話題
ちょうおもしろい

ちょうおもしろい(フレーベル館)

超おもしろい、腸の世界を探検しよう!

  • 笑える
  • 学べる

TOP500

YUKKO

ママ・30代・愛知県、女12歳 女10歳 女8歳

  • Line

YUKKOさんの声

671件中 71 〜 80件目最初のページ 前の10件 6 7 8 9 10 ... 次の10件 最後のページ
あまりおすすめしない 不道徳な作品  投稿日:2007/01/19
リサとガスパールのローラーブレード
リサとガスパールのローラーブレード 作: アン・グットマン
絵: ゲオルグ・ハレンスレーベン
訳: 石津 ちひろ

出版社: ブロンズ新社
リサガスでも ノンタンでも思うのですが、
不道徳なことをして 大人も誰も注意しない内容には ちょっと抵抗があります。
やんちゃっ子「デイビッド」シリーズでは、デイビッドが悪いことをしても
ちゃんと大人が出てきてフォローをしているから、そのやんちゃぶりを痛快に思えるのでは。
この作品では、最後にちゃんとガスパールがリサに謝る場面が欲しかったですね。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う エンドレス!  投稿日:2007/01/19
しりとりえんそく
しりとりえんそく 作・絵: やだましろう
出版社: ポプラ社
言葉遊び絵本の好きな娘たちにと借りてみた1冊です。
この作品の面白いところは、ページの最後に
次のページの最初に出てくる単語のヒントが載っているところです。

内容的には『いのししの しっぽが ポストになった』など
ナンセンスなものが大半を占めていますが、
それはそれで絵本作品として楽しめると思います。
最後に ちょっとしたドンデン返しがあって冒頭に戻れるところも
面白いと思いました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 本当に大切なものは?  投稿日:2007/01/19
ないたあかおに
ないたあかおに 作: 浜田 廣介
絵: 黒崎 義介

出版社: フレーベル館
青おにの、赤おにを思う気持ちが健気で切なくなってしまいます。
変なたとえですが、美味しいと評判のお店が
さらなる評判を望んでTV番組などに大々的に紹介され、
新しいお客は増えたものの、常連客が離れていってしまう状況に
どこか似ていると思ってしまいました。
本当に大切なものは何なのか、見極める目を持っていないと
後から気づいたのでは 取り返しがつきませんよね。

作者の浜田廣介さんは、違う画家さんと組んで
4冊ほど「ないた あかおに」を書かれていると思います。
先に 浜田 廣介×梶山 俊夫バージョンを読みましたが、
言い回しが古く、一文が長かったり カタカナ表記が多くて
とても読みにくい印象がありました。
こちらの作品のほうが短いし、表現的にも 比較的 読みやすいので
後年 改良されたのかと思っていたら、こちらの初版は1965年。
なんと、こちらのほうが古い作品なのですね。意外な感じです。
イラストも、日本の名作らしい味わいがあって良いと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 「足るを知る」ことの大切さ  投稿日:2007/01/19
泣いた赤おに
泣いた赤おに 作: 浜田 廣介
絵: 梶山 俊夫

出版社: 偕成社
素晴らしい友人に恵まれているにも拘わらず、そのことに気づいていないばかりに
現状に満足できず、人間の友達が欲しいと思う 赤おに。
その赤おにの願いをかなえてあげたいと、
自ら悪者になる青おにが健気で切なくて涙ぐんでしまいます。
青おにの存在の大きさに気づいた時には、時すでに遅し。
失った魚は あまりにも大きすぎましたね。
欲張らずに「足るを知る」ことの大切さを説いた訓話でしょうか。

47ページにもわたって小さめの文字で書かれているので
読むのに時間がかかり、子供達は途中から飽きてきた雰囲気が伝わってきました。
初版が1993年と そう古くはないのに、言い回しがまどろっこしくて、
一文が長いこともあって、舌がもつれて読みにくかったです。
あと、赤おにと青おにが立て札や張り紙を書いている各場面で
文字が全てカタカナで書かれているので、かなり読みにくかったです。

作者の浜田 廣介さんは、いろんな画家さんと組んで、
何通りもの「ないた あかおに」を書いているようですね。
ほかの作品も読んでみたいと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 違和感もまた絵本の楽しさ  投稿日:2007/01/19
ぼうしのおうち
ぼうしのおうち 作・絵: エルサ・ベスコフ
訳: ひしき あきらこ

出版社: 福音館書店
途中まではメルヘンチックな北欧の物語かと読み進んでいました。
我が家の3人娘も、私が風邪気味だったり 疲れてうたた寝していると
「ママを喜ばせよう♪」と協力し合って、洗濯物やお布団を取り込んでくれたり
玄関や門の掃き掃除をしておいてくれることがあります。
この物語の3兄妹と一緒だなあ…と心温まる感じで読んでいました。

が!
小人のおじさんは困っている母子につけこんで
「結婚してくれるなら教えてあげる」なんて意地悪じゃない?
また、お母さんも結婚を願っていたようにも見えないのに
嫌そうでもなく、すんなり結婚してしまうのは子供達のため?
なのに『めでたし めでたし』って、こんな展開あり?

小人のおじさんの意地悪な一言で、物語の世界から
途端に 現実に引き戻されたような違和感を覚えましたが、
まぁ、こんな不思議な物語もアリなんじゃないでしょうか。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい “昭和”への郷愁  投稿日:2007/01/16
ぼくんちひっこし
ぼくんちひっこし 文: 山本 省三
絵: 鈴木 まもる

出版社: 金の星社
この作品の発行年は1988年。今から20年も前の作品です。
イラストを細かいところまで見てみると、黒電話があったり
扇風機の型が古かったり、随所に“昭和”が感じられます。
子供達には「ちょっと変わってるね」という印象かもしれませんが
親世代には、昭和への郷愁のような懐かしさを覚えます。

ちょうど、小2の長女の親友が引っ越してしまったばかりなので
長女は「こんな風に荷物をまとめたりしたのかなあ…」などと
お友達に思いを馳せているようでした。

親子で「昭和」や「引っ越し」の話をするきっかけになって
楽しませてもらいました♪
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 力の抜けた生き方が素敵  投稿日:2007/01/16
おやこペンギン ジェイとドゥ
おやこペンギン ジェイとドゥ 作: 片平 直樹
絵: 高畠 純

出版社: ひさかたチャイルド
お出かけしたお母さんペンギンを驚かそうと夕食作りをする父と子。
しかし、予想もしない波乱が巻き起こります…。
料理の出来ない旦那を持つ我が家では
「ママのために食事を作ろう」なんてこと自体ないので羨ましい限りです。

キッチンに小麦粉を撒き散らしたり、料理を焦がしてスプリンクラーが作動したりと
このストーリーの非現実的な“しっちゃかめっちゃか感”を楽しめると思いきや、
小麦粉を落としてしまうページを読んだ次女が 思わず一言。
「うわぁ〜、ママに怒られるぅ〜!」
このお話のお母さんは 黙って片付けを手伝っていて、本当に立派です!
料理が全てダメになっても 淡々と次の策を練る お父さんもスゴイ。
まっ、絵本の中の出来事ですもんね。
高畠純さんのポップなイラストともマッチしています。
ただ、お父さんが一生懸命な場面で目がつり上がっているのが
娘には怒っているように見えたようでした。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい エンジン音かと思いきや…!  投稿日:2007/01/16
どどどどど
どどどどど 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
「どどどどど」というタイトルとブルドーザーのイラストから
ブルドーザーのエンジン音や 猪突猛進なイノシシを連想してしまいましたが、
その勝手な想像を 良い意味で裏切ってくれた作品でした。

我が家の6歳の次女は ピアノなどは習っていないものの
自宅のキーボードを弾くのが大好きなのですが、
無意識にピアノを弾くように『どどどど どれみ』などと指を動かしている様子が
なんだか可笑しいのと可愛いので、声をかけずに見入ってしまいました。
ブルドーザーのエンジン音かと思わせておいて、実は「ど」から始まるのを利用?して
音階にしてしまうアイデア、さすが五味さんですっ!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 世の中、いろんな人がいる!  投稿日:2007/01/09
アベコベさん
アベコベさん 作: フランセスカサイモン
絵: ケレンラドロー
訳: 青山 南

出版社: 文化出版局
小2の長女が検索して探してまで借りた1冊です。
表紙のタイトルからして、もうすでに逆さま!
私が訳者だったら 「アベコベさん」 じゃなくて
「あまのじゃく一家」 とでも名づけたくなるような
トコトン、逆さまに徹する一家のお話です。
(いやいや、やっぱり「アベコベさん」が適訳です♪)

みんなが起きている時間に寝て、みんなが寝る時間に起きてくる。
食卓はベッドで、お行儀の悪いこと! 文字も数字も…何もかも逆さまなんです。

一番 傑作だったのは、
湯船にはお湯を入れないで、洗い場にお湯を溜めている場面。
蛇口も 当然のように洗い場を向いています。

そんな一家に、お隣さんが留守番を頼みます。
お隣さんは ごく普通の人。そこで 何が繰り広げられるかは…
読んでからの、お楽しみ♪ (*^m^*) フフフ…!

ラストで、アベコベ一家のお父さんが
「世の中には いろんな人がいるんだ」と言う場面があるのですが、
その言葉、そっくり ご一家にお返しします!
参考になりました。 0人

ふつうだと思う 発想はいいのに内容的に残念  投稿日:2007/01/07
まるでてんですみません
まるでてんですみません 作: 佐野 洋子
絵: 長 新太

出版社: 偕成社
タイトル名とイラストから、面白そうだと思って借りた作品です。
実際に中を見てみると、4つの短編が収録されていました。
タイトル内に「まる」や「てん」や「せん」が出てくるので
どんなストーリーだろうと思って期待していたのですが…。

どの短編も「自分が一番スゴイだろう!」と自己主張したり
「自分達はなんて存在感がないのだろう」と落ち込む内容で、
もっと前向きで【みんな素敵♪】という内容であった欲しかったです。

人間だって、みんな良い面も そうでない面もある。
一見、長所と思える部分だって、状況によっては短所となり得るのです。
形を擬人化して良いタイトルをつけているだけに、
本当にもったいないと思いました。
参考になりました。 0人

671件中 71 〜 80件目最初のページ 前の10件 6 7 8 9 10 ... 次の10件 最後のページ

絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?

全ページためしよみ
年齢別絵本セット