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えっこ

ママ・40代・東京都、男13歳 女10歳 女6歳

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えっこさんの声

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自信を持っておすすめしたい 個性的なおじいちゃん、おばあちゃん  投稿日:2004/03/23
おじいちゃんのはげ頭
おじいちゃんのはげ頭 作: 伊藤英治
絵: 長野 ヒデ子

出版社: 岩崎書店
詩という形式で、おじいちゃんやおばあちゃんが生き生きと描かれています。そして、おじいちゃんやおばあちゃんによせる孫の気持ちも。

秀逸なのは「なみだ」という林マサ子さんの詩。たった4行なので、見事に情景とおばあちゃんとぼくの気持ちを歌っている。

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自信を持っておすすめしたい あるある、こんなこと、あんなこと  投稿日:2004/03/21
ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ
ぼくをいじめるとねえちゃんくるぞ 作: 伊藤英治
絵: 山本 祐司

出版社: 岩崎書店
岩崎書店がシリーズで出している詩集の中の1冊です。タイトルからも解るように、兄弟がテーマで編集されています。

5年生の息子の先生が詩がお好きで、いろいろと紹介してくださるのですが、彼女の好みと息子の好みがあいません。智恵子抄や「きみしにたまふことなかれ」なんて、理解できないのです。国語の勉強で詩を探して来なさいと言われても、頭をかかえておりました。

そんな顛末の後、この詩集を見つけました。ああ、もっと早くであっていれば、彼は詩を面白いものとしてとっかかることができたでしょうに。

見開き2ページに収まる短い作品ばかりです。子供にもかつての子供にもあるある(あったあった)こんなこと、あんなこと、と思わせることが描かれています。これだけの短さで情景や心理を描写できるって、詩人ってすごいなあと感じました。

私のおきにいりは、お兄ちゃんがまだかえってこない弟の分のおやつまで、1つまた1つと食べてしまう詩です。お兄ちゃんの気持ちになって、ドキドキ、はらはら、そして後悔してしまいます。
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自信を持っておすすめしたい わかるかなあ、二人の気持ち  投稿日:2004/03/21
となりのせきのますだくん
となりのせきのますだくん 作・絵: 武田 美穂
出版社: ポプラ社
みほちゃんから見ると、ますだくんはまさに怪獣。すぐぶつし、声は大きいし、むちゃくちゃなこと言い出すし、いいこぶって先生に言いつけるし。

でも、みほちゃんの頭の中でかなりデフォルメされた姿なんじゃないかな。自分に自信がなくて、すぐめそめそしてしまうタイプの女の子からみると、屈託がなくてなににでもストレートに反応してしまうますだくんタイプはきっと、怪獣にみえてしまうんだと思います。

武田美穂さんは、これがわかったから、このとなりのせきのますだくんシリーズを書いたのではないでしょうか?小学生の同級生だったますだくんにむけて。

みほちゃんの気持ちがとてもよくつたわってくる作品でした。
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なかなかよいと思う ねむいねむい○○  投稿日:2004/03/20
ねむいねむいねずみ
ねむいねむいねずみ 作・絵: 佐々木 マキ
出版社: PHP研究所
ねむくてねむくてどこでも寝てしまうねずみさん。

我が家の小学生の反応は「なぞい(わけがわからない)」
三歳児は最後のシーンの朝ご飯がお気に入り。
母は、羨ましい!私もこんなふうにとことん眠りたい。

ささきまきさんがどんな気持ちでこの本をつくったのか、聞いてみたいです。
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自信を持っておすすめしたい どこかにいそう、こんな人達  投稿日:2004/03/19
あたしクラリス・ビーン
あたしクラリス・ビーン 作・絵: ローレン・チャイルド
訳: 木坂 涼

出版社: フレーベル館
イギリスの7人家族の物語ですが、日本にもこんな人達がいそうです。思春期まっただなかの兄に、美容と男のことにしか興味のない姉、何にでも口を出す無邪気な弟、そんな兄弟に不満たらたらの私、ぼけ気味のおじいちゃんに、自分だって大変なんだよと嘆くお父さん、そして、そんな家族をさらっとまとめてひょうひょうとマイペースをつらぬくお母さん。ひとりひとりは日本のどの家庭にもいそうです。

でも、ビーン家がすごいのはこんな人達が全部いるってこと。7人家族ですよ。4人兄弟。それだけで、2人兄弟に比べて何倍ものコミュニケーション、そしてトラブルが発生するはず。おまけに、それぞれが、色々問題ありそうなんです。加えて、ぼけかけたおじいちゃん。なんてエキサイティングな日々なんでしょう。おまけに、しょっちゅう出没しているらしい賑々しいおじさんやいとこ達。おじいちゃんのお友達。

こんな家族をまとめているのがどうやらお母さん。彼女のパワーの源はどうやらヨガとアロマキャンドルと対焚いた入浴みたい。私もみならおうっと。家はたったの5人家族だけど。
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自信を持っておすすめしたい 全部買いたい、ローレン・チャイルド  投稿日:2004/03/19
いたずらハーブ えほんのなかにおっこちる
いたずらハーブ えほんのなかにおっこちる 作: ローレン・チャイルド
訳: なかがわ ちひろ

出版社: フレーベル館
文句なしにおもしろい!!

図書館でみつけてラッキーとばかりに借りました。私の大好きなローレン・チャイルド!まだ、みんな魅力に気がついていないのでしょう。あまり、人に教えないでおこうっと。

ハーブのシリーズはおなじみの昔話をモチーフにあつかっているのですが、子供の知っている話ばかりなので、助かります。翻訳物でこの手の本は時として親も知らないようなお話がでてきて(まあ、その国の人には常識なのでしょうが)、面白そうなのに楽しめないことが多いので。

絵の好きな長女は写真の多いコラージュを食い入るように見つめていました。どうやったら、こういう絵が描けるのかと観察しているようです。

3歳の末娘は話の展開の速さについていけないようでしたが、普通の絵本にはないようなさまざまな仕掛けを楽しんで(不思議がって?)いました。彼女には難しかったかな?でも、読み終わったら「も一回よんで!!」

長男は残念ながら流行り風邪で寝込んでいましたが、きっと、元気だったらきっと、妹達の隙をねらって独り占めすることでしょう。
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なかなかよいと思う ジョンはどこへ行くの?  投稿日:2004/03/19
いつもちこくのおとこのこ−ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー
いつもちこくのおとこのこ−ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー 作: ジョン・バーニンガム
訳: たにかわ しゅんたろう

出版社: あかね書房
家の家族は頭が固いのでしょうか?みなさんのようにこの本をユーモラスなお話をして楽しむことは、できませんでした。「こんなことってないよね」「変だね」という感想はでましたが。それでも、子供達からはなんどもリクエストがでました。

私は、これは不条理や理不尽なことと向き合う少年の心理を考えよということだろうか?と真剣に悩んでしまいました。

ジョンは今度は、どこへお勉強しに行くのでしょうね。なにをお勉強しに行くのでしょうね。それを考えるのが楽しいです。

あら、主人公も作者もジョン。このお話は作者が学校へ行っていたころの体験に基づいているのかしら?
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自信を持っておすすめしたい 皆様おろそいで!  投稿日:2004/03/17
バムとケロのおかいもの
バムとケロのおかいもの 作: 島田 ゆか
出版社: 文溪堂
この「お買い物」には、バムケロシリーズのお友達とガラゴシリーズのお友達がせいぞろいで本当に楽しめます。家は子供3人と私であっちのページをめくったり、前に戻ったり、他のシリーズを持って来たり。大騒ぎして読んでいます。特に「うちにかえったガラゴ」とあわせて読むと最高です!!
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自信を持っておすすめしたい 春に一番に咲く花は  投稿日:2004/03/17
はなをくんくん
はなをくんくん 文: ルース・クラウス
絵: マーク・シーモント
訳: きじま はじめ

出版社: 福音館書店
私は雪国の生まれです。小さいことから春が来るとわくわくうれしくて、なんとなくうきうきしてくるものでした。でも、雪国の春はじっくりゆっくりやってきます。そんな中でも嬉しいのが、さまざまな花が順番にじっくり咲き出すこと。そして、春早いころの花は白か黄色だったと記憶しています。こでまり、雪柳、レンギョウ、さんしゅゆ、たんぽぽ、福寿草、山吹・・・
そんな、嬉しい気持ちを思い出させてくれる本でした。
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なかなかよいと思う 人生(?)なんて、こんなものよね  投稿日:2004/03/17
11ぴきのねこ
11ぴきのねこ 作: 馬場 のぼる
出版社: こぐま社
食べ物がなくて、困っているという設定が今の子供達にどう受け止められているのか、わかりません。かくいう私もひもじい思いなんてしたことがないので、ねこ達の気持ちはわからないなあ。

この本、1967年が初版ですから、こういう設定もうなづけます。それにしても、30年以上も読み継がれているなんてすごいと思います。

苦労してみんなで捕まえた大きなお魚。結末は?!人生なんてこんなものよね。さあ、ねこ達はこの後どうなるのでしょう。満腹になったお腹をかかえて幸せな日々もつかの間、また、食料探しの旅に出るのではないかしら?
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