料理とイタズラがだいすきな、ジョージ・クラムさん。 そんな彼のレストランは、いつもお客さんでいっぱい。 メニュー名はイタズラっ気たっぷりで、変だけど…… みんな、クラムさんの料理が大好きでした!
そんなある日、「こだわり屋」を自称するお客さんがご来店。 彼の注文はポテト“だけ”。
クラムさん、腕によりをかけてポテトを料理しますが…… なんと、お客さんはお皿をつきかえしました。
「ぼくのポテトには、だれだって夢中になるのに。ホクホクで、最高なのに!」
そして、「こだわり屋」のお客さんと、「イタズラ好き」の料理人との対決が、はじまるのです。
みんな大好きポテトチップス、その誕生の秘密にせまった絵本!
実在の人物ジョージ・クラムと、世界最初のポテトチップス「サラトガ・チップス」にまつわるエピソードに脚色をくわえた本作ですが、史実を元に描いたのにどこか寓話的な味わいのある、ふしぎな作品です。
巻末には、この物語の背景になった史実とポテトチップスの由来が記されていて、それもたいへん興味深いところ。
なによりこれを読んだなら、ポテトチップスが食べたくなることうけあい。 「こだわり屋」さんの見事な食いっぷりに目はくぎづけです! 山盛りポテトチップスで彩られた、おいしい結末をぜひ読んでみてください。
(堀井拓馬 小説家)
クラムさんのレストランはいつもお客さんで大繁盛。 ある日、ひとりの紳士がやってきてポテトを注文しますが、 そのお客さんは、ぶあつすぎる、といって何度もつきかえされてしまいます。 ユーモア好きなクラムさんが、困ったあげくに とった方法は……。
アメリカの実話をもとにした、ポテトチップス誕生のものがたり。
8歳次女に借りてきました。とても人気でやっと図書館で借りることができました。
ポテトチップスができるまでに、こんなことがあったとは!コックさんがそれを狙って作ったわけじゃなかったんです。いろいろと諸説あるようですが、これたらポテトチップスを食べるときに、思い出しながら食べちゃいそうです(笑) (きーちゃんママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子8歳)
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