|
お母さんとお父さんに大事に育てられたことりのピチコ。ひとりで遠くまで飛べるようになったピチコに、うれしい出会いが待っていました。それは、はじめてできたお友だち。ピチコの喜びやうれしさが心に染み渡るよう伝わる、やさしさあふれるどいかやの絵本。
どいかやさんの作品は、読んだことがあったのですが、パステル調というかかわいらしい絵という印象があったのので、この表紙を見たときは、すぐにどいさんとは気づきませんでした。
全体的に落ち着いた渋めのトーンで、新たな魅力を見つけた喜びがあります。
鳥の子育ての様子・巣立ちの準備などの様子がよくわかりました。
自立し始めの一人遊びで、初めてのお友達ができた、小鳥のピチコ。
ミチコという女の子でした。
「ピチコとミチコって、似ているね」と、子供も言っていました。
どんなに楽しく遊んでいても、親鳥との約束を忘れていない、しっかり者のピチコが素晴らしく思えました。 (なしなしなしさん 20代・ママ 女の子6歳、女の子1歳)
|