はたらくくるましゅつどうします！（文溪堂）

のりもの好きな子大集合！

もゆら

その他の方・60代・神奈川県

自己紹介: 　自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。

好きなもの: 　心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。

ひとこと: 　絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆらさんの声

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こころあたたまる　

投稿日：2016/10/15

じっちょりんのふゆのみち
	作: かとうあじゅ出版社: 文溪堂

　小学校校庭はずれのタイヤ跳びの「下」から
道路を渡って街路樹の「下」、また道路を渡って公園ヨコを通って・・・。
とても親近感あふれる情景のなか、いきものにふれながらページを繰る。
それも、いきもの視点で絵が展開される斬新さ。
知っていること、知らなかったこと、日々のくらしで見落とされていること、
ぜーんぶひっくりかえして、家族で読めるえほんだね。
　最後のページ、ぐっ！とっくる。
じっちょりん、ばんざーぃ。
かとうあじゅさま、ありがとう。
感謝

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1人

負の側面は？　

投稿日：2016/10/15

もりにいちばができる
	作・絵: 五味太郎出版社: 玉川大学出版部

　「もりにいちばができる」というタイトルに少し違和感を覚えた。
「もり」は地球のめぐみ、「いちば」は人間さまのつくったものだからだ。
経済をわかりやすく絵解きしていることはすばらしい。
けれど「すてきなものを　みんなにあげて」と
「すてきなものを　てにいれるため」ということばの間に
人間さまの隠れた私欲を感じてしまった。
　いちばで世の中が騒がしい昨今だけに
興味をもって読まれることを望みたい。
出演されたどうぶつたちに
感謝。

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いーのかなぁ？いーんです！　

投稿日：2016/09/25

ぼくだってトカゲ
	文: 内田麟太郎絵: 市居みか出版社: 文研出版

　エネルギーをギンギラ感じるえほんです。
トカゲくんandトカゲのしっぽくんの、
ふたつの魂が葛藤するおはなしとは、ジツに興味津々。
　このふたり、さて、仲が良かったのか悪かったのか？
自立はしたのか、できないのか、大人も子どももハラハラドキドキ、
マージメに学習なんかしちゃうんじゃないかと考えられるえほん。
　内田殿、お見事！絶賛いたしまする！
（いーのかなぁ…？）
市居画伯、アグレッシヴ！
（いーんです！）
感謝ですばい。

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なぜかうれしくて　

投稿日：2016/09/24

しょうじき50円ぶん
	作: くすのきしげのり絵: 長野ヒデ子出版社: あかつき教育図書

　どうしたものだか、涙ぐんでしまった。

　正直ということばは、ふしぎだなぁ。
杓子定規でもない、人情からでもない、
ご近所のおじさんおばさんの、あったかい何かが
育ててくれる、褒美のようなものだろうか。

　お金に何かを載せるえほんは好みではないが
おつり50円に載せきれないほどの感謝があふれるものなら
それはそれ、とても感慨深いえほんだと思う。

　ぼくと弟あつしに、ありがとう。
感謝だよ。

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いないいない、ばーっ？　

投稿日：2016/09/23

かくれん・・・ぼ
	絵: 小西慎一郎出版社: K koubo

　カラフルで目にも鮮やか。
色と音がくり返し生むリズムで、読む側も見る側も
かくれんぼの楽しさを共有できる絵本です。
　欲をいえば、どうぶつの登場する場が
暗やみにドカン、工事現場や、グラフィカルな池にどうぶつ園の柵・・・と
少々とりとめがないかな。
こころの環境に、もちょっとやさしさがあれば
すなおに喜べると思いました。

　感謝もそれで
かくれん・・・ぼーっと！

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1人

息子へ贈る　

投稿日：2016/09/22

オヤジの海
	作・絵: さくらせかい出版社: 自由国民社

　いつの時代もオヤジは頑固なんだぞ。
それを憎ったーらしく描いたさくらせかい画伯はエライ！
乗れるものなら乗ってみやがれ！
超えられるものなら超えてみやがれ！
どーだ？憎ったらCCCだろぅ？
　息子は否が応でもオヤジになる。
世の中の四角四面を打ち破り、是が非でも前へ進まなきゃならん。
海や波はなくなったりはしない、頼もしいぞ、
人間のオヤジはいつかは消えちまうんだからな。
　
　息子がいれば、きっと贈るだろう。
定石をバイアスに切るエンディングがステキだ。
感謝だぜ！

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2人

わっかるなぁ　

投稿日：2016/09/20

だいすき、でも、ひみつ
	文: 二宮由紀子絵: 村上康成出版社: 文研出版

　いやぁ、何ていうか、わっかるなぁ、この切なさ。
そばにいるだけでドキドキする恋心。
でもそばにいるだけじゃ物足りない愛おしさ。
お姉さんの足、たいへんなことになってますね。
そう、恋はひとにうつるのです、伝染するのです。
　ユニークな絵本ににんまりしましたが
少々大人びた井戸端話で子どもには欠伸が・・・。
足の指だけに、手を取り合えないかと思うと
先が思いやられて、むなしい。
残念な、感謝です。

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ステキなタイトル　

投稿日：2016/09/20

だいすき、でも、ゆめみてる
	文: 二宮由紀子絵: 高畠那生出版社: 文研出版

　キリンに目がない娘に、贈りたいと思います。
なんたってキリンと暮らせる毎日でしょ？
ゆーったりと歩いて、ずんずーんと背が伸びてゆくキリンの
おおらーかな雰囲気がページからあふれていて
「ぼく」のやさしさを際立たせていますね、
上の階に越してきた小さな女の子のことも、大切にしてね。
そしてゆめ見る、もう一頭のキリンのこと。
アパートの暮らしも、捨てたものじゃぁないよ。
夢のある絵本に、感謝。

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ありがとう、楽しかったよ　

投稿日：2016/08/30

サーカスへようこそ
	作・絵: ＊すまいるママ＊出版社: PHP研究所

　見ているだけで元気をもらえる絵本です。
すまいるママさんのエネルギーを存分にいただいて
楽しいサーカスを観覧できました。
　笑う門に福来る、むかしからの言い伝えにウソはないでしょう。
ここはサーカス、誰もがこころから笑って楽しんで
また元気を取り戻していくところ。
おさるのピエールには他のだれにもない、
楽しませる笑いの神さまがそばにいらっしゃるんだね。
　すまいるママさん、ありがとう。
感謝・感謝

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やっぱり、ぼくのおふろ　

投稿日：2016/08/30

ぼくのおふろ
	作・絵: 鈴木のりたけ出版社: PHP研究所

　おふろが面倒な私が
おふろに飽き足らないぼくのおふろを開いた。
恐ろしくおふろの果てしなさを追い求める鈴木画伯の熱意に
頭の中までクラーッとのぼせそうになってしまった。
　楽しいおふろはいつのまにかゲームになり
ちょっと湯冷めはするものの、
最後はほっこりわが家のおふろへもどってきた！
やっぱり、ぼくのおふろだったね…。
ほーっ、とタオルを頭に湯船につかりたくなった
私でありました。
　感謝、感謝。

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