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モンポケおふろえほん ピカチュウとあそぼ

モンポケおふろえほん ピカチュウとあそぼ(小学館集英社プロダクション)

ピカチュウといっしょに、おふろであそぼ! ポケモン公式ベビーブランド「モンポケ」から、はじめてのおふろ絵本が登場!

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい あの時、首を傾げていた息子が…  投稿日:2010/01/05
彼の手は語りつぐ
彼の手は語りつぐ 作・絵: パトリシア・ポラッコ
訳: 千葉 茂樹

出版社: あすなろ書房
 『教材に使えるかも』と思い、家でこの絵本を開いていると、当時6歳の息子が「読んで、読んで。」とせがむので、『ちょっと、早いな〜。』と思いつつ、読む前にアメリカの歴史のさわりを説明してみました。
 
 アメリカの大陸には、黄色い肌の人たちが最初に住んでいました。
 そこへ船に乗って、白い肌の人たちがやって来ました。
 白い肌の人たちは、住みやすい場所を切り開くと共に、黄色い肌の人たちを、奥地へと追いやりました。
 やがて、白い肌の人たちもたくさんになり、他国に負けぬ経済力をつけるため、働き手がもっと欲しくなりました。
 そこで、アフリカの大陸から黒い肌の人たちをお金で買って、たくさん連れてきました。
 以来、黒い肌の人たちの多くは、アメリカの南にの方で働かせられる奴隷となりました。
 
 奴隷は、自分の考えを持ってはいけない。
     自分でものを決めて行動してはいけない。
     ご主人様(白い肌の人)の言いつけ通りに生きなければならない。
     心も体も自由が認められていない。

 あの時首を傾げていた息子が、今春久々に手にした一冊です。
 読後、「この戦争のあと、黒人問題はどうなったのか?」と質問されました。
 残念ながら、ピンクの期待通りの世の中になるまで、まだまだかかりそうな事。
 オバマ大統領は、ほんの一筋の光でしかない事。
 目には見えない差別が、アメリカ社会の中にたくさん残っている事。
 
 あの戦争に参加した、北軍の白人と黒人の意識の隔たりが、二人の少年の姿に典型的な形で投影されていると思いました。
 
 ポラッコさんの5代前の方が、当のシェルダン(セイ)だったと言うことも、一つの衝撃でした。
 
 15歳の少年たちまでもかり出され、生死の山野を駆けめぐり、死から逃れたい・自由を勝ち取りたいと願いつつ戦っていたかと思うと、凄惨さがリアルに伝わってきます。

 経験のない我々が知りうる「戦争」は、時間数の限られた教育と選択を惑うほどのメディアをとおしてのものに頼るのみです。
 次世代の人々にとっては、説得力にかける脆弱なものと思われるかもしれません。
 が、とにかく語り継いでいくことが、一つの確実な手段であることは間違いないと思いました。
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自信を持っておすすめしたい そうか〜、こうやって春はくるんだな〜  投稿日:2010/01/05
まゆとりゅう
まゆとりゅう 作: 富安 陽子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
 「やまんばのむすめ まゆのおはなし」のシリーズの一冊です。

 季節は、ある冷たい春の朝。
 となりやまをみると春のりゅうが出てきています。
 真っ白だった山のてっぺんに、一筋黒い地面が顔をのぞかせています。
 その細長くのびる筋はまるでりゅうのようでした。
 
 『素敵な表現だな〜』って思い、読み進めていくと、
 この時期に毎年やってくるお客様が、今日来るとのこと。

 そのおもてなしが、また素敵。
 私も、おこぼれに預かりたい。

 お客様の姿が見えたページに驚きです。
 お客様は、可愛い子ども連れでした。

 おもてなしの後の、みんなでするお仕事がまた素敵。
 一緒に、空に上がっているようでした。

 『そうか〜、こうやって春はくるんだな〜』って、息子は納得していました。

 やまんばかあさんがカッコイイ。
 まゆのおめかしの様子がなんとも可愛らしい。
 客様とのお別れのシーンが、またまた良いですね。

 キャラクターの魅力たっぷり、春に向かっていく自然の情景描写も美しく圧倒されてしまいました。
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自信を持っておすすめしたい やはりこれは男の子に好まれるかな?  投稿日:2010/01/05
ぼくらの地図旅行
ぼくらの地図旅行 作: 那須 正幹
絵: 西村 繁男

出版社: 福音館書店
 息子が、楽しんで読んでいました。
 中学年頃から、地図の読み方も習っていたようで、一緒にタモちゃんたちと、地図を頼りの旅行に参加していました。
 旅先の情景が地図と共に詳細に描かれていて、1ページ1ページ熟読(含:読図)していました。
 
 この地図旅行の発端となった問題点が、読図の注意点となっており、息子が口癖の「なるほど。」「たしかに」をうなるようにつぶやいていました。
 最後に「良く歩いたねぇ〜、この人たち。僕は自転車でならやってみたいな。」と根性のない息子の一言。
 
 読図の楽しさを堪能できる一冊だと思います。
 十年ほど前、『地図を読めない女……』って言う本も出ていましたので(笑)、やはりこれは男の子に好まれるかな?
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自信を持っておすすめしたい 「雪」と「幸」を掛けた詞  投稿日:2010/01/04
てんさらばさらてんさらばさら
てんさらばさらてんさらばさら 作: わたり むつこ
絵: ましま せつこ

出版社: 福音館書店
 海岸線沿いの小さな村の女の子まゆ。
 遊んでいたおばあちゃんが唄った歌
 
 ゆきふってこい
 てんさらばさら てんさらばさら
 かぜにまってこい
 おしろいたべて ゆきよんでこい


 の通り、雪が降ってきたと思ったら、…。
 “てんさらばさら”をうけとめた、まゆは、歌にならって白粉をふりかけ、自分の成長と共に少しずつ増やしていきますが、5人の子のお母さんになった頃には…。

 まゆの夫かざたろうさんのことばにたどり着くまで、まゆと一緒に
てんさらばさらを守ることばかりに気をとられていました。

 読後、あの歌の“ゆき”という歌詞は、「雪」と「幸」を掛けた詞だったんだと気づきました。
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自信を持っておすすめしたい やっぱり畑の規模がちがうんでしょうねぇ  投稿日:2010/01/04
わたしのおかあさんは世界一びじん
わたしのおかあさんは世界一びじん 作: B.ライアー
絵: R.ガネット
訳: 光吉郁子

出版社: 大日本図書
 作者が幼い頃、お母さん(ロシア人)が、話してくれたウクライナの昔話だそうです。
 
 小学校初級向けの“ひとりでよみましょう”のシリーズの一編のようです。

 ウクライナの穫り入れの季節。
 主人公6歳の女の子ワーリャの家も小麦の刈り入れに忙しい日々。
 家族総出で、よく働いています。
 刈り入れ作業の細かい様子までわかります。
 この作業が終わると、村のお祭りがあります。
 ワーリャもとっても楽しみにしています。
 祭りの準備の料理の描写や服装から、ウクライナの文化が伝わってきます。
 さて、お祭り前日の作業中、ワーリャは麦畑の中でひと休みのつもりが、すやすや眠ってしまい…。
 
 やっぱり畑の規模がちがうんでしょうねぇ。
 ウクライナは、16世紀から“ヨーロッパの穀倉地帯”として知られているところですものね。
 ワーリャが、迷子になるということもわかります。
 
 お母さんさがしに、お母さんの特徴をタイトルのように言ったワーリャ。
 村長さんが言ったウクライナの有名な諺よりも、ラストのページのお母さんの言葉が、私には印象に残りました。
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自信を持っておすすめしたい なんか奇抜なものが出てくるかと思いきや  投稿日:2009/12/27
もっとひつじぱん
もっとひつじぱん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
 ひつじのちいさいぱんやさん。
 とってもかわいいぱんやさんです。
 
 しっかりじっくり準備(本格的です)をして、
 かまで、焼きま〜す。
 この窯で、『へんしんトンネル』を思い出しちゃって、
 なんか奇抜なものが出てくるかと思いきや、
 ぱんぱかぱ〜ん(ここでおおうけ)のファンファーレと共に、
 正統派のおいしそうなぱんが出てきました。
 できあがったぱんとそっくりな、お客様が買いにきます。
 うずまきぱんをかたつむりさんが買いにきて、な〜るほど。
 かくかくしているしかくいぱんは、だれが買いにくるのかなと思ったら、またまた な〜るほど でした。
 私も、チョコぱんを味見したいな〜。
 
 ぱんが“パン”じゃないところが面白いですね。
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自信を持っておすすめしたい “愛”を言葉に出して語りかけ続ける事  投稿日:2009/12/27
たからものさがし
たからものさがし 作: アラン・アルベルグ
絵: ジリアン・タイラー
訳: 黒木 瞳

出版社: 小学館
 ティリーを中心に家族の愛情あふれるお話でした。

 “たからものさがし”が大好きなティリー。
 朝から夜のねんねの前まで、ティリーは“さがして さがして…”をたくさんします。
 ママもパパも隠すのが上手。
 誕生日にはおばあちゃままでチョコを隠して…。
 
 大きな文字でお話が書かれていて、絵が見開きに何カットもあって、細かいけれどもティリーの生活の周りの可愛らしいもの(ルームシューズetc)たちにニッコリしてしまいます。
 とくに、ティリーお気に入りのお人形のうさぎくんが可愛いです。
 
 朝の宝物(バナナ)さがしから、ダイナミックです。
 宝発見後の、散乱状態に頓着しない家族のおおらかさに感心。
 家族に愛され、元気に伸び伸び、毎日が本当に楽しそうです。
 
 黒木さんの後書きを読んで、イースターのエッグハントやイースターバーニーを思い出し、『ティリーはもしかしたらイースターでのエッグハントを体験して、この“たからものさがし”が大好きになったのかしら?』なんて、また深読みの悪い癖が…。
 
 ラストが、ホントに素敵でした。
 “愛”を言葉に出して子どもに語りかけ続ける事は、とっても大切だと思いました。
 子どもがこれから生きていく上での大きな自信に、また「人」を愛する心を育んでいく上でも。
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自信を持っておすすめしたい 皆に賞賛され 良い気持ちになったら…。  投稿日:2009/12/27
コッケモーモー!
コッケモーモー! 作: ジュリエット・ダラス=コンテ
絵: アリソン・バートレット
訳: たなか あきこ

出版社: 徳間書店
 小さいお子さんにお薦めします。
 絶対楽しめると思います。
 表紙絵のおんどりさんのアップ。 
 お目目もつぶらで可愛らしい。
 開いて、見返しのお花畑も綺麗ですね。

 ある朝、おんどりが夜が明けた事を告げるため、息を大きく吸いましたが、コッケモーモー!
 鳴き方を忘れてしまったのです。
 牝牛たちに、「どうしたの?モーモーは牛の鳴き声よ。」と言われます。
 次々と鳴いて見るのですが、あれもこれも違います。
 ページを開く毎のへんてこりんな鳴き方に、こどもたちにうけること間違い無しです。
 深刻に悩んでいる事が効を奏して、農場のピンチを救い、皆に賞賛され良い気持ちになったら…。
 絵もアップ気味で、迫力があります。
 お子さんと、へんてこりんな鳴き声をまねて見るのも楽しいかもしれませんね。
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自信を持っておすすめしたい お父さん、上手ですねぇ〜、かわし方が  投稿日:2009/12/27
へんしん!たまごにいちゃん
へんしん!たまごにいちゃん 作・絵: あきやま ただし
出版社: 鈴木出版
 可愛いキャラ。
 殻をつけたままのたまごにいちゃん。
 朝「…あら、今日もあいかわらず、卵のままなのね。」 
 というお母さんに
 「…昨日と全然違うんですよ。…わからないかなぁ」
 と詰め寄るたまごにいちゃん。
 気づけず、たじたじのお母さんに笑いました。
 お父さんの対応にまた、大笑い。
 お父さん、上手ですねぇ〜、かわし方が。
 たまごにいちゃんは、日々変身していく自分に気づいています。
 殻をつけていたって、体験・発見・感動でたまごにいちゃんは大きくなっているんですね。
 ラストのあっけなさと、そのルックスにまたまた大爆笑でした。
 しかっり、心身共に成長していました。
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自信を持っておすすめしたい ビックリしながらも笑っちゃいました  投稿日:2009/12/26
ふしぎなしろねずみ
ふしぎなしろねずみ 作: チャン・チョルムン
絵: ユン・ミスク
訳: かみやにじ

出版社: 岩波書店
 豊かではないけれども、仲むつまじい老夫婦に福が舞い降りた韓国のお話でした。
 昼寝をしているおじいさんの鼻からかさこそ音が聞こえてきました。
 お婆さんが覗くと、小さな白ねずみが、
 おじいさんの息づかいと共に鼻の穴を出たり入ったり、
 そのうち、おじいさんのほおを伝って、外へと出てき、…。
 
 『魂(たま)ねずみ』というタイトルで、韓国で語られてきたお話だそうです。
 お婆さんが追いかけ見た様子は、鼻穴に白ねずみが戻った後目覚めたおじいさんが見た夢とそっくり。
 お婆さんはおじいさんを引っ張って…。

 あのねずみは、おじいさんの魂だったのでしょうか。
 お話も楽しいですが、絵も素敵です。
 まず、おじいさんの鼻穴から出てきた白ねずみのページに、ビックリしながらも笑っちゃいました。
 色使いも、前半の雨の日の暗い色調から、後半の黄色をベースとした明るい色調への変化が綺麗です。
 家屋や庭の様子、身につけているもの、生活の道具など興味深く読みました。

 それにしても、やはり、この白ねずみ可愛らしさが、お話を優しくしていると思いました。
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