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いちがつにがつ

ママ・40代・その他、女の子18歳 男の子15歳

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自己紹介
夫と二人の子供たちにかこまれて、北欧で生活しています。
子供たちをバイリンガル&バイカルチャーにするための教育もかねて、絵本の読み聞かせをはじめたら、自分まですっかり絵本好きになってしまいました。
好きなもの
和食、甘いもの、カラオケ、映画、TVゲーム、旅行、そして絵本♪♪
子供たちの洋服やおもちゃを選ぶのもとっても好きです。
ひとこと
なかなか日本にいるのと同じように絵本を選べないので、みなさんのレビューを非常に参考にさせていただいています。私も、自分の記録を兼ねつつ、みなさんの参考になるようなレビューが書けたらいいなと思っています。

いちがつにがつさんの声

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自信を持っておすすめしたい 自分が子供の頃に出会っていたかった!  投稿日:2014/09/11
こぐまのたろ こぐまのたろの絵本1
こぐまのたろ こぐまのたろの絵本1 作・絵: きたむら えり
出版社: 福音館書店
図書館でたまたま見つけて、4歳の息子に読み聞かせるために借りてきました。

内容も絵も、平和そのもの!
主人公のたろと、お友達のなーちゃんの紹介ページがとにかくほのぼのしてかわいい。きいちごを摘みに行ってべとべとになるけど、優しいお母さんがきれいに洗ってくれて、おいしいきいちごケーキを焼いてくれる…。まさに絵本の王道的なストーリーなのですが、なぜかストレートに心にしみ入るあたたかさ。

作者のきたむらえりさんが、黄色いくまのぬいぐるみにお話を添えて知り合いの子供に贈ったのがもとで生まれたお話だそうで、そんなエピソードにもさらにほんわかさせられました。

今回初めてこの絵本の存在を知ったのですが、初版が1973年とのことなので、自分が子供の頃に出会っていたかったな〜、と強く思った一冊でした。きっと、「ぐりとぐら」と並んでお気に入りの絵本になっていたことでしょう。

最近、こういう日常の中のゆったりとした楽しみをあまり大切にしていないな、と反省。来年の夏、子供たちと森へきいちごを摘みにいって、きいちごケーキを焼こう、と心に決めました!(笑)

「てんぴ」ということばを子供たちに教えられるのも、グッドです♪
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 愛着、自然、優しさ、笑顔  投稿日:2014/09/11
たろのえりまき こぐまのたろの絵本2
たろのえりまき こぐまのたろの絵本2 作・絵: きたむら えり
出版社: 福音館書店
息子に読み聞かせようと、図書館で見つけて借りてきました。
自分が小さい頃にこのシリーズに出会えなかったのが惜しい!
ほんわか、ほのぼのした「たろ」シリーズの一冊です。

おかあさんが、ひつじさんの毛を赤く染めて、マフラーを編んでくれました。
大好きなおかあさんが編んでくれた大事なマフラー。とっても気に入っていたのに風に吹かれて飛んで行ってしまった!!たろとなーちゃんは、さまざまな動物に聞いて歩きながら一生懸命探します。

動物たちは、色んな場所で「あかいもの」を見たよ!と教えてくれます。
でもそれは、残念ながらマフラーではなく、山ぶどうの紅葉、ななかまどの実、きつつきの頭の赤。自然の中にも様々な赤色があることを発見できます。

ついに見つけたたろのマフラーですが、こうしくんが、自分の首に巻いていました。気に入ったものを、悪気はないんだけどついつい返したくなくて自分のものにしてしまいたい気持ちになっちゃうこと、幼い頃にはよくありがちな、そういった小さな失敗。子供の気持ちにも寄り添いつつ、優しく諭してくれています。

こうしくんのお母さんは、忙しくて自分では編んでやれないけれど、うらやましそうにしているこうしくんを不憫に思い、たろのお母さんに毛糸を渡して同じマフラーを編んでやってくれないか?と頼みます。私たちは、つい損得勘定で物事を考えがちですが、たろのお母さんはこころよく引き受け、余った毛糸でなーちゃんの分まで編んでくれました。お礼にもらったミルクは、あの後どうしたのかな?みんなが笑顔になれるお話でした。

様々なことを、さりげなく子供たちに教えてくれている、素敵な絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 不朽の名作  投稿日:2014/09/11
大きい1年生と小さな2年生
大きい1年生と小さな2年生 作: 古田 足日
絵: 中山 正美

出版社: 偕成社
体は大きいけれど、臆病で泣き虫のまさや、体は小さいけれど、活発でしっかり者のあきよの友情、そしてまさやの冒険と成長の物語です。

30年近く前、私の本棚に入っていて何度も何度も読み返した本です。当時は、まさや目線で読んでいましたので、それはもう「ハラハラドキドキワクワク」の連続で、冒険を終えた後の達成感的なものを感じていました。本の最初に描かれた地図を何度も開いて、まさやの辿った道を確認し、情景を思い浮かべるのが楽しかった!そして、実物のホタルブクロってどんな花なんだろうと、想像をめぐらせたり、植物図鑑を開いてみたりしたものです。

今、大人になり、娘に読み聞かせながら大人目線でこの物語を読み進めていくと、なんて子供の気持ちに寄り添った、優しいまなざしの向けられた本なのだろうと、新たな感動をもらっています。子供って、こうやって、一人一人が大なり小なり様々な冒険を体験して、少しずつ強くなり、人との関わりを学び、成長し、自立していくものなんだな、とじみじみと考えさせられました。

読み聞かせたはじめは、レトロな雰囲気と少し難しい文章に娘はあまり乗り気ではなかったのですが、物語が進むにつれ、グイグイと引き込まれたようで、「はい、今日はここまで」と言って本を閉じるとブーイングが出るほどになりました。

多少、時代が古いと感じる箇所が出てきますが、それはそれで味のあるもの。中山正美さんの、デッサン力抜群なのにさりげない挿絵も素敵です。

この本はまさに不朽の名作の一つ。これからも多くの子供たちに読み継いでいってほしいなと思います。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい 同じ流れの安心感  投稿日:2014/05/13
ピヨピヨ メリークリスマス
ピヨピヨ メリークリスマス 作: 工藤 ノリコ
出版社: 佼成出版社
「ピヨピヨスーパーマーケット」の登場頻度がかなり高い我が家。親子で大好きです。そのピヨピヨシリーズのクリスマス版ということで、読んでみました。

ビジュアルのかわいらしさは、間違いないです。
おかあさんのほっかむり(失礼!女優的スカーフ姿)姿にちょっとふきだしつつ、サンタさんを心待ちにするヒヨコたちのかわいさに悶絶!!

お買い物に行って、おとうさんとお風呂に入って、おかあさんのおいしい食事が出て来て…と、前作の流れをくんでいるところにとても安心感を感じ、ほっこりします。

ヒヨコたちの願いどおり、朝起きたらサンタさんのプレゼントが枕元にあるところでお話が終わるのかと思いきや、これでもか!となかなか豪華な終わり方で、子供たちだけでなく、大人の私も興奮してしまいました。

クリスマスのあのワクワク感と特別な雰囲気を思い出させてくれる、楽しい絵本です。プレゼントにも最適!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい なんて素敵なハッピーエンド!  投稿日:2014/05/13
どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん
どんぐりころころ おやまへかえるだいさくせん 作・絵: スギヤマ カナヨ
出版社: 赤ちゃんとママ社
そうそう!そうなんです。

うちの子たちが生まれた時から一番歌い聞かせたであろう「どんぐりころころ」、いつもどんぐりのその後が気になっていました。まさか、絵本という形でその後の大冒険を読めるとは!!親の私の方が大興奮しています。

ちゃんと「どんぐりころころ」のメロディにのせて読み進めていけるところがとても良かったです。もちろん歌わなくても、テンポと語呂よく読めます。絵もハッキリしていてきれい。

思いのほか長く、どんぐりの大冒険をハラハラドキドキしながら楽しみました。途中アッ!!とびっくりのシーンもありますが、最後にはみんなが笑顔になれるエンディングが用意されています。作者のスギヤマさんに大感謝です!

これはぜひ、我が家の本棚にも欲しいです。
でもそれだけじゃ惜しい。ぜひたくさんの親子に読んでもらいたい作品です。
さっそく、図書館に購入リクエストを出してみようと思います。
参考になりました。 2人

なかなかよいと思う まだまだ読み続けたい!  投稿日:2014/04/29
kodomoe 2014年4月号
kodomoe 2014年4月号 出版社: 白泉社
創刊第一号から、毎号楽しみに読んでいます。

今回の付録は保冷ランチバッグ。
大人用の細長いお弁当箱がすっぽり入って使い心地はいい感じです。
子供のおやつを入れて持ち歩いたりもしています。

ただ、いつも楽しみにしている「おやこでたっぷり おあそびブック」は、今回は少し物足りなかったです。「たっぷり」と謳っているのに8ページしかないし…。あっというまに終わってしまいました。

本誌の内容で気に入ったのは、子供のヘアアレンジのページと、プラバンで作るアクセサリーのところでした。オーブントースターもプラバンも、この国ではあまり身近ではないのですが、ぜひ材料をそろえてチャレンジしたくなるかわいさでした!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ご近所迷惑かとハラハラしながら…  投稿日:2014/03/26
番ねずみのヤカちゃん
番ねずみのヤカちゃん 作: R・ウィルバー
絵: 大社 玲子
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
「番ねずみ」って一体なんだろう??と気になり、母親の私が選んで図書館で借りました。夜寝る前の読み聞かせの時間、娘が自分で選んだ本ではなかったので、なかなか読む気になってくれず、返却の日が近づいたので私が誘ってしぶしぶ聞いてくれることに。

主人公はねずみ。親子で人間のうちの壁の中に住んでいます。その設定は絵本や童話ではよくあること。でも読み進めていくと、ヤカちゃんの台詞の部分はかなりの大文字で書いてあります。なるほど、「ヤカちゃん」という名前はそういうことか、と思いながら、私もご近所迷惑を承知で大声で読みました。すると娘大ウケ!お母さんが歌う歌の部分も、適当にメロディをつけながら歌ってみたら、最後には娘も一緒に歌っていました。

一気に読聞かせるのは少し長めのお話なので、「今日は半分ね。」という約束で読み始めたのですが、はじめは浮かない顔だった娘がグイグイお話に引き込まれ、実際に途中で本を閉じたら「もっと読む!!」と泣き出してしまったほどでした。

声の大きいヤカちゃん。(読み聞かせの自分まで大声を出して)どうなることかとハラハラしながら読み進めていくと、思わぬ活躍をしてくれることとなります。挿絵も多めなので、絵本から童話に移行していく年齢のお子さんにぜひおすすめしたい作品です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 必ず一度は読んでみて欲しい。  投稿日:2014/03/26
さくら
さくら 作: 長谷川 摂子
絵: 矢間 芳子

出版社: 福音館書店
日本人なら、桜を愛でない人などいないでしょう。
毎年春に、見事な花を咲かせ、私たちを楽しませてくれる桜。私も桜は大好きです。特に海外に移り住んでから、桜のありがたみを感じています。でも、思い返してみると、1年の移り変わりをじっくりと追ったことはなかったような気がします。

この絵本では、ソメイヨシノの季節ごとの姿が一人称で語られ、普通の自然科学の本や図鑑よりもずっと親しみが持てます。子供に読み聞かせをしながら、桜の1年間のドラマを、瑞々しい緻密な絵と共に追うことができます。そして、その「一年」を、そこにずっと佇みながら何度も何度も繰り返して生きているんだ、という命の輝きのようなものも感じることができました。
ぜひ、一度は読んで欲しい作品です。

日本の満開の桜の下でのお花見が恋しい!
参考になりました。 1人

あまりおすすめしない 奇想天外ノンタン。  投稿日:2013/11/04
ノンタンスプーンたんたんたん
ノンタンスプーンたんたんたん 作・絵: キヨノ サチコ
出版社: 偕成社
ノンタンシリーズが好きな息子の絵本購入の参考にするため、全ページためし読みをさせていただきました。

結論から言うと、いつものノンタンシリーズとは少し違って、奇想天外な展開です。

絵本ならではの、どこまでも想像がふくらんでいく感じはあって、「そうきたか!」という面白みはあるのですが、いつものノンタンを求めている人にはあまり向かないかな、という印象です。筋肉モリモリのマッチョなノンタンが見られるので、マニアにはたまらない一冊かもしれませんが…。

一部気になったのは、おひさまを味見しようとしたノンタンが、ゲンコツされてしまうシーンです。現在の在住国では体罰は一切認められておらず、たとえ親が子供を躾のために叱る場面で軽くでもゲンコツしたりすると大事になってしまうような社会なので、こちらの国で育っている子供たちには「暴力」と捉えられて違和感の残るシーンだと思うからです。

絵本全体の評価としては、☆2つから3つの間です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 濁音、半濁音があるのもGood!!  投稿日:2013/09/27
たべものかるた あっちゃんあがつく
たべものかるた あっちゃんあがつく 原案: みね よう
作: さいとう しのぶ

出版社: リーブル
このかるたのおかげで、海外育ちの子供たちの、日本語の食べ物のボキャブラリーが順調に増えています。やはり、ひらがなが読めるだけ上の子の方が断然早いのですが、下の子も絵で覚えて、上手に取れると大喜びで遊んでいます。

濁音、半濁音の札もたくさんあって、かなりのボリュームで遊びごたえがありますよ。絵も楽しくて美味しそうで、読み札にまでちょっとだけ絵が描いてあるのも楽しいポイントです。

かるたに出て来て、子供たちが食べた事のない食べ物を、次の帰国時に食べさせてあげようと今からわくわくしています。
参考になりました。 0人

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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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