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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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よし99

じいじ・ばあば・50代・大阪府、女の子0歳

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自己紹介
2024年初日にじいじになりました。
本を読むのは大好きです。
図書館も好きです。
ひとこと
NetGalley、やってます。

よし99さんの声

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自信を持っておすすめしたい 「100年」って絶妙な未来ですね。  投稿日:2024/05/08
100年たったら
100年たったら 文: 石井 睦美
絵: あべ 弘士

出版社: アリス館
「100年先にまた会いましょう」と歌う曲がありますが、「100年」って絶妙な未来ですね。
100年たったら何かが何かに変わって、それらが出会う。お互い前が何か知らないけれど、なぜか運命づけられたかのように。
自分は100年前にはなんだったんだろう。100年後はどうなっているんだろう。
なにかと理由や根拠の説明を求められる窮屈な世の中、さまざまなことを広く想像できる貴重な本だと感じました。
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自信を持っておすすめしたい わたしはカールに大変お世話になってます。  投稿日:2024/05/08
カールは なにを しているの?
カールは なにを しているの? 作・絵: デボラ・フリードマン
訳: よしい かずみ

出版社: BL出版
ミミズのカールが自分のしていることはなんのためかをいろんな動物に聞いて回るお話。
答えが見つからずため息をつくシーンが好きです。大きな1ページに小さなカールと小さな字の「はあーっ…」。
いま小さな畑で野菜を育てています。カールには大変お世話になってます。
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自信を持っておすすめしたい 具体的でリアルな話をわかりやすい言葉で。  投稿日:2024/05/06
起業家フェリックスは12歳
起業家フェリックスは12歳 著: アンドリュー・ノリス
訳: 千葉 茂樹

出版社: あすなろ書房
最初は「幸運が重なったのでは?」という印象もありますが、起業ってどんな形でなされていくのか、起業の目的はお金を稼ぐことなのか、事業が大きくなるとどんなことが起こるのかなど、具体的でリアルな話が満載。それらがわかりやすい言葉で書かれています。また会話が多いので読みやすく、児童書としてふさわしい物語だと思いました。もちろん大人にも学びがいっぱいです。
終盤の《目の前で起こった事実は自分の頭に描くストーリーによって変わる》が一番心に響きました。
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自信を持っておすすめしたい 「いじめは人間奴隷化へのプロセス」と経験者が語る  投稿日:2024/05/06
いじめのある世界に生きる君たちへ
いじめのある世界に生きる君たちへ 著: 中井久夫
出版社: 中央公論新社
・いじめは人間奴隷化へのプロセス
・孤立化→無力化→透明化
いわさきちひろさんのほわっとした絵。子どもに向けたやさしい言葉。でも内容は胸の奥まで刺さってきます。いじめがどう大きく深くなるか。人間の卑劣さ。
精神科医の中井久夫さんが、ご自身の子どもの頃のいじめられ体験をもとにいじめの構造を丹念に分析し発表した1997年の論文『いじめの政治学』。それを子どもにもわかりやすいように書き直したのがこの本です。
「わたくしのように初老期までいじめの影響に苦しむ人間をこれ以上つくらないよう」と書かれている中井さんは1934年生まれ。なので、論文『いじめの政治学』の時点で63歳。この本の執筆時期だと80前後。子どもの頃にいじめられた辛さがその年齢になっても心の傷として深く残るんだ、ということを忘れずにいたいです。
具体的な対策方法は書いてありません。中井さんが「その場に即して有効な手立てを考え出し、実行する以外にない世界」と指摘する通り、いじめの数だけ対策の数があるからです。
ただ、この本に書かれている《いじめとは》を、大人はどれほど知っているのでしょう。それを知らずに目の前にあるいじめを解決に向かわせることはできません。まして「うちはいじめゼロです」という学校や学級の先生は「わたしはいじめを全くわかっていません」と宣言しているのと同じ。
大人も絶対に読むべき本だと思いました。学校の先生、教育に携わっている方、親、その他子どもに関わるすべての方々に。
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自信を持っておすすめしたい お金の話をするのは下品ではないんです。  投稿日:2024/05/06
僕らの未来が変わる お金と生き方の教室 君が君らしく生きるために伝えておきたいこと
僕らの未来が変わる お金と生き方の教室 君が君らしく生きるために伝えておきたいこと 監修: 池上 彰
漫画: 佳奈
画: モドロカ

出版社: Gakken
まず読む前に本のタイトルを見て頭に浮かんだのは、次のように考える小中高生が結構いるだろうということです。

@同じものなら安いほどいい
A無料はおトク
Bキャッシュレスはお金がいらないもの

この本は上の3点について、きちんとおさえてありました。

@について
最近「いつも食べているハンバーガーをどうして値上げするの?」という子どもたちの声をよく耳にします。
物価高でものの値段が上がっていることはニュースで知っていますが、自分が買っているものにどれだけの人やものを動かしているのかまでは理解していないようです。見えませんから。
なので、12(商品が手元に届くまで)はすごく大事な話だと思いますし、「ぬいぐるみがどうして初め2000円と決まり、それが3500円で消費者に売られるのか」と具体的に例示しているのがわかりやすかったです。

Aについて
体験版などを利用する際に自分の個人情報を渡してしまう場合もあるので、タダにはタダになる理由があると知らせる必要性を強く感じています。
15(無料で使えるのはなぜ?)に書かれていますが、最後の「サービスにはそれに見合った対価(お金)を払う、これが世の中で守られるべきルールなのです。」の一文も太字などで強調するべきかもしれません。

Bについて
小中学生は親名義でスマホを使っているのがほとんどでしょうが、中に「○○pay」なども使えるようにしてもらっているために、「キャッシュレスはお金がいらないもの」との感覚を持っている子が割といます。
なので、17(キャッシュレスへの変化)も非常に重要な話題ですが、「魔法のしくみではない」という言葉が頭に残りやすくていいなと感じました。

また、そもそもですが、「どうしてお金ってあるの?」と子どもたちが考える機会がないと思います。
なので、子どもたちにはまず7(お金の役割とは?)をていねいに読んでほしいです。
「お金はモノの価値をはかれる『ものさし』」はお金の意味を理解するわかりやすい言葉です。

私はお金の話をするのは下品ということは全くないと思いますし、今までにそういうのを聞いたことがないので驚きました。むしろどんどん話をするべきですし、この本一冊で身近なところから世界や未来のことまで知り考えることができるようになると思います。
文字はたくさんありますが話しかけるような文章ですし、見やすい絵や図で補っているので、読みやすいと感じました。
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自信を持っておすすめしたい 動きを感じさせる絵が一番の見どころ。  投稿日:2024/05/06
水はうたいます
水はうたいます 作: まど・みちお
絵: nakaban

出版社: 理論社
まど・みちおさんがクローズアップされがちですが、この本一番の見どころは動きを感じさせるnakabanさんの絵でしょう。しずくは今にもポタッと落ちそうだし、波は静かに寄せてきているし。みずが「うたっている」のをこんなふうに描くんだなと、ひとつひとつの絵を何度も見返しました。
幼い子でも、地球の中で水がどのように形を変えながら動くのかをざっくりとでも知ってから読むと、味わい深く感じることができる気がします。
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自信を持っておすすめしたい 全然つながりのないものだと思っていたら…。「!」でした。  投稿日:2024/05/06
のりかえでーす
のりかえでーす 作: 平田 景
出版社: 交通新聞社
野菜やくだものの「のりかえ」の音がたのしくて、にこにこしながら読みました。
全然つながりのないものだと思っていたら、最後を見て、な?るほど!
全部一緒でなくてもいいので、お子さんといっしょに料理したらいいですね。
ころころ、ころん、ぽっちゃんなら、小さなお子さんでもできますから。
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自信を持っておすすめしたい 散りばめられたものがどんどんつながって、最後に…。  投稿日:2024/05/06
いつかの約束 1945
いつかの約束 1945 作: 山本 悦子
絵: 平澤 朋子

出版社: 岩崎書店
おばあちゃんになった9歳のすずちゃん。入れかわったの? 入れかわってなかったの? どっちなんだろうってずっと考えていたら、一気に読み終わりました。
文字数がそれほど多くないので、本を読むのが苦手な子がパッと本を開いた時、「これなら読めそう」と思えるかも。
楽しい展開の中に散りばめられたものや風景がどんどんつながって、最後に…。
戦争をテーマにした本はたくさんありますが、こんなメッセージの伝え方が子どもにはスッと入るんじゃないかな、そう感じました。
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自信を持っておすすめしたい 子どもは夏休みの自由研究に、大人は会社などでのプレゼンに。  投稿日:2024/05/04
ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる
ギタンジャリ・ラオ STEMで未来は変えられる 著: ギタンジャリ・ラオ
訳: 堀越 英美

出版社: くもん出版
日本でもSTEM教育が進みつつありますが、プログラミング教育などをみていると、何か「ものや形ありき」と考えている感じがしてなりません。
ギタンジャリさんはイノベーションを「問題を解決するために、新しい何かを作り上げたり、さらに、起こしたり学習したりするプロセス」と定義していますが、これは夏休みの自由研究、校内での研究発表、企業で社内外でするプレゼンなども同じ段取りですよね。
STEMの知識は必要でしょうが、身の回りの問題解決に向かうという意味では何も特別なことは必要ないのではないでしょうか。
逆にその意味では段取り、プロセスについて知るのにわかりやすく書かれていると思うので、書店のビジネス書コーナーに置いてもいい気がします。
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自信を持っておすすめしたい スポーツでのジュニアの合理的な指導法が600年前に!  投稿日:2024/05/04
リンボウ先生の なるほど古典はおもしろい!
リンボウ先生の なるほど古典はおもしろい! 作: 林 望
絵: 武田 美穂

出版社: 理論社
狂言は国語の教科書で習ったなあ、観阿弥・世阿弥の名前は歴史に出てきたなあ、くらいの知識しかありません。なのでリンボウさんがどんなふうに解説してくれているのか興味を持ち、この本を入手しました。
能に文字が読めない人に古典文学を伝える意義があったとは知りませんでした。
演出家なしでほぼぶっつけ本番で上演とは驚きでしたが、なぜそんなことができるのかには納得です。今のスポーツでいうとジュニアからユースの時期にかけての合理的な指導法が600年前に考えられていたのですね。
「時分の花」は今も芸能やスポーツの分野にいる人は意識していないといけないことだと感じました。「初心」の意味が今と違うと解説しているところからはドラフトで入団し浮かれてプロで伸びない選手が頭をよぎりました。
『風姿花伝』はまさに理論書。それをもとに長年受け継がれている能をすごく見たくなりました。
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