おいしいあずきができるまでを見つめます
おめでたい席には「お赤飯」、お正月の「お汁粉」、ひな祭りの「よもぎだんご」、こどもの日の「かしわもち」など様々な行事で、あずきを使ったお菓子や料理が食べられてきました。なぜ、おめでたい席に、あずきを食べるのでしょうか? それは、あずきの赤い色にある思いが込められているからなのです。あずきの生長を見ていきながら、その赤い色が出来るまでを観察し、そこに込められた思いに迫ります。
あずきはよく食べますが、その成長過程をみることはないので、興味深く読みました。荒井さんの細密な絵が本当にすごい! すみずみまで見入ってしまいます。そして、読み終わると、あずきを植えてみたいなあ、と思ってしまいました。楽しみながら、学べる絵本です。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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