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ためしよみ

もうなかないよ、クリズラ（冨山房）

えっこ

ママ・40代・東京都、男13歳　女10歳　女6歳

えっこさんの声

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雨の日の散歩って実は楽しいよね！　

投稿日：2004/04/05

バルボンさんのおさんぽ
	作・絵: とよたかずひこ出版社: アリス館

わにさんが動物園に勤めている？この発想が面白い。やはり、仕事は「動物園で飼われているわに」でしょうか？まさか、そこは人間の（が飼われている）動物園で、その飼育係？人間に餌をやっているのかしら？

なんて、ことを考えてしまいましたが、このほんわかのんびりムードの絵本では、きっと、バルボンさんのお仕事は動物園でやって来た人間たちに愛想をふりまくわになのではないかと勝手に判断。

そうすると、バルボンさんのお休みの日のお散歩にたまたま巡り会った人は大変ラッキーなことになりますね。

末娘はおかあさんのさくらさんとむすめのももちゃんが同じピンクのリボンをしているのが気に入ったようすでした。最近おしゃれにめざめて来たからかしら？おかあさんは４月生まれ、ももちゃんは３月生まれ？

私は、おとうさんとトマソンくん、おかあさんとももちゃんがまるっきりの相似形なのに微笑んでしまいました。同じように天をあおいで歌を歌う姿も楽しそう。

雨の日って、ゆううつな気持ちになりがちだけど、思い切って散歩に出かけちゃうと楽しいのよね。もちろん、傘や合羽はお忘れなく。そうそう、長靴もね。水たまりビチャビチャやるために。

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ますだくんのステキな兄弟　

投稿日：2004/04/05

ますだくんのランドセル
	作・絵: 武田美穂出版社: ポプラ社

末娘の大好きなますだくんシリーズ、これは漫画形式ですが、短めなので、ほっと一安心。
この本で、ますだくんが強くたくましいばかりでなく、考え深くてやさしい理由がわかりました。お兄ちゃんにもまれるだけでなく、優しいおねえちゃんからいろいろ教わり、妹の世話で泣き虫を扱うこつをつかんでいるのですね。
赤いランドセル、それもお古のランドセルを持ってどうどうと学校に行ける強さは魅力です。我が子も（自分も）こういう人になってほしいものです。
このシリーズ、親の存在が希薄ですよね。ますだくんのお母さんは入学式にも列席しないし。みほちゃんのお母さんは泣いているみほちゃんをますだくんにあっさりまかさてしまうし、かっこいいからと言って、娘が赤がいいのに青いランドセルを買ってしまうし。親なんて子は育つということも言いたいのかしら。
それにしても、武田さん。上のお兄ちゃんはますだくんが１年生になった時には中学生になっているはずなんだけどなあ。どうして、まだ小学校にいるんですか

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わかるわかる、三人の気持ち　

投稿日：2004/04/03

ますだくんとはじめてのせきがえ
	作・絵: 武田美穂出版社: ポプラ社

毎日となりのますだくんと、トラブル（？）いっぱいの日々を送っているみほちゃん。でも、入学当初よりはかなり成長したと感じられるます。ますだくんと会話できるようになったし、言い返せるようになったし。

でも、兄弟たくさんの中でそだったますだくんから見れば、まだまだ、頼りなくて気になってしまうのね。

この二人にからんでくるのが、ようこちゃん。ようこちゃんにしてみれば、乱暴もののますだくんからみほちゃんを守ってあげたいのだろうけどね。

いるよね、こんな感じの子供たち。どの子の気持ちもわかるなあ。今はね。どの子も一生懸命！！

楽しい本なのだけれど、漫画形式なのは読み聞かせに向きません。それに、長ーーーいの。お願いだから、字が読めるようになってから自分で読んでね。

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真ん中で出会う本　

投稿日：2004/04/03

友だちのほしかった大おとこの話友だちのほしかったネズミの話
	作・絵: アンネゲルト・フックスフーバー訳: たかはしようこ出版社: 偕成社

友だちのほしかった大おとこのお話と、友だちのほしかったネズミの話が、本の真ん中で出会います。そして、大おとことネズミも真ん中で出会います。

出会うまでのことは詳しく描かれていますが、その後の話はありません。少々拍子抜けもしました。でも、その先のお話を自分で想像するのも楽しいのではないかしら。

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見えた、見えた！！　

投稿日：2004/03/30

こんにちはあかぎつね！
	作・絵: エリック・カール訳: さのようこ出版社: 偕成社

末娘のために読みました。

最初はこの秘密が彼女に解るかしら？と思っていたのですが、練習用のハートの所から、見えた！！見えた！！と嬉しそうにはしゃいでいました。

私の方が、本当、お母さんはちょっとよそ見しちゃって、見えないのよ、ちょっと待ってね。という状態でした。子供のことや絵本の文章が気になる大人よりも、無心に絵を見つめる子供の方が向いていたようです。

本文はエリック・カールお得意の繰り返しで、ちょっとくどうような気がしましたが、子供は私が読んでいる間もじっともとの絵を見ているんだと納得。

違う色が見えるのが楽しいようで、一人でもじっと見つめていました。親にとってはラッキーな１冊です。

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下の子に読んでいると、上の子がよってきま　

投稿日：2004/03/30

かえってきた風来坊
	作・絵: 川端誠出版社: 教育画劇

川端さんの、風来坊シリーズは母子でファンです。４歳の娘用の絵本もどうやらほとんど読んでいるらしい１１歳のお兄ちゃん。この風来坊シリーズを妹に読んでやっていると、よってきます。母が、リズムも威勢も良い文章にのせられてアップテンポで節回しをつけて読んでしまうのに加えて、お兄ちゃんが茶々を入れるので、大騒ぎしながらの読み聞かせになってしまいます。終った時にはもうヘトヘト。そこへ末娘が「もっかいよんで（もう１回読んで）」

３００体の像を彫り終えた風来坊。ちゃんと、お地蔵さんにおにぎりのお礼を残して行きます。さあ、なんでしょうか？

細部まで計算された本作り。遊び心もある、憎い一冊です。

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ダイナミックな動物が見ていて気持ちよい　

投稿日：2004/03/30

1、2、3どうぶつえんへ
	作: エリック・カール出版社: 偕成社

１から１０までの数の絵本は巷にいくつもありますが、この本は文句なくステキな本だと思います。

エリック・カール独特のダイナミックな動物達を見ているだけで、親子ともども楽しくて、子供は１、２、３・・・と数えながら、数を覚えていきます。

最後の動物園の場面も楽しくて、いろんなことをしている人間がいるなあと飽かずながめました。また、どのページにも登場するネズミがかわいいです。

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雪の日のわくわくする気持ち　

投稿日：2004/03/26

ゆきのひ
	作・絵: エズラ・ジャック・キーツ訳: 木島始出版社: 偕成社

この作品で、エズラ・ジャック・キーツのファンになりました。

ストーリーは単純です。ある朝目覚めたら雪が積もっていた。身支度をして外に出て、雪でいろいろ遊んだ。というだけなのですが、雪を目の前にした男の子のわくわくした気持ちが伝わってくる本です。単純な線の貼り絵で、むしろ淡々と進んで行くのですが、シンプルなだけに、男の子の気持ちが直に伝わってくる気がします。

我が家では、本をプレゼントする時によくこれを選びます。
エズラ・ジャック・キーツの他の作品も読んでくれるといいな、と思うからです。

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二匹ののみ、あなたはどちらのタイプ？　

投稿日：2004/03/24

ここにいたい！あっちへいきたい！
	作: レオ・レオニ訳: 谷川俊太郎出版社: 好学社

外の世界に憧れて、ジャンプしながらどんどん遠くへ旅に出てしまうのみが、赤い吹き出しで気持ちを話しています。赤いのみくんに引っ張られて少し旅に出てみるものの、住み慣れた犬の所に戻りたいと思っているのみが青い吹き出しで話しています。

さあ、あなたはどちらのタイプでしょうか？

私は赤に憧れるけど、青タイプかしら。母は絶対に青タイプ。年をとってますますそれが顕著になって来たわ。末娘は今のところ赤タイプかしら。

でも、誰でも赤タイプの気持ちと青タイプの気持ち、両方持っているんじゃないかなあ。最後のページで青くんが言っているように。

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ばあちゃんといっしょにむしぱんつくりたい　

投稿日：2004/03/24

ばばばあちゃんのなぞなぞむしぱんのまき
	作・絵: さとうわきこ出版社: 福音館書店

いつも元気でアイディアいっぱいのばばばあちゃんと一緒に、ぜひぜひむしぱんつくってみたいな。

いろんなものを入れてつくるむしぱんはどれもおいしそう！
ぶどうやメロンをそのままいれちゃうなんて、頭の固い料理研究家には思いつかないことですよね。ばばばあちゃんならでは。

おからやお餅もいれちゃうんですって。ヒジキの煮付けや切り干しも合うかしら。砂糖を減らせばお食事用むしぱんになりそうね。

そして、極めつけはむしの入ったむしぱん。この秘密は最後まで読んでのお楽しみ！！

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