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どれだけ寒がり?
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投稿日:2006/12/09 |
タイトルにつられて手に取りました。
お話はいきなり見返しのカバー部分から始まっています。
ある日、なつこが遭遇したとても寒がりのゆきだるまのおはなしです。
なつこはある日、ゆきだるまに声をかけられます。「どこかあたたかいところ知りませんか?」
なつこは家に連れて帰りますが。。。
ゆきだるまが寒がり、、似たような話どこかで聞いたような、と思ったらアンデルセンにありましたね。ストーブに憧れる雪だるまのお話。
あちらにはちゃんと「落ち」もあり、考えさせられる内容ですが、この絵本はちょっと違います。
こう、暖かいんですね。絵柄もそうですがなつこやおかあさん、おとうさん、みんなが親切なんです。
全員「そんなことしたらとけちゃうんじゃないの?」と思いながらもゆきだるまの寒がりに同情し、あたためてあげます。
すごく大きかったゆきだるまがどんどん小さくなっていく様はユーモラス。その顔もちょっとなさけなくってかわいいです。
ラストまで一直線に話が進んで、あとはぽっと心が温まる感じです。
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ユーモラスなサンタクロース
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投稿日:2006/12/06 |
「サンタクロース」と聞くとどうしても宗教的なイメージが湧き、優しさとともに荘厳なイメージがありますが、この絵本のサンタは違います。
プレゼントを配る前、奥さんにお弁当を渡されて注意されます。
暖かいコーヒーとサンドイッチ、プレゼントを配り終わるまで口にしては駄目。
でないとすぎに眠くなるから。
もう、この始まり方でサンタおじさんの人柄がわかりますよね。
そして案の定、誘惑に負けてしまうのです。
ですが、これはクリスマスのお話。ちゃんとフォローしてくれる仲間達がいます。
それは森の動物たち。大きなものから小さなものまで力を合わせてプレゼントを配ります。
最後に雪の上に伝言を残すところがなんとも奥ゆかしくていいですね。
ユーモラスな絵柄も魅力的。
ほのぼのと暖かい気持ちになれる絵本です。
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ともだち川柳?
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投稿日:2006/12/06 |
「ともだち」シリーズ最新刊です。
いつものメンバーがこぞって登場。
友人とのやりとりを五七五のリズムにのせた川柳(?)にしています。
仲間がいるたのしさや、ともだちと喧嘩したときの悲しさ、仲直りするときのばつの悪さ、いろいろなシーンが出てきます。
「ああ、あるある!」というものやちょっとわからない笑えるものまで盛りだくさん。
私が気に入ったのは
「なかなおり したくてきょうは なべりょうり」
照れくさそうなきつねとオオカミの表情がいいです。おでんの具まで凝って描かれています。この気持ちわかりますよね。
「このほしで であえたことに ありがとう」
じーんときます。
いつものことながら、ふくろうがいい味だしています。
ラストもいいですね。
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リアルな雪
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投稿日:2006/12/06 |
あの『よるくま』の作者が送る雪の日の物語。
今回の主人公は仔うさぎ。
大雪が降った日、「えん」はバスが通れなくてお休み。
お母さんも買い物をやめてお家にいます。
仕事で遠くにいるお父さんは飛行機が飛ばなくて帰ることができません。
明るさを押さえた色彩が、大雪の降った真冬の空気をよく表していると思います。
母親は風邪を引いたら大変とばかりに子供を外に出したがりませんが、子供は興味津々。こっそりベランダに出ます。そんな細かいところがすごくリアルです。
「大雪」に対する、小さい子のわくわくした気持ちと現実的な問題がバランスよく描かれています。
『よるくま』もそうでしたが、この作者の色彩感覚はすばらしいですね。
今回は一見、地味な色遣いですが母と子の暖かい場面に気持ちがじんわりとしてきます。
まさに冬にぴったりの一冊です。
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リアルです
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投稿日:2006/12/03 |
大雪が降った日、男の子が家を出て学校へ行き帰ってくるまでを描いた絵本。
コミカルな絵柄なのですが、内容はリアルです。
私自身、小学校の頃からバス通学。家に帰っても母は仕事で留守という主人公とよく似た境遇だったので非常に共感しました。
九州でも、昔は冬に必ず雪が積もりました。(日本海側です)
家に帰るまでとても寒くて心細く、バス停で泣きそうになったこともしばしば。
そんな子供の心を細やかに描いています。
バス停で励ましてくれる大人がいたり、手袋をすすめてくれる親切な人がいたり、お家に帰るとおにいちゃんが世話を焼いてくれたり、心暖まっていいですね。
このお兄さんのちゃっかりキャラクターもいい味出しています。
おすすめです。
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きれいな挿絵です
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投稿日:2006/12/03 |
小さな女の子、さちが遊んでいると突然雨が降ってきます。
さちは木陰で雨宿りをしますが、そこへいろいろな昆虫たちもやってきます。
少女の日常を繊細なタッチで描いています。柔らかく透明感のある色合いがやさしい、きれいな絵本です。
雨が上がったときの晴れやかな感じはとても気持ちがいいです。
そのような空気まで感じさせてくれる挿絵。とてもいいですね。
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ひとひねり
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投稿日:2006/11/28 |
遊び心にあふれた五味太郎のしかけ絵本です。
少しおっちょこちょいなサンタクロース。
窓から見えた、眠っている相手を想像して贈りものを置いていきます。
普通だとそこで終わるのですがこの作者は違います。
窓から見えた様子と実際とでは大分違うのです。
早とちりを逆手にとられてずる賢い子供に2つもプレゼントしてしまったり、大勢で眠っているうさぎを耳の様子から別の生き物と勘違いしたり。。。
それでも最後はハッピーエンド。
簡単な絵柄に見えて、立体感があるところはさすが。
ユーモラスなクリスマス絵本です。
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へびが
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投稿日:2006/11/28 |
「ともだちや」シリーズの最新刊。
『ともだちや』が好きなので早速読みました。
キツネはオオカミとは「お友だち」。
でも、仲良くできない相手もいるのです。それはヘビ。
別に意地悪をされたわけでもないし、相手が寂しげなのも充分承知。ただただ「苦手」なだけ。
なかなか心を開けませんが。。。
大人でも子供でも経験すること。苦悩するキツネの心中がきめ細やかに描かれています。
内容もさることながら、私が気に入ったのはヘビ。(笑)
なんともユーモラスでおしゃれ。きょとんとした表情もすごくかわいい。
実はこの絵本に登場する動物の中で一番人相(?)がいいのでは?と思ってしまいました。
心暖まる絵本。おすすめです。
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いつものメンバーが
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投稿日:2006/11/13 |
ねずみくんのシリーズ、この季節にぴったりなクリスマスのお話です。
ねずみくんがねみちゃんにみせようと張り切ってツリーの飾り付けをします。
それを見た仲間達が「ちいさい」といって、自分たちのツリーを自慢しますが。。。
ツリーと動物がどんどん大きくなっていくところは展開が読めるのですが、ねみちゃんのツリーが出てから話がおやっという方に回り始めます。
ねみちゃん、本当にいいキャラクターですよね。かわいくて思いやりがあって、手先が器用。
最後のページがしかけ絵本になっていて楽しめます。
このシリーズのお好きな方は必見です。
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クリスマスプレゼントにどうぞ
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投稿日:2006/11/13 |
人気の楽しい写真絵本 クリスマス版です。
本当に見ているだけでうれしくなるきれいなページが盛りだくさん。
探すアイテムも結構難しくて大人向きです。
私は探すのが下手なのでなかなか見つけられません。
まだ、わからないページもあります。
クリスマスのプレゼントに最適です。
お部屋に飾っているだけでもクリスマス気分が味わえていいですよ。
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