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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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アダム&デヴ

ママ・60代・青森県、男の子26歳

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アダム&デヴさんの声

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自信を持っておすすめしたい 赤ちゃんの成長に寄り添って  投稿日:2009/07/10
ちーちゃいチーチャ
ちーちゃいチーチャ 作: パトリシア・マクラクラン エミリー・マクラクラン
絵: ダン・ヤッカリーノ
訳: 青山 南

出版社: 小峰書店
 ねこのナイジェルと犬のジュリアは、おおきな黄色のおうちに飼われ、楽しく暮らしていました。
 ある日赤ちゃんが生まれ、家へやってきて……。

 赤ちゃんにやきもちも焼かず、赤ちゃんの成長に寄り添って、自分たちなりに子育てのお手伝いをする二匹が、とてもほほえましいです。

 最後のシーンは、二匹が、赤ちゃんといかに近くで、密に接してきたかがわかる可愛らしいページです。

 お兄ちゃんお姉ちゃんにもうじきなるお子さんに、読んであげてはいかがでしょうか。

 当時8歳の息子が、「犬、欲し〜い病」にかかっていた頃の思い出の一冊です
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自信を持っておすすめしたい やっぱり大型判もありました  投稿日:2009/07/07
ねずみのえんそく もぐらのえんそく
ねずみのえんそく もぐらのえんそく 作・絵: 藤本 四郎
出版社: ひさかたチャイルド
 地面の上と下で、同じ日にえんそくが始まって、ねずみくんたちともぐらくんたちのえんそくの様子を、読者がページの中で、同時に楽しめる楽しいアイデイアの絵本です。

 近所の4歳6歳の姉妹に読んでみました。
とても、お話がはずみました。
 ドングリころんや、ミミズ君こんにちは。地上と地下でブランコを使っている場面などなど。

 一番喜んだのは、だいこん.にんじんのシーンです。
 最後は、綱引き「どっちもがんばれ〜」って声を掛けていました。


 絵が可愛らしく、地中.地上の描写が細かく詳しいのです。


 こどもたちがじっくり楽しめる絵本だなと思ったら、やっぱり大型判もありました。幼稚園.保育所等で読むと大受けでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい 絶叫のシュプレヒコール  投稿日:2009/07/07
こうしてぼくは海賊になった
こうしてぼくは海賊になった 作: メリンダ・ロング
絵: デイビッド・シャノン
訳: 小川 仁央

出版社: 評論社
 ジェレミー・ジェイコブは、家族と夏の海岸に。
 ママは妹に日焼け止めを塗るため格闘中、パパはビーチパラソルを立てるのに大わらわ。そんなとき、ジェレミーは海賊船がやってくるのを見て………。

 海賊たちに、穴掘りの腕利きだと見込まれて、宝の箱を埋めるため、一緒に船に乗せられて、楽しい海賊航行のはじまりはじまり〜。


 あっという間に、現実の世界から海賊の世界へ。
 なんて楽しいことでしょう。
 表紙絵から迫力ある活きの良い絵。
 海賊たちの破天荒ぶり。
 海賊音頭に、ママが聞いたら卒倒しちゃいそうな海賊言葉に、男の世界のお気楽さ。
 絶叫のシュプレヒコール。ダイナミックな食事。
 ここには、子どもに課せられるルールなんて無い。
 やりたくないことは、絶対やらない。デッキ磨き以外は。

 
 見開き一杯の絵。キャラクターそれぞれが個性的で迫力満点。
 歯並び最高!
 嵐のページで、「男の世界は、命を賭けた厳しい戦いの世界だな〜」と、読み手を引き込みます。

 「こんな事が自分にもあったらいいな」と、こどもたちを惹き付けること間違いなし。

 当時、8歳の息子は歯を入念に磨くようになりました。
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自信を持っておすすめしたい 開かれた校長室  投稿日:2009/07/07
びゅんびゅんごまがまわったら
びゅんびゅんごまがまわったら 作: 宮川 ひろ
絵: 林 明子

出版社: 童心社
 27年前に第1刷発行ということで、ちょっとノスタルジーを感じてしまう私。
 いまでも、こういう自然環境に恵まれた小学校があったらいいなと思います。
 「なにが、素晴らしいのだろう」、と読み直し考えてみました。
 開かれた校長室。
 こどもたちが臆面もなく校長先生に談判にいける空気。
 こどもたちと真剣に対峙する校長先生の姿勢と遊び心。
 びゅんびゅんごまをはじめ、柿の実の首飾り、たけうま、たんぽぽのおひな様、カラスノエンドウのさやぶえ…。

 校長先生が登場するぺーから、校長先生の表情が、こどもたちの目線で描かれていて、気むずかしそうな正体不明な様子から、こまを操り挑戦的な視線、そして、さやぶえと格闘する顔にいたっては、こどもたちにとって友だちと同じに見えているようです。

 校長先生のヘアスタイルが、かっこいいんです。(笑)
 素材があまり高価とはいえない、少々型くずれしている背広姿。
 ポケットに突っ込んだ手。昔良くいた昭和のダンデイースタイル。
 なんか、懐かしくてたまりません。

 私もたくさんの先生のお世話になりましたが、一番印象に残っている先生は、私たちと毎日遊んでくれた先生です。
 休み時間になると、必ず教室と廊下をおいかけっこをして、右腕に男子、左腕に女子を一人ずつ捕まえ、抱き上げ、ひげで“ジョリジョリ”してくれました。捕まえられたくないやら捕まえて欲しいやら、あのころの思い出はいまでも忘れられません。

 今や、廊下を走ってはいけない、不審者も多いから探検遊びはいけないという、こどもたちも生きにくい時代になってしまいましたね。

 当時9歳の息子は、校長先生が、二つこまを回しているシーンから身をよじって笑っていました
 早速びゅんびゅんごまをボタンで作りました。
 
 出会いとはなんと貴重なものか。
 息子のこれからの人生で、さらに素晴らしい出会いがあることを親として、願ってやみません。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい ピカソの『ゲルニカ』を連想  投稿日:2009/07/05
どろぼうがないた
どろぼうがないた 作: 杉川としひろ
絵: ふくだ じゅんこ

出版社: 冨山房インターナショナル
 寂しさも悲しみも忘れた涙を知らない孤独な泥棒。
 二つの国の間の小高い丘に住んでいた。
 小屋の両サイドには窓が、両方の国のお城を眺められて、どちらも自分のものに思えて、ご満悦。
 ある日、仕事(泥棒)に失敗し、とりあえず小さな箱を一個だけ盗って逃げ帰った。
 箱の中身は、………。


 命を育てる喜びを知り、泥棒が変わっていくところが感動的です。
どんな人間にも、必ず「愛する感情」が備わっていることを信じさせてくれます。

 ストーリーも、反戦を静かに、しかし、深く訴えかける内容で思わず読み手を引き込みます。

 絵が、泥棒のキャラクターにマッチしていて、もの悲しい孤独感、うらぶれ開き直り淡々と生活する様子が良く伝わってきます。

特に、戦争勃発で、家へ戻る町中のシーンは、とっさにピカソの『ゲルニカ』を連想してしまいました。

 最後のページで救われた気分になり、表紙絵を閉じてこの絵の意味がわかるようにできているのが、なんとも、素晴らしい作りだなと思いました。

 皆さんにお薦めしたい良書です。
 
 10歳の息子も読んで、ため息を漏らし、「命は強いな。」と、鼻をチーンとかんでいました。

 お話し会(中高学年)で、読んでみたいと思います。
参考になりました。 4人

自信を持っておすすめしたい ローマ・カトリック教会の世界観への挑戦  投稿日:2009/07/02
星の使者−ガリレオ・ガリレイ−
星の使者−ガリレオ・ガリレイ− 作・絵: ピーター・シス
訳: 原田 勝

出版社: 徳間書店
 聖書の天地創造説話にもとづいて天動説をとっていたローマカトリック教会の世界観への挑戦は、コペルニクスに始まり、ガリレイ、ニュートンへと受け継がれてきました。

 ガリレイの亡くなった、17世紀のヨーロッパは「科学革命の時代」とよばれるほど、近代的合理主義の思想や学問が本格的に確立されて、自然界の研究が進歩した時代です。
 その礎あるいは、人柱となったのがガリレイといえるでしょう。

 自ら発明した倍率30の望遠鏡で、天体を観測して地動説に有利な事実を多数発見しましたが、1615年ローマ教会は、地動説を禁止しました。彼はその後も、観測を続け、1632年『天文対話』を刊行、地動説を擁護した廉で宗教裁判にかけられ、地動説の放棄を誓約させられ、配所で亡くなっています。

 この絵本を手にし、すぐ、中世フランスの王族ベリー公ジャン1世の装飾写本『ベリー公のいとも豪華なる時祷書』を思い浮かべました。
さっそく、書棚から関連資料を出してきて見比べてみました。
 まさしく、同じ空気を感じました。
 今の時代に、このような本を描く人がいるのかと驚きとため息でした。
 なんと、精緻なことか、独特の絵本の世界観があります。
各ページ、一切の妥協が見られません。というよりも、許さないプロフェッショナルの厳しさが伝わってきます。
 
 息子も見比べて、「同じ人が描いたのかと思った。」と言っていました。ガリレイについては、少々聞きかじっていた彼も、静かに1時間ほど、縦にしたり横にしたりこの絵本と向き合っていました。
 中高生や大人も十分に学び楽しめる感動の一冊になると思います。

 “それでも地球は動く”は、宗教裁判で地動説放棄を誓約させられ、退廷させられた時に、振り向いて言った一言だったとか…。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい 時間とともに明けていく様子が美しい  投稿日:2009/06/29
メアリー・スミス
メアリー・スミス 作・絵: アンドレア・ユーレン
訳: 千葉 茂樹

出版社: 光村教育図書
 私の年代の方々はご記憶もあろうかと思いますが、かつて目覚まし時計は、バネのねじを巻いてセットしていましたよね。

 さて、タイトルにもなっているメアリー・スミス(ロンドンに実在)さんが主人公。彼女の仕事は、ノッカー・アップ(目覚まし屋)。

 目覚まし時計がまだ普及していなかった、1920年代?のお話です。
 彼女の起こし方は、細いチューブに、しわしわでかちかちの豆を詰め、頼まれたお客の家の窓に吹き付け当てます。

 起こされた人は、起きた合図に必ず窓から顔を出さなければなりません。
 星がまだ残る暗い時間に家を出て、一軒一軒足早に起こしにまわる。

 
 豊かではない時代の労働者たちのたくましさが、太い輪郭の絵から伝わってきます。

 メアリーが次のお客の家へ、次のお客の家へと移動するごと各ページの背景が時間とともに明けていく様子が美しく描かれています。
 
 タイトルの文字にも、メアリーの仕事が、まさしく時間をあらそう忙しいものであることを伝えていて、オシャレだなと思いました。

 
 メアリーさんは、毎日毎日、一日の一番素敵な美しい時間を眺めていたんでしょうね。

 息子は、“朝早く起きなければならない仕事”に就いている人がいることに、あらためて気づいたようです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 一番すきなのは、冬のシーン  投稿日:2009/06/28
へびのクリクター
へびのクリクター 作・絵: トミー・ウンゲラー
訳: 中野 完二

出版社: 文化出版局
 『すてきな三にんぐみ』のウンゲラーさんの作品です。
 表紙絵のボド夫人の上品さとへびという組み合わせが面白いなと思い読んでみました。

 ブラジルで、は虫類を研究している息子さんから、ボド夫人へ誕生日のお祝いが届きました。中を開いて、仰天………。

 プレゼントの箱の形から笑っちゃいます。
 仰天しても上品なボド夫人。
 クリクターとボド夫人の生活の様子が、とってもほのぼの。
 一番好きなのは、冬のシーンです。

 とかく敬遠されがちなヘビという動物が、人間の社会生活にとけ込みエンジョイしているのが、とっても楽しいんです。

 絵をじっくり見ながら読んでみてください。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 今とは異なった“こどもを大切にする形”  投稿日:2009/06/28
ペレのあたらしいふく
ペレのあたらしいふく 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: 小野寺 百合子

出版社: 福音館書店
 4歳からという紹介でしたが、小学校高学年でも楽しめ、学べると思います。

 主人公のペレが、自分で飼っている子羊の毛をかりとり、一着の服を新調するまでの工程を描いたものです。
 かりとった毛を梳くところからペレは、自分の労働力を提供しお願いします。次に、糸を紡いでくれるおばあちゃんのところへ…、染め粉を求めて…、…、…。
 
 一着の洋服が完成するまでのプロセスを学べ、かつ、労働無くして得るものは無いことも優しく教えてくれていると思います。

 絵がまさしく牧歌的で、温かい気持ちにさせてくれます。
 大人たちの働いている様子も、ペレの動きも生き生きとしています。
 
 時間がゆっくりと流れている中、“働くこと”をを教える一方、こどもからたのまれたものでも、丁寧な仕事を真摯な姿勢でおこなっているところが、心温まります。
 今の時代とは異なった、“こどもを大切にする形”ではないでしょうか。
 
 スウエーデン生まれの作者も、訳者も、今はいらっしゃいませんが、名著故のロングセラーであることを納得しました。

 10歳の息子は、何人の手によって一着の服ができあがったか数えていました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ぼくには できないな  投稿日:2009/06/27
あのときすきになったよ
あのときすきになったよ 作: 薫 くみこ
絵: 飯野 和好

出版社: 教育画劇
扉絵に“あじさい”が描かれていたのを思い出し、学校図書館で借りてきました。息子も久々に読んで、なんて言うのか楽しみで。

 “人の痛みを理解できる人間”としての器は、こんな年頃からできているんですね。
 何がきっかけで、友だちになったり疎遠になったりするか大人でも解りません。
 この年頃のこどもたちの友だちを思う気持ちは、純粋で真っ直ぐです。
 どこでこういうものを落として大人になってしまうのだろうと、考えさせられてしまいます。

 さて、3年ぶりに読んだ息子は、「とっさにこんな事、ぼくにはできないな。頭の回転の早い、優しい子だね。『しっこさん』っていう呼び名はだめだよね。」 といっていました。
参考になりました。 2人

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