毎日美味しいものばかり食べているポコおじさん。何かもっと珍しいものを食べてみたいと思っていると、あやしいセールスマンが大きなそら豆持ってきた。それを食べてみると・・・どういうわけか、ポコおじさんの左足がにょきにょきのびはじめた!? 「どうして足がのびるの」 そんなことを考える間もなく、足はどんどんのびていく。家を飛び出し、林をぬけて、よその家も通りぬけ、とうとう街までやってきて。 一体どうなる左足!一体どこまでのびていく?
ちょっと想像してみてください。 街を歩いていて、突然大きな足の裏がどーんとやって来たとしたら。それはもう驚きです。誰かさんの、ちょっと間の抜けた左足が街中の道を占領しちゃっているのです。それだけで、もう何だか笑っちゃいます。 呆気にとられながらも、画面に夢中になっている子どもたちが見ているのはどこでしょう?思わず触ってみたくなるのはどこなのでしょう?そこに結末へとつながるヒントが隠されていますよ。
ちょっとヘンだけどユーモアたっぷり!子どもたちに大人気のお話です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
あやしいセールスマンから大きなそら豆を買った、美食家のおじさん。大きなそら豆を食べたおじさんの左足が、どういうわけか、にょきにょきのびだし、家の外ヘ!林をぬけ、森をぬけ、街までのびて…。ユーモアあふれる絵本。
奇想天外、奇妙奇天烈。
それがとんでもないスケールになって展開される。
子どもははしゃぎ、私は口をあんぐり。
これは絵本の醍醐味です。
理屈抜きで楽しめる絵本ですね。
女の子が足をくすぐったら、のびつづけた足が後戻り。
なんで左足だけなの。
なんで、曲がったり大きくなったりするの?
多分そんなことは誰も考えていない。
常識をはるかに超えた発想。
ナンセンスと言ってしまえばそれまでですが、このお話はセンスあると思います。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子15歳)
|