かあさんあひるは、思います。ちいさな池で、スイレンのまわりをぐるぐるしているのには、もう、あきあき。わたしたちの前には、もっと広い世界がひろがっているはず。6わの子どもたちを引き連れて、ひょこひょこ歩く旅に出ます。
旅の途中で子どもたちは、それぞれに自分の場所をみつけて、離れていきますが、それでも母さんはひょこひょこ歩いていきます。そしてとうとう大きな池(海)を見つけますが……。
絵本ナビのレビューを見て図書館で借りてきました
我が子の個性をどう生かせることが出来るか、母親の役割は大きいのかな・・・なんてことを考えながらこの絵本を読みました
でもそれだけではありませんでしたね
自分ひとりになっても自分の最適な居場所を求め続ける姿は、ある意味子育てが一段落した後の、自分を見つめなおす姿にも重なります
後継者との再会、そしてまた旅立つ・・・・
余生を楽しむという表現の仕方が正しいかはわかりませんが、かあさんあひるの最後の行動はそんな風に感じました (風の秋桜さん 40代・その他の方 男の子、男の子)
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