内田麟太郎さんと荒井良二さん、のりに乗ってる二人のわくわくする組合せ。 二人の個性が最大限ぶつかりあった、とってもあたたかくて脳天気でちょっとじんわりな本が出来上がった様です。
タコの8ちゃんが出てきて、じがじがごえのカニが出てきて、さくらがいのさくらさんがでてきて・・・。 さくらさんが見てるので赤くなりながらも張り切ってちからくらべ大会に出場する8ちゃん。 だけど、骨がないからぐにゃぐにゃぐにゃ・・・おかしいな、今日は「いいこと」があるはずなのに・・・。
どんな話になっていくのか先が読めないこのスリル感。そこに荒井良二ワールド炸裂のキャラがどんどん出てきます。 そしてこの本を改めて読む二人の大先生。ポイントはこの本に何度か出てくる「うた」の場面らしい。内田先生は8ちゃんのはにかみを我が事の様に赤くなりながら「うた」を歌い、荒井先生は「うた」をある時はメキシコ調、ある時は民謡調、ラテン調とまじめにデテラメな作曲をしながら歌ってると言います。
いったいどんな世界なんだここは。大きすぎて全体がつかめません。まずは一緒に入り込んでみるしかなさそうです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
いま、最高のコンビがおくる、あったか♪ラブソングです。
「ひるねばかりしていないで、でかけた、でかけた」 「どうして、でかけなきゃいけないの?」 「いいことがあるからさ」 「いいことが?」 そこで、たこの8ちゃんが、♪いいことがある いいことがある♪うたいながら、でかけていくと……
タコのちゃんは ♪いいことがある いいことがある♪
くりかえす
カニにであいました
サクラガインのさくらさんにも出会いました
こいわにであったとき タコはほねがない
くろねこがおもしろい ノミが一斉に飛び出すところなんか
ワ〜! 気持ち悪い!
ゴリラにつままれ・・・くじらの背中に乗ったり
海さんのかち〜!
タコは自分に骨がないのに 後ろめたさ感じているのでは?
とってもいいこと♪
もうすぐ そらにはいっぱい
荒井良二さんお絵も独特ですね
とってもいいことあったらいいな〜 (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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