しおちゃんとこしょうちゃんは双子の子猫、何をするのも一緒です。ある日競争して木に登り、下りられなくなってしまいます。張り合う双子のおかしみと母猫の愛情を描きます。
この絵本は1993年に「こどもの友年中向き」で発行されましたが、その後、改めて出版されたのは2016年です。(ちょっと時間がかかっちゃってましたね。いい話なのに)
絵を担当されたこうもとさちこさんの猫たちがとても可愛かったです。
「しおちゃんとこしょうちゃん」が、高いもみの木のてっぺんで
降りられなくなった時、探しに来たおかあさんの“みどりの目”が明るく光って見えたという描写のシーンで、よく見ると、木の上の子猫たちの目も“みどりの目”が光っていました。
いいよね〜。親子だよね〜(^^♪
もともと年中さん向けの作品なので、言葉も優しく、描写も分かりやすいです。
同作者の「こすずめのぼうけん」ほど有名な作品ではありませんが、わたしはこのお話が大好きです。 (てんぐざるさん 50代・ママ 女の子22歳、女の子17歳)
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