新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

ともさん。

その他の方・40代・東京都、男の子16歳

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ともさん。さんの声

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自信を持っておすすめしたい 当時の空気感  投稿日:2012/01/27
オットー 戦火をくぐったテディベア
オットー 戦火をくぐったテディベア 作・絵: トミー・ウンゲラー
訳: 鏡哲生

出版社: 評論社
オットーは友人に進められ、いずれ息子もわかるときがくるだろうと早々に購入しました。

よくよく確認するとトミー・ウンゲラーの作品。
「すてきな3人ぐみ」「人食いゼルダ〜」「へびのクリクター」
「つきおとこ」なぜか、我が家に揃っていくウンゲラーの絵本。

書かれた当時の政治状況がリアルに感じられます。
読後もフィクションだけど、フィクションの匂いがしない。
絵本の世界に浸っていられる文字と絵。

友情は変わらないもの。
仲間はずっと仲間。
戦争のない世界に済んでいるとか、いないとか関係なく読み応えのある本です。

ラスト・・・ボロボロのくまさんが(オットー)タイプしてる絵がなんともかわいらしいのです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 子どものエネルギー  投稿日:2012/01/13
どろんこようちえん
どろんこようちえん 作: 長崎 源之助
絵: 梅田 俊作

出版社: 童心社
勢いよく動き回る子ども。
これでもかっ!ってくらい遊び込む毎日。
絵がとにかく見事ですね。

大人がやんちゃで乱暴で・・・そう思えるくらい
エネルギーに満ちている子ども。
そもそも、そうゆー生き物(笑)

息子は目を輝かせて見入ってました。
そして、最後。
主人公の子があひるを引っ張りっこしちゃうシーン。

え!?

あひるが悲鳴をあげて、動かなくなり、息子は不安げな顔になりました。
ドキドキしながら大丈夫かな?って聞いているのがわかりました。

文中には何も触れられていませんが
あひるを傷つけてしまったことを先生は咎めたりしていないでしょうね。

だって、ちゃんと男の子はあひるのことを想って行動している。
それを見て、先生は、この子は大丈夫だって思う。
本当にそれがすべてだなぁと考えさせられました。

この男の子は乱暴でお騒がせ。
だけど、まっすぐな気持ちの優しい子だと息子は感じてくれたのではないかな?

「あひるさんと寝てくれてよかったね」

温かい読後感ですよ。

この絵本の幼稚園は今もあります。
横浜市に三千坪の敷地を確保した園庭。
ヤギやチャボは放し飼い。

いい園があって、それをいいねって理解し共感する環境(人)が
あるから残り続ける園なんでしょうね。

うちも伸び伸び系の幼稚園だけど、やすしくんたち、うらやましいなぁ。

参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 気持ちの流れ・・・  投稿日:2011/12/04
ぼくのきもちわかってよ
ぼくのきもちわかってよ 作・絵: 宙 一花
出版社: 新風舎
読んでいて年中の息子は「えー!!」とか
「わー廊下に描いてる!」とか面白がって聞いてくれました。

すばらしいのは、先生の向き合い方。
もんもんちゃんは、もしかしたら感覚のつまづき(つまづきって表現はよくないかな〜?)があるのかな?と思いながら読みました。

彼のようにほかの人には理解できない気持ちを抱えて生活している子は多いと思うのですが、大抵は理解されず叱られてばかりなのでは?

でも、絵本の中の先生はたぶん、すべてわかっているのでしょうね。
まず、叱らない。
いいところを見つけて、認めてあげる。
褒めてあげる。
こんな風にすべての大人たちが小さい人たちと向き合うことができたら・・・と温かい気持ちにさせてくれます。

子どもと関わるすべての人に読んで欲しい本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい すてきですね  投稿日:2011/12/02
へび のみこんだ なに のみこんだ?
へび のみこんだ なに のみこんだ? 作: tupera tupera
出版社: えほんの杜
絵本の作りが丁寧で、小さい人にはちょうどいい。
見開き1ページで1つのできごとが進む。
文章と絵がぴったり合っていて、読み手が常に置いて行かれない。
すばらしい!!

私はイラストを職業にしている方が、絵本を作ると読むときに
斜めから(笑)入ってしまうけど。
この絵本はいい絵本だよって人に勧められる!!

大好きなシーンはヘビがヘビを飲み込むところ・・・
5歳の息子は思うところがあったようで「この子、好きだったのかな?」とぽつり。

愛を感じたのかしら?

そして最後のページも・・・すばらしいのひとこと。
3月11日から、私たちはひかりが欲しくて日々を過ごしている。
まぁ、なるようになるさの人も、不安でどうしようもない人も・・・
みんな本当に欲しいのはキラキラした明日なのかも。

ほっとするより、どーんと安心するラスト。
小さい人へ敬意を感じる絵本をありがとう!!
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい このセンスが好きです  投稿日:2011/12/02
さとりくん
さとりくん 作・絵: 五味 太郎
出版社: クレヨンハウス
もともと五味さんの描く絵が好きです。
さとりくんを読んで言葉もデザインしちゃうんだ〜と感動。
自分のこととなるとちょっと浮き足だっちゃう「さとりくん」
かわいらしいオチに、ほっこりします。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい あいこ先生ありがとう  投稿日:2011/12/01
バナナこどもえん ざりがにつり
バナナこどもえん ざりがにつり 作: 柴田 愛子
絵: かつらこ

出版社: 童心社
数年前に柴田愛子さんの本を読み、文体からにじみ出る人柄にファンになったひとりです。
子どもと母親への温かいまなざし。

この絵本にはすべてがつまっているように思います。
特にガチガチの子育てをしている方へおすすめします。
この絵本は説教くさくなく、生き生きと毎日を生きている子どもたちの日常が勢い良く飛び込んできます。

絵もとっても魅力的です。
子どもたちの心情を表していてすばらしいのひとこと。
個人的に好きな場面は見開きのお昼ご飯の光景を描いた場面。
大好きなぬいぐるみを側に置いて食べる子。
水筒を取りに行く子。
バケツのザリガニをのぞき込む子。
それを、不安げに見つめている子。
美味しそうにご飯を食べる子。

そして、ザリガニをめぐるやりとり。
こういったやりとりをきちんと文字にしてくれる大人は本当は
多くないように思います。

子どもたちは最初は自分の考えを口にするものです。
それから時間をかけて、例え喧嘩になっても、気まずくなっても、
「本当はどうすればいいか」答えを出していく力があると思っています。

絵本の中で「先生」は、もめていた2人それぞれに声をかけます。
強制ではありません。それぞれの気持ちを確かめるだけ。
すぐに「(2人が決めた通りに)そうしよう!」とお話は進みます。

今、子どもたちの環境はずいぶんコンパクトになってしまったなぁと思っています。大人からの過干渉で、すぐに「ごめんね」を言わなきゃいけなかったり、自分の考えを通す猶予すら与えられていないように感じます。

時代も、環境も変化して致し方なしですが、子どもたちが大人になるまでのエネルギーは何も変わっていないのに・・・。

私も微力ながら子どもたちと関わることをライフワークにしています。
子どもたちに何ができるのか・・・大人たちに何を伝えていくか・・・迷わず進んでいけそうです。
あいこ先生、ありがとう!!

さっそく読み聞かせに使わせて頂きます!!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 夢を持ち続けること  投稿日:2011/11/23
かべ―鉄のカーテンのむこうに育って
かべ―鉄のカーテンのむこうに育って 作・絵: ピーター・シス
訳: 福本 友美子

出版社: BL出版
私が小学生だったころ、ベルリンの壁が崩壊した。
遠い国の出来事を連日テレビで報道されるのをただなんとなく見ていた記憶がある。

この絵本は、その「かべ」が崩壊するまでの作者の記憶である。
物心ついたときから絵を描く事が好きだったけど、学校では好きなモチーフの絵は描けなくて、家の中だけで描いていた・・・など。

日本に住んでいる私たちには経験のないこと。
政治家たちへの不満も口にできる。
好きな服を着て、好きな音楽を聴ける。
生まれた時から、ある程度の自由が保証されて育った私には
作者の境遇がどれほど厳しいものだったか・・・
想像しがたい。

ただ、常に心の中で夢を描き続けること。
その執念にも似た想い。

たぶん、今・・・
私にはそれが足りないのかもしれないと自分を省みる。

この絵本には小さい頃からの自身の境遇を淡々と受け止めて生きる
作者の潔さのようなものが感じられて読んでいて息苦しくならない。
おそらく、こういったテーマの場合、暴力模写や、憎しみが充満している場合が多く読んだあとに苦しくなるものが多い気がする。

これは、人にも勧めやすい。
息子のためにも絵本棚の端に置いておこうと思う。
小学生になったら読む日がくるだろう。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい キレイな泥だんご  投稿日:2011/11/09
どろだんご
どろだんご 作: たなか よしゆき
絵: のさか ゆうさく

出版社: 福音館書店
息子が外遊びが好きなので買いました。
年齢は、もう少し小さい子向けでしたが、終始にこにこ。
実は息子は外ではよく遊ぶのですが感覚過敏で泥をいきなり触るのは
苦手なんです。
ところが絵に出てくる泥の綺麗(リアル)なこと!!
確かにドロドロしてて、べちゃべちゃしてて・・・
でも、思わず触って触れてみたくなるような絵。
出てくる絵は子どもたちの手のひらと泥だけ!
まるで自分が手にもって遊んでいるような気持ちになるのでしょうか?
どろんこ=汚れる
どろんこ=気持ち悪い
そんなイメージより、楽しそう!と思わせてくれる絵本です。
おすすめ!!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい よくできている  投稿日:2011/09/21
わくわく でんしゃ しゅっぱつ
わくわく でんしゃ しゅっぱつ 作: 視覚デザイン研究所
絵: くにすえ たくし

出版社: 視覚デザイン研究所
こども向けの電車の本なのですが、とにかくよくできている。
登場人物はすべて動物だけど、景色や遠近感、ちゃんと正確に描いているなぁと感心します。緻密すぎて見にくいわけでもないです。
風景画のように余白なくページ全面に絵が描かれています。

ストーリーはママとケンタくんが電車でお出かけするシンプルなもの。
書かれている文章だけだとすぐに読めてしまうけど、子どもは描かれている様々な景色に目を輝かせていました。

田舎の方へいくにつれ景色が変わっていくのも見事です。
「ばぁちゃんちいくときとおなじだね」と笑顔の息子です。

そして遠くの景色の中に水族館があってイルカショーが見えたり・・・
(あ、あんまり書かないほうがいいかな??)

なんどもなんども楽しめる絵本です。
息子は電車好きとゆうわけではありませんが、遮断機と
レールの終わり部分(くねってしてるとこ)が大好きなので
ちゃんと描かれているこの絵本がお気に入入りです。

電車好きなお子さんには特におすすめ。
参考になりました。 3人

自信を持っておすすめしたい ずっと置いておきたい。  投稿日:2011/09/21
さっちゃんのまほうのて
さっちゃんのまほうのて 作・絵: たばた せいいち
出版社: 偕成社
ずっと気になっていました。
「おしいれのぼうけん」たばたせいいちさんの名前が目に留まり
「それなら、買ってみようかな?」と購入し我が家にやってきた絵本です。

冒頭の保育園での喧嘩のシーン。
かなり胸に刺さる言葉。
読み聞かせをしながら息子の顔を見ると真剣に食い入っていました。
正座をして目にたまった涙がこぼれないように耐えていました。

私が「途中で読むのやめてもいいよ」そう言うと、息子は聞きたいと言うので続けました。

なんども、涙がでそうになります。
このお母さんの気持ち・・・さっちゃんの気持ち・・・
ずしっと心の中に響くのです。

お母さんが本当のことをさっちゃんに伝える場面で息子は
涙をぬぐってました。

後半、お父さんがさっちゃんに「さちこの手はまほうの手だね」と伝えるシーンがあるのですが、そこで息子は笑顔になりました。

お母さん、お父さん、保育園の先生、そして同じクラスのお友達。
それぞれの関わり方が優しく正直なんです。
みんながさりげなく、さっちゃんに気遣いながらジャングルジムで遊んでいる最後の場面が好きです。

そして、堂々と自分の手を魔法の手だから!と言えるさっちゃん。

指が無いから困っているんだよとゆうメッセージではなくて
指がない子も、ある子もいるんだよ、みんな素敵なんだよとゆうメッセージが伝わる絵本でした。
参考になりました。 0人

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