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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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もゆら

その他の方・60代・神奈川県

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自己紹介
 自宅と図書館の本棚を行ったり来たり。街から本屋さんが引潮のように消えていく。悲しいなぁ。
好きなもの
 心躍る音、きらめく色、時を孕んだ文字、手にとって読む絵本。やっぱり、想像したり、創造することかなぁ。
ひとこと
 絵本に励まされ、教えられ、涙や笑いをたくさんもらって育てられ、しあわせなこと、しあわせなこと。

もゆら箱

公開

  • もうなかないよ、クリズラ
  • おおやまさん
  • つみき
  • ポッケのワンピース 新装版
  • あめのひのくまちゃん
  • でんしゃが きた
  • 福音館文庫 ミス・ヒッコリーと森のなかまたち
  • まめだぬき
  • 宮沢賢治の絵本 貝の火
  • 海をわたった折り鶴
  • むしのほん
  • おじいちゃん、戦争の話を聞かせてください。 五年一組 八木 湧太郎

もゆらさんの声

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なかなかよいと思う あったかいなあ  投稿日:2015/03/22
なんげえはなしっこしかへがな
なんげえはなしっこしかへがな 作: 北 彰介
絵: 太田 大八

出版社: 銀河社
 娘がたまたま青森の病院で生まれました。
病院の先生、看護婦さんの話すことばがちっともわからなーい。
笑い話のようなことを思い出しました。
地方のことばは、あたたかいです。
なんげえはなしっこ、したっきゃ、してんだどせ…。
生きていることばは、光ります。
 挿絵の土の色、空の色、川の色、岩の色、
気の流れるごとく、滲んで味わい深い。
まるで風の通った跡のように、かすかに香ります。
 日本のむかしばなしは、やっぱりいいなあ。
感謝
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ふつうだと思う カタカナ、疲れる  投稿日:2015/03/19
とてもすてきなわたしの学校
とてもすてきなわたしの学校 作: ドクター・スース J・プレラツキー
絵: レイン・スミス ドクター・スース
訳: 神宮 輝夫

出版社: 童話館出版
 アメリカの絵本の英雄Dr.スース。英語でこそ冴える彼のrhyme:韻ふみ遊びも、日本語化されてしまうと何とも、疲れる。もう少しイメージ作ってほしかった…といっても未完成の遺作だったから、無理もない。
 学校は杓子定規がいいのか、型にハマらぬ突拍子もないのがいいのか、そんな小難しい、やや社会的?いや政治的?な主題の絵本である。そこが、ボブ・ディランがほれ込んだだけあるDr.スースなのだが。ナンセンスで受けなければ、呑み込まれ、流されてしまう。意味不明のキャラも、子どもの感性だけで捉えるなら「キモかわいい」で済ませられる。でも、絵本の核心はそこじゃないだろう。
 日本人に生まれたセンスで、アメリカ人のナンセンスを読む…。カタカナが、しんどい。でも、編集のみなさんには、感謝。
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ふつうだと思う はしゃぎ過ぎ  投稿日:2015/03/19
みーんないすのすきまから
みーんないすのすきまから 作: マーガレット・マーヒー
絵: ポリー・ダンバー
訳: もとした いづみ

出版社: フレーベル館
 経済的に困っている現実を、茶化して忘れるのは、ま、暗いよりはいいか。でもその部分、本当に必要だったのかなー?って、後で思う。
 「絵本は現実逃避だ」そう考えることが悔しい。まあまあ、そう堅苦しく考えなくてもいいじゃあないの。だめよーん、ダメダメ。ラップ文章を訳文で?そんな肝心要を、ポリーのイラストコラージュが視覚的に助ける。ドラゴンやらヘビやらライオンやら、いすの隙間から楽しけりゃ、ま、いいじゃん、何でも出しまっせ…。
 こういう絵本が、実は大人の難しい芸術論を、引きずっているのかもしれない。残念。
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なかなかよいと思う 偉大な母へ贈る  投稿日:2015/03/19
いやだ あさまで あそぶんだぃ
いやだ あさまで あそぶんだぃ 作・絵: ヘレン・クーパー
訳: ふじた しげる

出版社: アスラン書房
 寝る時間になっても寝ない子は
いっぱい身体を動かして遊ばなかったでしょ?
朝まで遊ぶぞぉ、なんてみーんな口にするもんねぇ。
そう、アタマだけで考えて
アタマごなしに叱っては、いけませんよーって
忠告してくれているのです、この絵本。
 ゆめの中の風景、
子どもの頃に見た記憶がまだ残っています。
確か、なーんとなく歪んでいて
なーんとなく自分より大きくて
なーんとなく日暮れで
なーんとなく寂しくて…。
ヘレンの描く三次元的な空間の捉え方にとても似ている。
共感を覚えました。
 母はきびしい人、たのもしい人、あたたかい人。
言うことは聞くものです。
母を尊敬します、感謝。
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なかなかよいと思う 縁の下の力持ち  投稿日:2015/03/19
げんくんのまちのおみせやさん
げんくんのまちのおみせやさん 作・絵: ほりかわりまこ
出版社: 徳間書店
 引っ越しで見知らぬ土地へ。そんな時、頼りになるのは商店街のみなさん。新しい人、古い人、分け隔てなく、普段と何一つ変わらず接してくれる、縁の下の力持ちです。お茶屋さんも、魚屋さんも、おそば屋さんもパン屋さんも、これからずっとお付き合いするのですから。
 そんなお近づきの中から譲っていただいた白い仔犬。ほっこりしますね。あかんべーしたパン屋の女の子とも友だちになって、日本はいいなあ、安心だなあ、そうつくづく感じました。
 当たり前のように引っ越しの多い、春先の風景。新しい友だちと、新しい電車を眺めながら、新しい町のくらしが、始まるのですね。不安はさておき、お母さんの肩の荷も、お店やさんたちにちょこっと、預けちゃいましょ。ね。
 ほりかわりまこさんへ、感謝。
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自信を持っておすすめしたい ゴムの片方はわたし  投稿日:2015/03/19
わゴムは どのくらい のびるかしら?
わゴムは どのくらい のびるかしら? 作: マイク・サーラー
絵: ジェリー・ジョイナー
訳: きしだ えりこ

出版社: ほるぷ出版
 フリー線画のイラストが独創的で、すぐに子どもの目を捕らえたようです。プッシュピンスタジオで活躍されたジェリーさん、ナイスです。
 男の子、お腹冷えないかと心配で、ドキドキしながらページを繰るうちに、ゴムの片方を持っているのは自分のように感じたのか、やけに手を握りしめて絵本をのぞきこんでいました。さすがに砂漠のらくだが登場すると「ヒェー、よーく描けてる、きれいだねー」と、らくだ掛けの織物模様に気を取られて、その手を緩めましたが。
 ブチッ!と切れるのではなく、ボヨーンと引き戻される…。なんてステキなアイデアでしょう。持っててよかったーって、ページの片隅をなでていました。子どもには、夢であろうが、夢でなかろうが、関係ないようです。
 月からのご帰還、楽しいお話と絵を、ありがとうございました。感謝
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なかなかよいと思う どうぶつの?  投稿日:2015/03/19
バルバルさん
バルバルさん 作: 乾 栄里子
絵: 西村 敏雄

出版社: 福音館書店
 どうぶつのってイタズラ書きしたそこ、そこだけが惜しい。ゆかいなお客さんがたずねてくるのに、人がどうぶつたちに区別させているように響く。残念。
 バルバルさんは職人だね。どんな髪型のお客さんだって大切におもてなしする。例え髪のないワニくんにだって。いやあ、満足満足。でもいったいどこからやって来るのだろう、彼らは…。考えるだけで空想がふくらむなあ。おさるさんもそのうち、お客さんできてほしいなあ。
 生きものに、やさしい町を描いてくださって、乾さん、西村さんに感謝。
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ふつうだと思う 子どもの想像、大人の創造  投稿日:2015/03/19
チムひとりぼっち チムシリーズ 6
チムひとりぼっち チムシリーズ 6 作・絵: エドワード・アーディゾーニ
訳: なかがわ ちひろ

出版社: 福音館書店
 チムシリーズは、一冊では語ってはいけないらしい。シリーズ物の困りごとだ。もう少し配慮が欲しい、すぐに仲間に入れるね。
 冒険好きの子どもにとってはワクワクする内容だけれど、読む側の大人にとってみると「ちょっと過ぎるかなー…」と不安を覚える。ことが家族の問題に触れるとなると、どう準備していいやら。
 人との出会いと別れの連続。優しい人、杓子定規な人、身勝手な人、おっかないけど、命を知っている人等々、一冊の絵本の中で、人生とはこんなもの?いとも簡単に家族と再会できるなんて、よかったねとは正直答えられない。
 子どもが想像する以上に、アンディゾーニさんは創造してしまったように感じる。後からついてくるものが、あまりにも大きくてね。感謝。
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自信を持っておすすめしたい おやのせなか  投稿日:2015/02/11
とうちゃんはかんばんや
とうちゃんはかんばんや 作: 平田 昌広
絵: 野村 たかあき

出版社: 教育画劇
 親の背中を見て育つ子は、いいなあ。
町といっしょに大きく育って、育てられて。
町の職人のくらしは楽じゃないけれど、
そんなこと育つ子見てたらすっとんでくくらい、
おじさんには嬉しくて、泣けるお話。
 野村たかあきの木版画がいい。
そして平田昌広の、無垢な子ども目線の文が
素直でいい、脱帽。
 親の職業が会社員じゃわからないか、
なんて心配せずに、世のお父さんに読んでもらいたい。
感謝、感謝。
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自信を持っておすすめしたい みーんなで「読める」えほん  投稿日:2015/02/11
だれのじてんしゃ
だれのじてんしゃ 作・絵: 高畠 純
出版社: フレーベル館
 こんなに楽しい仕掛けえほん作ったのは、だーれ?
ページの中の、だれの自転車かを想像するだけなのに
えほんの作り手と読み手が相互リレーできちゃって
自転車の持ち主はどんどんペダルをこいで行って
次の自転車だれかさんにバトンを渡して・・・。
 読み聞かせを通り越し、みんなでゼスチャーゲーム。
あーだこーだと、ワイワイがやがや
いつの間にか「先を読む」楽しいえほんに早変わり。
一度読んだら覚えちゃう?なんて心配のあなた。
読んだ人は読んでない人に勧めて、自分でニタニタしながら
二度目の楽しみを見つけていますよ。
三度目は自分で自転車に乗って、えほんのまねごと。
 楽しさがどんどんふくらむえほん。
単純だけれど、みんなで「読める」えほんです。
感謝
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