ペンギン体操がはじまります。 想像してみてくださいね。
「いきをすって〜 はいて〜」 「くびをのばして〜 ちぢめて〜」 「おなかと あたまを ぴったんこ!」 「おしりを ふって〜 また あした」
これを大きな声で言いながら、ペンギンさんが体操をする様子を。 そして、それを小さな子どもたちが一生懸命真似をする姿を。
……なんて可愛らしいのでしょう。
元気の出る黄色一色の画面に浮かび上がるのは、大きさの違う2匹のペンギンのみ。(小さいほうケープペンギン。大きい方がキングペンギンだそうですよ。)だけど、その2匹が号令に合わせて動き出せば、そのユニークな動きに目が釘付けになってしまうのです。さすが動物園・水族館の人気者です。何回繰り返してみても飽きることはありません。
作者の齋藤槙さんがペンギンをスケッチしているうちに、その動きの面白さに惹かれていき、撮りためた写真やスケッチから誕生したのがこの絵本の始まりなのだそう。今では「ペンギンたいそう」は保育園や幼稚園のお遊戯会や運動会でも大活躍。もちろん、おうちでも可愛らしいお遊戯会が繰り広げられているのでしょうね。その時は、是非親子一緒に挑戦してみてくださいね、言葉にできない幸せな時間が流れていくはずです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「ぺんぎんたいそうはじめるよ。いきをすって〜、はいて〜。くびをのばして〜、ちぢめて〜。おなかとあたまをぴったんこ」。水族館や動物園でおなじみのペンギン。そのユニークな動きや、伸び縮みをして姿かたちが変わる様子は、まるで体操をしているかのようです。読みながら、思わず身体が動いてしまう絵本ができました。絵本を読んだあとは、ぜひ、お子さんといっしょに体操して楽しんでみてください。
私は、もともとペンギンという動物が大好きなので、即購入。
作者のさいとうさんも、ペンギンが大好きらしいですね。
シンプルながらも、素朴で生き生きとした絵で、ペンギンらしい動きが、かわいいです。
2才児クラスで読むと、つい真似したくなるようで、大盛り上がりでした。
もちろん赤ちゃんから、3.4.5歳でも、楽しめます。
家庭だけでなく、おはなし会にも、おすすめの絵本です。 (ピンピンさん 50代・その他の方 )
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