サムが積み木で遊ぼうとしていると「お昼ご飯ですよ」とお母さん。でもサムは「ちょっと待って」と答えて、積み木を並べ始めました。行列、行列……積み木の行列です。行列は部屋の真ん中を通って廊下に進んでいきました。
日常生活の何気ない一こまを、明るくあたたかみのあるイラストと生き生きした文章で表した秀作絵本。子どもの遊びをおおらかに受けとめるお母さんの姿がすてきです。「おかあさん、だーいすき!」「おかあさんもサムのこと、だーいすきよ」と続く会話に、親子の幸福がたたずみます。二人でいただいたスープとサンドイッチ、とてもおいしかったでしょうね。 ――(ブラウンあすか)
「ごはんですよ」と呼ばれたのに、サムは、つみきをならべはじめました。「ぎょうれつ ぎょうれつ、つみきのぎょうれつ…」サムのぎょうれつは、どこまで続くのかな? いきいきした子どもの姿と、おおらかに受けとめるお母さんを見事に描いた絵本です。
おかあさんに呼ばれたサムは
おかあさんのところへ向かいます。
積み木やミニカーの列を作りながら、ゆっくりと・・。
どんなときも遊びたい子どもの気持ちと
包み込むように優しいお母さんの様子が微笑ましいです。 (NARIGEさん 30代・パパ 女の子4歳、男の子1歳)
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