぐ 作・絵: 林 明子
出版社: 福音館書店
 よしみちゃんの表情だけをパラパラ見るだけでも可愛くて満足でした。
 左のページの文を囲った上にいるしゃくとりむし君もパラパラしたら動きました。
 よしみちゃんが、森の中へと入って行くページの樹木のお顔も優しいですね。
 お兄ちゃんになかなか貸してもらえなかった絵の具を、よしみちゃんは、みんなに貸してあげました。
 絵の具を使ってお絵かきをしたい気持ちを解っているから。
 
 子どもが、楽しみながら夢中になっているっ姿っていいですね。
 お兄ちゃんの声で我に返ったような、満足しきったような飽和状態の絵の具だらけのよしみちゃんのお顔が一番好きです。
 
 当時息子は、森の仲間たちの作品や、キツネの絵筆に笑っていました。
 でも、やはりしゃくとり虫君が一番のお気に入りでした。
 絵本を閉じたらよしみちゃんの完成作品が。
 お兄ちゃんがひっくり返ったのもわかります。
 
 たくさんの“お絵かき仲間”のできた魔法の絵の具でした。
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自信を持っておすすめしたい どうしてこんなに子供心に添えるんだろう  投稿日:2010/01/21
ぼくのかわいくないいもうと
ぼくのかわいくないいもうと 作・絵: 浜田 桂子
出版社: ポプラ社
 『てとてとてとて』の浜田先生の作品です。
 表紙絵の輪郭の太い女の子のアップに笑ってしまいます。
 一つ違いの妹は、お兄ちゃんにとっては、扱いにくい存在なんでしょうね。
 扉絵のお兄ちゃんのシャツが引っ張られているような?と思って、次を開いて大笑い。
 お兄ちゃんと同じ髪型・格好の妹が、シャツの裾をしっかり握って登校中でした。
 お兄ちゃんの気持ち、学校での妹の行状、お誕生会のKYな発言、どれをとっても、どうしてこんなに子供心に添えるんだろうと感心してしまいました。
 私は、お兄ちゃんが友だちの兄弟関係の事を羨ましく思い「なんで ぼくだけ こうなんだ。」って言うページが大好きです。
 作中の絵本『ぼくのかわいいいもうと』が、端々に出てきていましたが、ラストで泣かせてくれますね。
 きょうだい万歳!っていう作品です。
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自信を持っておすすめしたい これぞ、絵があって文が生きてくる作品  投稿日:2010/01/21
ねぇパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの?
ねぇパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの? 作・絵: カンタン・グレバン
訳: スギヤマ カナヨ

出版社: らんか社
 これぞ、絵があって文が生きてくる作品ですね。
 文だけでも笑えますが、各ページ左側上の子どもの問いかけに、左下のパパの答えと共に、右ページの絵を見た瞬間笑いが増幅します。

 この作品はあまり小さいお子さん向きではないかも。
 この“笑い”を楽しめるのは、小学生くらいからかな?
 
 子どもの「どうして?どうして?」の頃、親は子どもの「どうして?」に辟易し、しまいには安易に回答してしまいますが、このパパも新聞を読む片手間に、それも彼なりのシニカルでウィットに富んだ応じ方。
 
 息子は、カバが電車に乗らないわけ。
 私は、オオカミがヒツジと馬跳びをしないわけ。
 に、爆笑でした。
 わが家では、高い評価でした。
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