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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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こだぬきママ

ママ・40代・千葉県、女の子19歳 男の子16歳

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こだぬきママさんの声

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なかなかよいと思う 好き嫌い(こわい)がはっきり!  投稿日:2013/02/20
ねないこ だれだ
ねないこ だれだ 作・絵: せな けいこ
出版社: 福音館書店
怖いけどどこかユーモラスな絵。そして、「え?そこで終わり?」という強烈に救いのない結末・・・・

私の周りでも、好きな子はとっても好き。怖くて耐えられない子は本当にダメ。くっきりはっきり、分かれる本です。それだけ、こどもの心に強く迫る力がある一冊なのでしょうね。

我が家では、上の子は怖すぎて子供用の本棚にあることすら耐えられず、大人の本棚の上段に封印。

一方、下の子は大好きで、何度も「読んで!」って持ってくる。

同じように育てても全く違う反応で、面白かったです。ちなみにせなさんの他のシリーズ(妖怪やおばけのシリーズ)は、気軽に楽しめて二人とも大好きなんです。

数ある絵本の中でも、強烈なインパクト。プレゼントしたら・・・・お子さんの反応から、親御さんから大喜びされるか恨まれるかの二択になるかもしれない???
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なかなかよいと思う 楽しく可愛い♪  投稿日:2013/02/20
ばけねこになりたい
ばけねこになりたい 作: せな けいこ
出版社: 童心社
けなげで優しく、頑張り屋の猫ちゃん。周りにバカにされないよう化け猫になろうと、修行?にはげむ姿がとっても可愛らしい♪思わず応援したくなってしまいます。

でも、そんなに優しくてまじめだと、はたしてみんなに恐れられる化け猫になれるんでしょうかね?ちょっと心配になっちゃうけれど。

「ねないこだれだ」は強烈なインパクトのある絵本ですが、せなさんのほかのお化け絵本は、可愛かったり、可笑しかったり、気楽に楽しめる本が沢山揃っていて、うちの下の子は図書館に行くと必ずせなさんの絵本を手に取っています。
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自信を持っておすすめしたい 落語みたい!  投稿日:2013/02/20
ばけものづかい
ばけものづかい 作: せな けいこ
出版社: 童心社
おじいさんを怖がらせようと出てきたお化けたち。でもちっともお化けを怖がらず、その上ひと遣い(ばけもの遣い?)の荒いおじいさんに、化け物たちも辟易・・・

なんともユーモラス!結局、マイペースを貫くひとが一番強いのはいつの世も同じなのでしょうか。

おじいさんの口調やおばけたちとの掛け合いは、読んでいるうちに上手な噺家さんの落語を聞いている気分になってきます。ことばのリズムやテンポがいいからでしょうか。

「ねないこだれだ」で、せなさんのおばけがトラウマになっちゃった子のリハビリ?にも、お勧めです♪
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自信を持っておすすめしたい 面白いけど怖い・・・  投稿日:2013/02/20
ひとつめのくに
ひとつめのくに 作: せな けいこ
出版社: 童心社
3歳と6歳の子に読みました。せなさんのお化けシリーズが好きな子どもたちは、単純に楽しんでいましたが・・・・

大人の目で見ると怖い!立場をちょっと変えてみてみると、ものごとは180度違って見えるのね・・と。阿刀田高さんの小説や、トワイライトゾーン的な怖さがありますね・・・・
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自信を持っておすすめしたい きゅんきゅんする絵本  投稿日:2013/02/20
おおきくなりたいこりすのもぐ
おおきくなりたいこりすのもぐ 作: 征矢 清
絵: 夏目 義一

出版社: 福音館書店
夏目さんが絵を描かれた他の本を読んで、風の香りや湿度までが伝わってきそうな絵のあまりの美しさに、「この人の絵本をもっと読みたい!」と探しました。そして届いたこりすのもぐ・・・・可愛すぎてキュンキュン!

絵は本当に美しいです。画集として持っている価値があると思うくらい。また写実的でいながら、「ぼく、おおきくなったでしょ!」というもぐの誇らしげな表情は適度に人間の表情らしくアレンジされていて、もぐに思わず感情移入してしまいます。

息子はこの本を読んでから、「大きくなったらお姉ちゃんと同じように○○していいよ」というと、「ぼくさっきお弁当たべたから、もうおおきくなったよ!」「こりすのもぐもおおきくなったんだよね!」と言います。

ある意味、大人としては「そんなすぐ大きくなるわけないじゃん!」と、もぐの可愛らしさに対してツッコミを入れて楽しむ本ですが、子どもは素直に「ぼくも、もぐも、ごはん食べたから大きくなったよね!」と思うのですね。
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自信を持っておすすめしたい 「読み聞かせる」意味を教えてくれた本  投稿日:2013/02/20
はらぺこあおむし
はらぺこあおむし 作: エリック・カール
訳: もり ひさし

出版社: 偕成社
息子(当時2歳)と一緒に、この本の読みきかせを聞かせていただく機会がありました。そこで実感したのは「本そのものの選び方も大切だけど、読み聞かせ方って大切なんだ!」ということ。

読み聞かせ用の大型絵本を用いて読んで下さったのですが、こどもたちが美しい色彩で描かれたあおむしや食べ物に触れようとすると、読み手の方が「みんなも青虫さんに美味しいものをたべさせてあげて!」と、笑顔で促してくださいました。

するとこどもたちは、目を輝かせて絵本に近づき、

「あおむしさん、こっちのいちごはおいしいよ!」「ぼくも一緒にたべちゃお。むしゃむしゃ」「青虫さんなでなでしてあげるね!」と、大喜び。

そしてラストの蝶になるシーンでは「おおーー!」とこどもたちから歓声が。「よかったね、あおむしさん!」とニコニコの子どもたち。聞いている大人も、たった数ページの絵本にも関わらず、素敵な映画を見たような気持ちになったのです。


「いい読みきかせ」って、別に声の抑揚や読み手の演技力のことではないんだなあ、と実感しました。いい読み聞かせってただ上手に読むこととはまったく違うのですね。「子どもの心にこの絵本を届けたい」と願って読むこと、本の世界を楽しんでいる子どもの反応や気持ちを尊重すること。それが何より大切なのだなあと教えていただきました。

その読み手の方には、他の絵本もいろいろと読み聞かせていただいたのですが、特に印象に残っているのがこの「はらぺこあおむし」なのです。それはこの本が、美しい色彩、ページに開けられた穴、対象となる子どもや読む状況に合わせて選択できるようさまざまな紙の厚さ・サイズで発行された絵本・・・・と、子どもが絵本の世界に参加しやすいように、さまざまな仕掛けが考えられた絵本だからなのでしょう。
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自信を持っておすすめしたい 間の車内の様子が好き♪  投稿日:2013/02/20
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう
でんしゃでいこう でんしゃでかえろう 作・絵: 間瀬 なおかた
出版社: ひさかたチャイルド
車と電車が大好きな息子の、お気に入りの絵本です。やまのえきからうみのえきまで電車が走っていく、ただそれだけのストーリーなのですが、風景と風景の間にトンネルがあり、そのトンネルを抜けると・・・・?というワクワク感がすごい。それに一ページ一ページ、どの風景も個性がはっきりしていて魅力的なのです。ことにページをめくって、ぱっと菜の花畑が現れた時の驚きと喜びは、「こんなトンネルと景色がある電車にのってみたいなあ〜!」と思わせてくれるほど。

でも実は私は、トンネル内のページが好き。よーくみるとすこしづつ車内の人々の様子が変わっていて、それぞれのグループのストーリーが展開しているのです。よく見るとクスッとわらっちゃうような小さなドラマが楽しい。そして、この様子が「でんしゃでいこう」側から読んでも、「でんしゃでかえろう」側から読んでも、自然につながっているのがすごい!

2歳以上の男の子へのプレゼントには、定番の一冊だと思います。
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自信を持っておすすめしたい お父さんお母さんがスバラシイ  投稿日:2013/02/20
新装版 フランシスのいえで
新装版 フランシスのいえで 作: ラッセル・ホーバン
絵: リリアン・ホーバン
訳: 松岡 享子

出版社: 好学社
「ああ、きっとホーバンさんのお宅には、こんなこんなお嬢ちゃんが実際にいるんだろうな!」と思いました。うちも二人の子どもがいて上が女の子。わが子の性格にゆえか、「お姉ちゃんになった幼い子を描いた本」としては、『ちょっとだけ』よりもこちらのほうが、我が家ではずーっとリアル!

甘えたいのに、両親はどうしても下の子に手間がとられ、自分は構ってもらえずとっても不満・・・そんな時にいじけて、怒って、拗ねて気持ちをぶつけるフランシス。そしてついに、両親に抗議して家出を決行します!その行先は・・・・なんともかわいいお話です。


私が感心したのは、フランシスの両親の態度です。「お姉ちゃんなんだから!」頭ごなしに怒るのはもちろんだめですが、ついついやってしまうのが「上の子が不憫・・・」と親が過剰に心配したり罪悪感を持ってしまうこと。私も何度上の子に申し訳ないとおもったことか・・・

でもフランシスの両親は「下の子が生まれたら、上の子はいままでどおりでいられないことは、ある程度仕方のないこと」と状況を受け止め、どーんと構えてフランシスに愛情を伝えます。親としてのこのブレなさ!うーん、スバラシイ!

お姉ちゃんになった子ども自身に読んであげるにもいいけれど、その親にとっても、「あるがままにその状況を受け止めて、上の子にも下の子にも自分が出来る限りの愛情を注ごうと思えばそれでOKなんだよ!」と言ってもらっているみたいで、元気になれる。

本当に良書だと思います。
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自信を持っておすすめしたい こんもあきも健気で可愛い  投稿日:2013/02/20
こんとあき
こんとあき 作: 林 明子
出版社: 福音館書店
本当に素晴らしい絵本。

こんはまるで、あきのおにいちゃん。あきを守らなくちゃ!と一生懸命で、前半はこんの健気さに惹きつけられます。

でも、後半にこんがピンチになると、それまではこんに助けてもらうばかりの幼く弱い女の子だったあきが大奮闘!

きっとこんの愛情のおかげで、知らぬ間にあきは成長していたのでしょうね。だから、ここ一番の時に踏ん張れる素敵な女の子になっていたんだろうな、とあきの成長にじーんとします。

そしてラスト、いままでのしっかり者キャラからうって変わって、お風呂を嫌がるこん。

ああそうか、こんも本当はお風呂が嫌なくらいの幼い子供だったのに、あきを守るために必死で背伸びして、頑張ってたんだなあ・・・・ということが伝わってきて、これまたじーんとします。

こん(お兄ちゃん)側から読んでも、あき(妹)側から読んでも、それぞれの健気さや、ひとりじゃなくてふたりでいることのうれしさ、ありがたさが伝わってくるのです。決して「泣かせるぞ〜」っていう本ではないのに、兄妹をもつ親御さんが読んだら、涙腺崩壊ではないでしょうか。

そして絵も、ぬいぐるみ(動物)や幼い子ならではのしぐさの愛らしさがとらえられていて、素晴らしいです。
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なかなかよいと思う 大人が読んでも子どもが読んでも素敵  投稿日:2013/02/20
まほうのえのぐ
まほうのえのぐ 作・絵: 林 明子
出版社: 福音館書店
林さんの絵本は「こんとあき」も、こちらの「まほうのえのぐ」も、大人が読んでも子どもが読んでも、それぞれ楽しめる魅力にあふれているところがすごいなあと思います。

子どもから見れば、大好きなぬいぐるみと冒険をしたり(「こんとあき」)、森の動物たちと一緒に絵を描けたり(「まほうのえのぐ」)!本当にこんなことがあったら、どんなに素敵だろう!私もこんな体験がしたい!と憧れと想像力をとても掻き立ててくれる。うちの子どもたち(7歳女児・4歳男児)も、この2冊が大好きです。

そして、大人が読めば、幼い子が自分のちからで精一杯頑張っている姿に感動し、わが子に重ねて応援し、読み終わった後は自分の子に対する愛しさがさらに高まっていることに気づく・・・・

すごいなあ。林さんは本当に「こども」というものが好きなんだろうなあ、世界中に生きるこどもたちに対して、本当に愛情をもって本を書いておられるんだろうなあ。ページをめくるごとに、書いた人の愛情がびんびん伝わってくる、そんな絵本です。
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