<たいせつな「食」のことを伝える食育絵本> おかあさんと スーパーに おかいもの。 きょうの ゆうごはんは、よせなべだって・・・ はくさい・とりにく・はまぐり・がんもどき・・・・ おてつだいのごほうびに、スナック菓子 いろんなたべものがあるけれど、 「ひとのからだは たべたものでできているの」 お母さんが話してくれた、たべもののこと。
まず、表紙の人参が強烈です!!
そして中に出てくる白菜がまたおいしそう〜。
いつも楽しく、ダジャレいっぱいの絵本を作る中川さんが
食育絵本を作ったとあったので手に取りました。
寄せ鍋を作るためにお母さんと買い物に行く、ぼく。
具材を探しながら売り場を巡ります。
「がんものどき」ってなんだろう・・・自ら湧いた疑問に
答えを見つけたり、お母さんから袋詰めの時に「陸のたべものと
海のたべもの」に分けてみてと言われたり。
こうやって買い物をすれば、日常や子育てがもっと楽しくなる
んだろうなぁ〜と思うヒントがありました。
大事なことを伝えるために、文章が長く感じられるページも
ありますが、それを堅苦しく感じさせなくしているのが食べ物の
絵をかいたら日本一と思う加藤さんの描き出すクレヨン画なんだと
思いました。
この冬、鍋物をする前には必ず読みたい絵本です。
そして、鍋をつつきながら、大事な食べ物の話を誰か
(おとなでも子どもでも)としてみたくなる絵本だと思います。
冬が来る前から、食べ物のことについて学ぶ機会に
読み聞かせをしていこうとも思う絵本でした。 (さたちゃんさん 40代・ママ 男の子16歳、女の子13歳)
|